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バイクでフェリー乗船ノウハウ!初めての乗船でも満喫できる「さんふらわあ」での過ごし方

バイクでフェリーに乗船すると、目的地へ到着するまでの時間そのものが「旅の時間」になります。フェリーに乗船する事自体がバイクツーリング旅の一つの目的になるのです。
ですが初めて女性ライダーさんがフェリーに乗ってツーリングへ行こうと思うと、フェリーの「乗り方」や「過ごし方」、「持ち物」など疑問も生まれますよね。
今回は私が初めてバイクでフェリーに乗る前に知りたかった事を踏まえて、「さんふらわあ」の乗船の様子から過ごし方等をご紹介して行きます。女性一人でもフェリーで安心して快適に過ごせる様子を知って頂き、これから初めてバイクでフェリーに乗船しようと思っている方の参考になれば幸いです。

さんふらわあ ごーるど!バイクで乗船手続き〜乗船前の過ごし方

名古屋から九州ツーリングへ向けて出発します。今回ご紹介する往路の乗船区間は「神戸」から「大分」です。乗船するフェリーは「さんふらわあ ごーるど」。まずは神戸港フェリー乗り場へ向かいます。
フェリー予約時に登録しているメールに「乗船手続き時間の案内」が届くので事前に確認。メールには出港時間の60分前(繁忙期は90分前)には乗船手続きをして下さいとありますが、私はいつも出港の3時間前にはフェリー乗り場に到着しています。乗船時間が近づくと窓口が混雑するので早めに行って早めの乗船手続きがおすすめです。早めに到着してタイミングが良ければバイクの待機場所から「さんふらわあ」と愛車の写真が撮れますよ。

乗船手続きが始まるまでは待機場所で待つことが出来ます。テレビやお手洗いもありますし、乗船に関しての案内も館内の放送で流れるので安心です。

乗船手続き開始の案内が流れたら手続きへ窓口まで行きます。窓口ではバイクで乗船に関しての注意事項の説明を受けます。何か些細な事でも疑問点はここで質問すれば教えてくれますよ。


何時に自分のバイクを停めた待機場所に行きヘルメットを被って乗船待機していればいいかも確認しておきましょう。
窓口で乗船券と、バイク乗り限定のステッカーを頂きました。期間限定だそうですよ。


バイクで乗船待機をしている場所で、係の方が乗船券の確認をします。受け取った乗船券はすぐに出せる所にしまっておくといいですね。

いよいよバイクで乗船!

いよいよバイクでさんふらわあに乗船です。乗船時間になると「バイクの方、乗船準備して下さい」と案内があります。バイクは並んでいる順番に乗船します。係の方がバイク乗船時の動線上に何人も立っていて、通る場所へ誘導してくれるので迷うことはありません。どこを通ってどこにどの向きでバイクを停めるのかも教えてくれます。
バイクを固定する時も傷が付かないように充分に配慮してくれます。

出港するとバイクに戻ることはできません。必要な荷物は全て船内に持ち込みます。あらかじめ必要な荷物はすぐに運べるように準備しておきます。へルメットも船内に持ち込みますよ。バイク旅だと荷物が多くなりますよね。全て荷物を船内に持っていく必要はありませんが、バイクから残された荷物が落ちるなんて事は絶対にないようにしておきましょう。

「二輪車等にてご乗船のお客様へお願い」の案内の用紙には輪ゴムがついていてバイクに取り付けられるようになっています。乗船してバイクから離れる時も、この用紙はバイクに付けたままにしておきます。

さんふらわあ ごーるどは乗船入り口の大きな表示の下にエレベーターがあるので荷物を持って移動します。私はまずは、荷物を置く為にエレベーターで自分の部屋の階まで行きますよ。
私の場合はパソコンやカメラを船内に持ち込むので荷物が多くなります。シートバッグとリュックとヘルメットを持ち込みました。

まず総合案内所へ行こう

乗船時間を無駄なく使って、フェリーで過ごす時間を満喫したい。就寝時間までは船内での時間を楽しみましょう。それぞれの目的によって過ごし方に違いはありますが、今回は私が何度もフェリーでバイク旅をしてきた中で「これがいい!」という過ごし方を女性目線でご紹介します

荷物を置いたら早速部屋を出て、総合案内所へ向かいます。
総合案内所では船内で必要な情報が網羅できるのです。レストランやショップの営業時間、大浴場の混雑予想時間、入港時間や日の出時間、お天気をチェックしてみましょう。

特に大浴場やレストランの混雑時間がわかると、スケジュールを組みやすいですよね。船内の分からないことは総合案内所の方に聞くことができます。九州の立ち寄りスポットの紹介や、記念撮影できる場所もありますよ。

部屋タイプ

さんふらわあにはさまざまなお部屋のタイプがあります。プライベートな空間のお部屋も充実していて、女性でも安心して過ごす事ができます。特にバイクの場合は荷物も多くなるので個室がとても便利。女性の一人旅を応援してくれる女性専用の「レディースルーム」や、私がよく利用する個室タイプの「スタンダード シングル」もおすすめです。
個室でなくても「プライベートベッド」はしっかりプライベートの空間が確保できるようにデザインされています。いいですね。


そして一度は泊まってみたい「デラックス」。デラックスルームには専用のお風呂、トイレ、タオル、ミネラルウォーターや茶器セットの用意もあり高級ホテルのような空間です。専用のバルコニーには椅子とテーブルがあり、お部屋から外の景色を楽しめる特別感。


どのお部屋のタイプを選択してもさんふらわあで過ごす時間を楽しむ事ができますので、船内の過ごし方の希望や荷物の量、目的によってお部屋のタイプを変えてみてもいいですね。

展望デッキ

乗船してから出港までには時間があります。この時間をどう過ごすのか…。悩む所ですが、今回は展望デッキで出港を見ることにしました。神戸の夜景が綺麗です。

私が乗船してすぐ行く場所で多いのは大浴場です!荷物を置いて大浴場へ直行します。さんふらわあでは大浴場の窓から出港時の景色を見ることができるので、ゆっくり湯船につかりながら船が動き出す時間が好きなのです。ただ、展望デッキからの眺めも最高です。今回は天気も良く風も弱かったので展望デッキで過ごすには最高の条件が揃っていました。強風など、天候によっては展望デッキへ出られないこともあるので、天気の良い日は展望デッキへ出ても良いですね。展望デッキへ出るにはさんふらわあのスリッパでは出られません。自分の靴で行きますよ。

出港を知らせる銅鑼の音が聞こえると、いよいよさんふらわあが動き出します。この時間の夜景がとても美しい。段々と離れていく陸地を見ると旅の始まりを感じますね。

レストラン

続いてレストランへ行ってみます。自分達で持ち込んだ食事を船内で食べる事ももちろんできますが、さんふらわあのレストランは楽しみの一つ。私は必ず夕食はレストランを利用していますよ。バイキング形式でメニューの種類も豊富です。


季節によって限定メニューがあるので忘れずにチェックします。この時期は「さんふらわあ 秋の収穫祭」で秋の味覚を堪能できましたよ。名物のさんふらわあカレーもおすすめです。デザートの種類も豊富で、フルーツやケーキ、アイスまで用意されていて、最後ホットコーヒーと一緒に頂き大満足です。ホットコーヒーはテイクアウトして自分の部屋まで持って行くことができるが嬉しいですね。

ショップ

さんふらわあのショップでも限定グッズやお土産を購入する事ができますよ。さんふらわあの形の箱に入ったクッキーがかわいい!


さんふらわあのショップでは船の朱印「御船印」を購入することができますよ。さんふらわあ50周年記念の御船印もありました。購入時に乗船した日にちを記入してくれるので旅の記念になりますね。

いよいよバイクで下船!

フェリーの朝は早いです。入港までにしっかり荷物をまとめて下船の準備をしておきましょう。朝起きて、レストランで朝食を頂いたりお風呂に入っているとあっという間に入港時間になります。それまで残りのフェリーでの時間を楽しみたいですね。
下船の準備を予め済ませたら、天気が良ければ展望デッキへ行ってみます。日の出の時間にフェリーの上から見る景色は美しく、特別な時間ですね。段々陸地が見えてくると九州旅の始まりを実感します。

入港時間が近づくと下船に向けた案内が船内の放送で流れます。展望デッキだとこの案内放送が聞きづらい場合があるので、私は案内がある時間には船内にいるようにしていますよ。なお、聞き逃しても総合案内所で教えてくれるので心配はいりません。
車、バイク、徒歩によって下船する順番が違うのでしっかり案内を聞いておきましょう。早めに車両甲板への出入り口で待機しておくといいですね。可能なら、エレベーターは混雑するので階段を利用するとスムーズです。

自分のバイクに戻ると、すでにバイクを固定していたロープは外されて、すぐに出発できる状態になっています。自分の荷物を積載してヘルメットを被ってすぐに下船できるようにして待機しますよ。

下船も乗船時と同様、係の方がバイクの降りる順番や通る動線を案内してくれるので安心です。
いよいよ旅が始まるんだな、とワクワクする瞬間ですね。

初めてのバイクでのフェリー旅は、期待と不安が入り混じりますよね。でもフェリーで過ごす時間を体験すると、乗船時間そのものが「旅の時間」になるのです。バイクと一緒にさんふらわあに乗船して始まる九州旅の楽しさを、ぜひ皆さんと共有したいです。

さんふらわあをより知りたい方は、「カジュアルクルーズさんふらわあWebマガジン」をチェックしてみてくださいね。

【文:かなえ(外部ライター)】

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