2024年10月に新しく発売された『GB350 C』についに乗る機会を得ました!
そして今から私(北岡)はGB350 Cを全力で絶賛します。みなさまお気をつけくださいませ!?
控えめに言って『最高』だとしか思えない……
2021年4月に販売開始となったレトロスタイルの空冷単気筒ロードスポーツ『GB350』シリーズが車検のある350ccという排気量にも関わらず、一躍大人気モデルとなったのはみなさまもご存じのことだと思います。
空冷単気筒ならではのテイスティな走りやサウンド、エンジンの鼓動感。どれをとっても文句なし……今日の人気もうなづけるというものです。
しかしっ!
そんなGB350シリーズに、クラシック好きライダーのハートを直撃するバイクがリリースされてしまいました……GB350 Cです。そして、そのバイクについに乗る機会を得ました。歓喜!
というのも……これを書かせていただいている私(北岡)はバイク人生のスタートがHonda 250ccクルーザーだったこともあり、GB350 Cのようなスタイルのバイクが大好きなのです。
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そして、ついに!
GB350 Cに乗れる機会がやってきたのです!
GB350 Cが気になる人で『スタイルはいいけど乗ったらどうなの?』と思っているみなさま……これよりその感想をお届けさせていただきます。あらかじめ言っておきますが、ここから先は『ベタ褒め』ですのでご注意ください。
率直に言わせて頂きます。……最高のバイクだ!
10年どころか20年後だって色褪せない
まず何よりも言いたいのが『これが現代の最新バイク』だということ。
フロントフォークを覆うフォークカバーに前後のディープフェンダー、車体後方へやさしくスラントしていく丸みを帯びたデザインの燃料タンク、質感の高いセパレートのシート……挙げればキリがないというか『おおむね全部』が美しい……既存モデルのGB350シリーズと共通のはずの前後ホイールやチェーンカバーまで「専用設計なのでは?」と見えてしまうほどです。
そして!
その中核となる空冷の350cc単気筒エンジン。
これがまた、より一層引き立っているんです。空冷エンジンの場合、直立エンジンのほうが風が当たりやすく冷却効果にメリットがありますが……空冷ならではの冷却フィンに加えて、シリンダーが直立しているところも味わいポイントのひとつ。
また水平を基調としたマフラーも……
美しいことこの上ない。スタイルにおいてはもう何から何まで完璧。もしこのバイクが自分の愛車だったとしたら……10年どころか20年経っても変わらぬ愛情を注いている自分が容易に想像できます。
でも、ここでちょっと『気になること』がある人もいるはず……それは排気サウンドの変化について、です。
GB350 Cはマフラーの形状をスタイルに合わせて変更したことで、マフラー内部の構造も変化しています。それによってスタンダードのGB350シリーズが奏でる『はじけるような単気筒サウンド』が変わってしまったのではないか? と気になる方もいるはず…
サウンドと鼓動感、走りの味わいについて、この後に続く【中編】にて「本当に私が率直に感じたこと」としてお伝えさせていただきます。
【文/北岡博樹(外部ライター)】