愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して、近場のツーリングや日帰り走行でも楽しめるツーリングスポットを47都道府県別に紹介する連載企画。今回は「北海道」のオススメスポットをご紹介します！
ライダー憧れの地「北海道」をバイクで巡るのにおすすめのスポットは？
一人でも気軽に走り出せるバイクは、通勤や買い物などの街乗りや近場のショートツーリングはもちろん、その機動力を活かしてグッと距離を伸ばしたロングツーリングまで、様々な楽しみ方ができるのも魅力です。
しかし、せっかくの休日だからどこか遠くへ走りに行きたい気持ちはありつつも、時間や予算の都合なども鑑みると、あまり遠くまで距離を伸ばせないケースもあると思います。
そこでこの企画では、バイクで走って気持ちいい道や、おすすめ景勝地などを47都道府県別にピックアップして、日帰りや近場で楽しめる“おらが県”のショートツーリングスポットをご紹介！
今回は「北海道」内で楽しめる、バイクで行きたい厳選スポットを5つピックアップしてみましたので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね！
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【走りどころ】全長約28.1kmの直線道路！どこまでも果てしなく続く『天に続く道（斜里町）』
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北海道は市街地を離れると、道内の至る所にバイクで走って気持ちいい道が点在しますが、その中でも特におすすめなコースが道東の斜里町にある「天に続く道」です。
どこまでも果てしなく続く直線道路になっているこの道は、斜里郡斜里町と小清水町を結ぶ国道244号から334号の総称で、その全てを結んだ全長はなんと約28.1kmもあるロングストレートになっています。
北海道には富良野にある「ジェットコースターの路」や、中標津町の「ミルクロード」など、どこまでもまっすぐ伸びる爽快ルートがたくさんありますが、この「天に続く道」は総延長のストレートの距離が日本最大規模を誇ります。
世界自然遺産にも登録されている知床エリアもほど近く、道の途中には駐車場や展望台も設けられているため、バイクを停めてじっくりと絶景を楽しめるのも魅力。北海道の東側に位置する道東エリアをツーリングする際には是非走ってみてくださいね。
所在地：北海道斜里郡 国道244号 国道344号
通行料：無料
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【立ち寄りスポット】この橋が見れたらラッキー⁉︎ 夏秋は湖底に沈んでしまう幻のアーチ橋「タウシュベツ橋梁」
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北海道の中心部である道央に位置する上士幌町には「幻の橋」と呼ばれるコンクリートアーチ橋の「士幌線タウシュベツ川橋梁跡」があります。
まるで古代ローマ時代の水道橋を思わせるこの高架橋は、かつての国鉄士幌線で使われていた旧鉄道橋で、1987年に国鉄が民営化される直前に廃止されましたが、歴史を伝える近代産業遺産として現在でも観光用に残されています。
この橋が“幻の橋”と言われている所以は、この橋がある糠平湖の水かさが増える6月頃から徐々に湖面に沈み始め、8月頃には湖底に沈没してしまうために、冬季から春先にかけての数ヶ月間しかその姿を現さないためです。
水かさが減る1月頃から湖面に再び姿を現し始めますが、周囲は凍結しているため、バイクツーリングで見られるのは春先の5月〜6月初旬頃のみ。タイミングが重要です。
この橋をバイクで見に行くには、国道273号沿いの展望台から眺めるか、「道の駅かみしほろ」で許可を得て林道ゲートの通行鍵を借りて見学する必要がありますが、北海道の道央をバイクで走るなら是非訪れてみたい場所のひとつです。
所在地：北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
入場料：見学は無料（協力金として1人1,000円を徴収）
林道ゲート通行鍵の貸出期間：2024年4月下旬〜10月末日
タウシュベツ川橋梁観光 予約ページ：https://kamishihoro.info/key/index.php
【温泉】運か良ければ白鳥に出会えるかも⁉︎ 日本最大のカルデラ湖を臨む無料の露天風呂「屈斜路湖砂湯・コタンの湯」
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北海道最大の湖である屈斜路湖の南部に位置する場所に、砂湯に沸く天然の露天風呂「屈斜路湖砂湯・コタンの湯」があります。
弟子屈の秘湯ともいわれるこの砂湯は、広々とした屈斜路湖に面した石造りの湯船になっていて、入浴はなんと無料！ 温質は肌の保湿に有効な成分と言われているメタケイ酸が多く含まれているので疲労回復にもおすすめです。
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無人の露天風呂ですが24時間いつでも入浴することができ、地元の方の清掃も行き届いるのでとても綺麗な砂湯になっています。男女別々の簡易的な脱衣場も設けられているので安心して利用できます。
タイミングが良ければ屈斜路湖で羽を休める白鳥と出会うこともあるので、道東や道央のツーリングの際には是非バイクで訪れてみてください。
所在地：北海道川上郡弟子屈町屈斜路古丹
入浴料：無料
【ビュースポット】日本三大夜景のひとつにも数えられる北海道屈指の絶景「函館の夜景」
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北海道の南部、渡島半島の東側に位置する函館市は、日本三大夜景や世界三大夜景に数えられる「函館山からの夜景」が見事です。
“100万ドルの夜景”とも称されるこの夜景は、形状的に渡島半島の全体の広い範囲を写したものと勘違いしている人も多いですが、函館市内の函館山山頂から市街の一部の夜景を写したもの。北海道の広大さが分かる一生に一度は見ておきたい素晴らしい景色が広がります。
北海道ツーリングのラストは函館山からのこの夜景を写真におさめて、記憶にも記録にも残る旅の思い出を深めてみてはいかがでしょうか。
所在地：北海道函館市函館山
【御当地グルメ】北海道に来たらこれを食べずに帰れない⁉︎「勝手丼（海鮮丼）」
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北海道に訪れたら必ず味わいたいのが、マグロやエビ、ホタテにサーモン、イクラなどの新鮮な海の幸ですよね。
現地で獲れたての魚介類が、白米の上から溢れんばかりにのった海鮮丼は、北海道の釧路エリアでは「勝手丼（かってどん）」の名称で親しまれています。
“勝手丼”はその名の通り、ご飯を盛り付けたどんぶりに自分の好きなネタを好き“勝手”に乗せられる海鮮丼。“釧路の台所”と呼ばれる和商市場では、丼のご飯を購入して好きな魚介類を自分で選んでトッピングを楽しむ海鮮丼を頂けるので超おすすめです！
所在地：北海道釧路市黒金町13丁目25
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いかがでしたか？
日本の47都道府県にはその地域ならではの魅力がありますが、自分の住んでいるエリア付近にも、バイクで走って気持ちいい道や歴史情緒溢れる史跡が実は結構たくさんあるんです。
もちろん、これらは他県に在住のライダーにもおすすめできるツーリングスポットなので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね！
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【文：岩瀬孝昌（外部ライター）】
