バイクを楽しむうえで車体と同じくらい重要なのがライダーの身を包むジャケットやヘルメット、シューズなどバイク専用のアパレルアイテムです。
最近ではバイクに対応したスペックがありつつ、ジャンルも様々なウエアがあり、車体と同じくらいこだわることができるようになっています。

今回は2024年のモーターサイクルショーのホンダブースで展示される注目のアパレルを紹介していきます。
気になった方は是非会場で実物を見てみてください！

ヘルメット

EX-ZERO REBEL

SHOEIの人気モデルEX-ZEROはクラシカルなオフロードスタイルを取り入れたネオクラシックヘルメット。
オフロードはもちろん、カジュアルなバイクとも相性が良く、レブルのようなストリート要素の強いバイクとも相性の良いヘルメットとなっています。

そんなEX-ZEROに、レブルグラフィックのHondaオリジナルカラーが登場！
ストリートアートのような字体で全体が彩られ、普通のEX-ZEROとは全く違ったストリート仕様に変わっています。
クラシカルな造形がここではストリート要素に化けているため、バイクとの合わせ方によってはこのヘルメットだけで大きく雰囲気を変えることができるアイテムです。

CJ-3シールドを標準装着しており、メガネやサングラスとも併用が可能。

インナーシールドのため使わない場合は収納しておくことができます。
シールドのみでゴーグル無し、シールドを収納してゴーグルありでも使えるヘルメットなので、暑い時期のツーリングにもピッタリです。

迫力のグラフィックなので、是非会場にて実物を見てみてください！

ラパイドネオ Honda smart graphic

アライのラパイドネオはビンテージヘルメットのようなレトロな雰囲気を感じさせながら、中身はライダーを守るための最新技術を取り入れたヘルメット。
頭頂部にベンチレーションシステムが出ていない丸い形状と、顎部分の角があるデザインなど、わかる人にはわかる渋さが込められています。

今回そんなラパイドネオにHondaオリジナルカラーが登場！
カラーは落ち着いたトーンなので、比較的幅広いバイクと相性の良いデザインです。
一番合うのはGB350あたりのクラシックネイキッド。

抜けすぎていない、大人なスタイルに仕上がるので、年齢関わらず使いやすいヘルメットだと思います。
CBシリーズとも相性が良さそう……。

衝撃をかわしやすい形状でJIS規格だけでなく、レーシングヘルメットなどでよく聞くスネル規格も取得しています。
実はベンチレーションも目立たせず内部に搭載されているため、夏の時期の使用も現実的にできるヘルメットです。

こちらも実物が会場に展示されており、発売は4月中旬頃〜を予定しています。

Daxヘルメット

125ccクラスで人気のダックス125は休日をライダー1人ではなく、家族や友人と一緒にバイクを楽しむことでより充実したバイクライフを送ることを目指したバイクです。
そんなダックスのコンセプトに沿ったオリジナルグラフィックのジェットヘルメットが登場しました。

額部分にはダックスフンドをモチーフにしたグラフィック、背面にはダックス125のロゴがプリントされており、カラーはダックスのカラーリングと同様にGRAY/BLACK、RED/BLACKをはじめ、ダックス以外でも使いやすいシンプルなBLACK/BLACKもラインナップ。

モーターサイクルショー会場では新色のBLUE/BLACKを展示！

他カラーは発売中ですが、BLUE/BLACKの発売は6月下旬頃〜の予定です。

カップルで合わせてもかわいいし、タンデム用に奥さんとおそろい、ダックス友達と合わせたり、ダックスには乗ってないけどこういう雰囲気が好きなライダーなど、シンプルなデザインなので幅広い方におすすめできるヘルメットに仕上がっています。

ライディングジャケット

ライディングパーカー

バイク用の服は基本ジャケットのイメージが強いですが、最近では見た目はカジュアルなパーカーで、中身はライディングに対応したプロテクションが搭載されているウエアも出てきています。

ライディングパーカーはよりカジュアルに、より気軽にバイクに乗ることができ、そのライトさで着れてしっかりプロテクションもしてくれるという優れもの。
肘、肩、背中にプロテクションを標準装備し、オプションで胸部プロテクターも取り付けることができます。

プロテクション以外にも細かいところでバイクを考えた設計がされていて、袖部分はグローブを付けた際の袖のズレ上がりを防止するため、指を通してグローブを装着できるサムホールを用意。

ツーリングなどで小物や貴重品類を収納しておきたいポケットには、ライディング中落下の心配のないようファスナーが装着されています。
カジュアルなパーカースタイルでもライディングに必要な機能がしっかり備わったパーカーなので、ライディングジャケットじゃなくてもっと普通の格好でバイクに乗りたい！という方におすすめです！

プロテクトライディングメッシュパーカー

こちらはパーカーではなくアウトドアシーンのイメージが強いメッシュパーカーにプロテクションを装備したライディングウエア。
街中からアウトドアまで使えるカジュアルなデザインで、肘、肩、背中にプロテクションを標準装備。
オプションで胸部にもプロテクションを追加することができます。

走行中にバタつく裾にはドローコードを装備することで、バタつかないベストなサイズに調整することができます。
もう一つバタつきが気になるフードにはドローコードが付いており、フード丸ごと取り外しも可能。

パーカーは完全なカジュアルファッションでしたが、そこよりは少しだけカチッと見えて、でもカジュアルさもあるウエアなので、毎日のバイク移動から春夏のツーリングまでサポートしてくれます。

ライディングシューズ

ドライマスターフィットフープシューズ

バイクで使う靴は革靴のブーツなどが一般的ですが、スニーカーレベルでカジュアルなのにバイクで使えるライディングシューズというのも出てきました。
ドライマスターフィットフープシューズは一見普通のスニーカーですが、アッパー部分の素材はTAICHIオリジナルの防水・透湿素材「ドライマスター」を採用することで、外からの水は弾き、中のムレは外に逃がすことでライディングに対応し、長時間でも内部環境を快適に保つことができます。

跡がつきやすいシフトペダル操作部にはラバーのシフトガードを配置し、かかと部分にはヒールガードを内蔵することでプロテクション性を向上させています。
また靴紐ではなくダイヤルを回すだけで締め付けができるBOAシステムを採用することで、スムーズで簡単に着脱することができます。

ライディングブーツほどゴツさはなく、しっかりハイカットスニーカーレベルで履きやすいので、バイク用の靴をまだ使ったことがない方、ブーツよりも気軽に履けるライディングシューズをお探しの方は是非会場で実物を見てみてください。
販売は4月下旬頃～予定となります！

ドライマスターフィットフープシューズ

先程のドライマスターフィットフープシューズとベースは同じですが、こちらは表皮に合成皮革Clarino®を使用したモデル。
耐久性に優れ、水に強く、メンテナンスも容易なクラリーノレザーは一般的な天然皮革よりも扱いやすく、より上質な素材のため、お値段は多少張りますが普通の靴とは一味違った高級感を持っています。

とはいえブランド物のレザーブーツよりも全然安いので、安いライディングシューズではなく、目を引くような高級感があってライディングに対応したスペックのシューズを求めている方、小綺麗なライディングスタイルで乗りたい方などにおすすめです。
こちらもモーターサイクルショーに展示されており、発売は4月下旬頃～予定となっております。

カブ主にはたまらないキーホルダーも！

かぶ×カブキーホルダー

スーパーカブシリーズは50ccから125ccまで様々なカブシリーズがあり、登場から現在まで多くの方に愛され続けているモデルです。
そんなスーパーカブと野菜のかぶをかけ合わせたキーホルダーがこちら。

ラバー素材のためバイクのキーに合わせて使っても車体を傷つけにくく、ラバー独特の可愛らしいタッチがまたいい雰囲気となっています。
街中でつけている人を見かけたら「え、これ『カブ』と『かぶ』じゃん！」と思わず話しかけてしまいたくなるような親しみやすさはスーパーカブ譲りかもしれません。

スーパーカブに乗っている方に関わらず、ライダーじゃなくてもこのデザインに惚れた方はぜひ何かの鍵と一緒に使ってみてください！
発売は4月下旬〜予定となっています。

会場に実物を見に行こう！

モーターサイクルショー2024のホンダブースでは今回紹介したものを初め、様々なバイクとバイクウエアなどが展示されています。
特にウエアはホンダ車と抜群に相性の良いアイテムや、カジュアルだけどバイクのことをしっかり考えられたウエアがあるため、写真よりも実物を見て頂きたいです。

バイク好きじゃなくてもバイクに興味があれば楽しめるブースになっているので、気になった方は是非会場に実物を見に行ってみてください！