【砂・土・泥】全日本モトクロスコースの土質の違いがこんなに影響する!?

土質の違いがレース結果に影響?!

みなさん、こんにちは
全日本モトクロス選手権 Honda PRブース担当です。

モトクロスの会場を転戦するようになってから、気にするようになったことが一つあります。

それは「土質」です。

以前、ご紹介したテントの洗浄風景でも言いましたが、テントにつく泥が落ちやすい土、落ちにくい土、、、、
そんな事からも、意識してしまう「土質」ですが、もちろんレースの結果にも大きく影響いたします。

全日本モトクロス選手権が開催されたコースの土質を表にしてみました。

こちらを踏まえて、全日本モトクロス選手権開催コースの紹介をしていきたいと思います。

日本一のコース幅を誇るハイスピードコース HSR九州

HSR九州モトクロスコースは、Hondaの熊本製作所の敷地内にあるコースで、
平日はテストコース、休日は一般開放されています。

日本一のコース幅と長いストレートが特徴のハイスピードコースです。

HSR九州の土は元々、阿蘇山の火山灰の黒土でした。
この土は雨が降るととにかく滑る!昔のHSR九州を知る人からは
「雨が降ったら地獄、帰ってこれない」と言われた事があります。

大規模なコース改修と、川砂を大量に投入した事もあり、
今は火山灰と川砂のハイブリッドコースとなりました。

道幅もあり、スピードも速いのでジャンプも豪快!

しかし、雨が降り、、、グリップする表面の層が無くなると
一気にツルツル滑る層が出てきて、一気に滑るようになります。
この一気に滑る感じは、地元で走りこんでいるライダーでないとわからないようで
マディ(泥)コンディションの時は、地元、九州のライダーが強さを発揮します。

コース後半は砂が多くなる為、前半と違う路面になります。 砂が多いので排水性は高い。

世界的に稀な硬質路面、ラムソンジャンプがある世羅グリーンパーク弘楽園

世羅グリーンパーク弘楽園は広島県の中央部にある、モトクロスコースです。
観客席の目の前を豪快に飛ぶ22mジャンプ、通称「ラムソンジャンプ」がコースの名物です。

これがラムソンジャンプ、奥に見える柵が観客席。 観客席の目の前をバイクが飛んで行きます。

ドライ路面の時はとにかく、カチカチ!

ここの土は、赤土で乾くと非常に硬く締まります。
あまりに硬いので、アスファルトの様にタイヤの跡(ブラックマーク)が付く事も!

世界的に見ても、ここまで硬い路面のモトクロスコースは珍しいそうです

河川敷のタイトなコース オフロードヴィレッジ

高低差が少なく、折り返しで往復するコースレイアウトなので、 こんな風にコース端まで見えます。

入間川と荒川の合流地点にある、河川敷のオフロードコース、オフロードヴィレッジ
河川敷という事もあり、高低差が少なく、タイトなターンが多いコースとなります。

ここの路面はなんといっても「関東ローム層」の火山灰由来の赤土、
雨が降るとヌルヌルと滑る為、ドライコンディションとマディ(泥)コンディションの差が激しいコースです。
前述のHSR九州とは火山灰土という事もあり、マディコンディション時の滑り方が似ているので
九州出身ライダーで、オフロードヴィレッジが得意というライダーは多いです。

粘土質のスポーツランドSUGOは、雨になると、、、

スポーツランドSUGOは、日本最大級のモトクロスコースで、「大坂」と呼ばれる長い登り坂や、
急な下り、ヨーロピアンセクションと呼ばれる平坦な連続コーナーなど、様々なレイアウトが
まじりあうコースです。

大坂を豪快に登るライダーはかっこいいです!

こちらの土は、粘土質、雨が降るとねちゃねちゃと食いつきます。
雨が降り続いている時は、単純にツルツル滑るだけなのですが、、、、

乾き始めると、粘土質の泥が色々と悪さをし始めます。

SUGOと言えばワダチ

IB-OPENの選手ですら、走るのがやっとのコンディション

SUGOの土は、雨が降るとすぐにワダチが出来やすいので、
ご覧の様に、走行ラインが決まってしまいます。
当然、抜かしづらくなりますので、マディコンディションの時はスタートの順位が
とても重要になります。

更に、乾き始めると、泥が付着し始めます、、、、

もう、どこの誰かわかりませんよね、、、

他のコースもそうなのですが、雨が降っている時よりも雨が止んで路面が乾いてきた時に
問題となるのが、泥の付着です。

SUGOの泥は特にくっつきやすく、最大で20kgも泥が車体やブーツ、ウエアーに張り付きます。

ラジエターにも詰まりますので、オーバーヒートの可能性も高まりますが、なんといっても、
グラム単位で軽量化をすすめているレーシングマシンで、20㎏重くなるという事は、
操作性に非常に深刻な影響を与えます。
ライダーもただでさえ疲れるマディ路面を走る上に、バイクがめちゃくちゃ重くなるので
ものすごく体力を消耗します。

モトクロスレースを観戦する上で、レース当日は雨が降らないに越したことはありませんが、
前日雨で、乾きかけの時はライダーの得意、不得意がはっきり出るので、そこも見どころです。
(今回のSUGO大会は、金曜日土砂降りで、土曜日は写真の様な地獄のコンディションになりました)

全日本唯一のサンドコース 名阪スポーツランド

今年開催されるコースで唯一のサンド(山砂)コース、名阪スポーツランド
名阪国道の小倉インターから約4分と、近畿、中部圏からアクセスのよいコースです。

ここの特徴は何といっても、サンド路面
サンド路面はパワーが伝わりにくく、空転が多くなります
高低差も大きいコースなので、エンジンパワーとそれを伝えるテクニックが非常に重要になります。

ふわふわとした砂の上を走るので、まっすぐ走るだけでも大変です
(砂浜の海岸を自転車で走ろうとしてもできませんよね?)

巨大な砂場の中を走るイメージでしょうか?!

ヨーロッパのコースはサンドコースが多く、サンド路面をうまく走れるライダーは
土の上も速く走れるといわれています。

いかがでしたか?

全日本モトクロスを観戦する上で、選手の成績にも大きく影響を及ぼす「土質」
散水や、雨による路面の変化が、ドラマを生むこともあります。

みなさんも全日本モトクロスをご覧になる際に「昨日は雨だったから、今日は乾きかけのヘビーマディか」とか
「散水が多めだったから、最初は滑りやすいぞ」なんて、予想しながら観戦するのも
楽しいかもしれませんね!

これからも、全日本モトクロスの面白い観戦方法を提案していきますので
これからもHonda GO バイクラボをお楽しみに!

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