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四国『愛媛県』をバイクで走るのにおすすめのツーリングスポットは? 日帰りで楽しむならコレが鉄板!【バイクで行きたい47都道府県別おすすめスポット/愛媛県 編】

愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して、近場のツーリングや日帰り走行でも楽しめるツーリングスポットを47都道府県別に紹介する連載企画。

今回は「愛媛県」のおすすめスポットをご紹介します!

ミカンだけじゃない! 愛媛県のツーリングを楽しむならココがおすすめ!

一人でも気軽に走り出せるバイクは、通勤や買い物などの街乗りや近場のショートツーリングはもちろん、その機動力を活かしてグッと距離を伸ばしたロングツーリングまで、様々な楽しみ方ができるのも魅力です。

しかし、せっかくの休日だからどこか遠くへ走りに行きたい気持ちはありつつも、時間や予算の都合なども鑑みると、あまり遠くまで距離を伸ばせないケースもあると思います。

そこでこの企画では、バイクで走って気持ちいい道や、おすすめ景勝地などを47都道府県別にピックアップして、日帰りや近場で楽しめる“おらが県”のショートツーリングスポットをご紹介!

今回は「愛媛県」内で楽しめる、バイクで行きたい厳選スポットを5つピックアップしてみましたので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!

【走りどころ】標高は1,980m越え!西日本最高峰の爽快ルート「石鎚スカイライン」

出典:久万高原町観光協会

愛媛県上浮穴郡に位置する「石鎚山(いしづちさん)」は、標高が1,982mもある四国では最高峰の高さを誇る山です。

日本百名山のひとつにもなっている石鎚山には、全長約18kmのワインディングが続く「石鎚スカイライン」があり、面河渓入り口の関門から土小屋遙拝殿のある土小屋まで、標高差約850mを一気に駆け上がる絶景のツーリングルートになっています。

県道12号の一部区間となっているこの石鎚スカイラインは、ストレートの道が少なく大小様々なコーナーが連続するテクニカルなワインディングロードになっていますので、ライディングを思う存分楽しみたいライダーに特におすすめの道です。

所在地:愛媛県 県道12号
通行料:無料(夜間通行止め)
冬季閉鎖:12月1日〜3月31日まで
※時間雨量40mm若しくは連続雨量200mmの降雨が観測された場合は通行止めになる場合があります

【ビュースポット】四国の最西端まで伸びた絶景の岬「佐田岬&メロディーライン」

出典:amanaimages

四国・愛媛県の西端に位置する「佐田岬半島」はおすすめのビュースポットです。

半島と言うよりは、柱のように突き出た細長い島といった地形で、バイクも走りやすい爽快な場所になっています。

出典:Photolibrary

また、佐田岬の最西端まで向かう国道197号の道中には「佐田岬メロディーライン」があり、アスファルトの舗装に特殊な溝を掘ることによって、クルマのタイヤ走行音でメロディーを奏でる仕組みになっています。

残念ながら二輪のバイクでは構造的に路面からのメロディーを直接聞くことはできませんが、クルマと一緒に走ったり、クルマが近くを通ると聴こえる場合もあります。

ちなみに、流れる曲は柑橘王国の愛媛県らしい「みかんの花咲く丘」が聴こえるそうです。

所在地:愛媛県正野 佐多岬

【立ち寄りポット】“東洋のマチュピチュ”とも称される鉱山跡地「東平(旧別子銅山東平地区)

出典:Photolibrary

愛媛県の新居浜市立川町に位置する場所に、遺跡ファンなら一度は訪れてみたい「東平(とうなる)旧別子銅山」があります。

古代の要塞都市のようなこの場所は、明治時代後期に鉱山発掘で栄えた産業遺産群。別子銅山の閉山した後も、石垣やレンガで造られた建物跡が今に残されています。

出典:Photolibrary

この東平エリアは、標高が約750mと高い場所に位置し、その古代遺跡のような見た目から、南米ペルーのインカ帝国遺跡に準えて“東洋のマチュピチュ”とも言われています。

現在は、別子銅山の鉱山施設跡などを利用したテーマパーク「マイントピア別子」が管轄する観光施設のひとつとして自由に見学できるようになっていますので、バイクで日本のマチュピチュへ訪れてみてはいかがでしょうか。

所在地:愛媛県新居浜市立川町654
※マイントピア別子は冬季通行止めに伴い2023年12月4日~2024年2月末まで休業されています

【温泉&足湯】日本書記にも登場する日本最古の温泉として名高い「道後温泉」

出典:Photolibrary

四国・愛媛県を代表する温泉地といえば、日本三大古湯のひとつである「道後温泉」は外せません。

日本最古の温泉とも言われる道後温泉は「日本書紀」や「万葉集」などにも記載が残るほど古くから存在し、夏目漱石の小説・坊っちゃんの舞台にもなるなど、様々な著名人から愛されてきました。

出典:松山観光コンベンション協会

道後温泉の特徴は、無色透明の優しい湯と言われ、湯治や美容にも良いことから観光客だけでなく多くの地元住民も訪れます。

メインとなるのは「道後温泉本館」ですが、他にも「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」や「道後温泉 椿の湯」など複数の外湯をハシゴできるのも魅力です。

出典:Photolibrary

また、道後商店街の入口には無料で楽しめる足湯「放生園の足湯」もあります。

道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにした「坊っちゃんカラクリ時計」や風情ある「赤い日本傘」の下で道後温泉の天然湯を楽しむことができ、観光客のコミュニケーションの場として人気のスポットになっています。

日帰りでも充分、道後温泉を満喫できますが、宿泊を兼ねたツーリングなら、湯上りの浴衣姿で湯カゴを手に風情ある街並み散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

所在地:愛媛県松山市
入浴料:大人460円(本館)

【御当地グルメ】あなたは炊き込み派?お刺身派?二つの味が楽しめる愛媛・松山の郷土料理「鯛めし」

出典:Photolibrary

愛媛県といえば“みかん”を連想される方も多いですが、実は「鯛めし」も御当地グルメのひとつ。

愛媛県にはエリアによって鯛めしが2種類存在すると言われ、一つは東予・中予地方で食べられる丸ごと一匹の鯛を土鍋や釜に入れて炊き込んだ「炊き込み鯛めし」と、もうひとつは鯛の刺身を特製のタレにつけ込み、薬味といっしょに混ぜた「海鮮丼鯛めし」があり、どちらも漁師料理が発端とされています。

特に刺身バージョンの鯛めしは、出汁をかけてお茶漬けとしていただくこともできるので、ツーリングで冷えた身体を温めたい場合はこちらがおすすめ。

愛媛・松山エリアではどちらの鯛めしも味わえるので、是非訪れてみてくださいね。

いかがでしたか?

日本の47都道府県にはその地域ならではの魅力がありますが、自分の住んでいるエリア付近にも、バイクで走って気持ちいい道や歴史情緒溢れる史跡が実は結構たくさんあるんです。

もちろん、これらは他県に在住のライダーにもおすすめできるツーリングスポットなので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!

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【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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