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和歌山『400X』ツーリングの2日目は本州最南端へ! ってその前に立ち寄ったスポットがインパクト絶大なんだけど⁉【400Xと行く真冬の避寒ツーリング@和歌山③】

東京からはるばるやってきた和歌山県。一日目は昼ご飯を食べ損ねる等ちょっとしたアクシデントもありましたが、成果としては大満足。

二日目は目と鼻の先の本州最南端に向かいますが、その前にちょっと寄り道しちゃいます!

【前回のお話】

細い橋! デカい岩! 丸い地球!

避寒和歌山ツーリング2日目。
今日もよろしく『400X』!

まずは6時59分の日の出を串本町の名所「橋杭岩」で拝むため、早朝にホテルを出発。数分で道の駅橋杭岩に到着すると、一応晴れてはいるものの水平線には雲が。

ちょっと日の出は難しいかも……と思っていたところ、雲間から綺麗に陽が差してきて、朝から気持ちよくツーリングをスタートすることができました!

で、既に数キロで潮岬に行ける距離にいるのですが、思うところがあるのでちょっぴり寄り道、というか遠回りをして向かいます。

向かうのは橋杭岩から15分ほど内陸に移動した、古座川にかかる「明神の潜水橋」。全国でも珍しい潜水橋が残っているということで、これは見に行くしかない!

潜水橋とは、川の増水時に流木や水圧などにより橋が倒壊するの防ぐため、手すりなどは付けず高さが低く設計された橋で、増水時には水面下に隠れます。実際に辿り着いた明神の潜水橋は私が両腕を広げた程度の幅で、ご覧の通り柵はありません。

しかもこの橋、ちょっと怖いけど一応バイクで通行可能……。

ただしこちら、渡った先がなんとダートでした……

今回はアドベンチャーバイクの『400X』なので足場が悪くても問題ありませんでしたが、なんならこの橋、バイクで渡らなくてもいいかも(笑)
ここから400mほど走った「みんなの店」の駐車場が利用できるので、そちらから歩いて散策するのがオススメです。

さて、潜水橋に寄った後は近くにもうひとつ見ておきたい場所があるのでそちらに移動。

潜水橋から5分ほど走ると見えてくるのがコレ。

信じられます?

これ一枚の岩なんですって。
スケールがデカすぎて開いた口が塞がらない……。

高さ100mで幅は500m。
一枚の岩としては日本最大級の大きさと言われ、国の天然記念物に登録されています。

目の前の道の駅「一枚岩モノリス」に駐車して楽しむこともできますが、単純に通りかかるだけでも大自然の神秘が感じられますよ!

一枚岩の大きさに圧倒されたら、今度こそ本州最南端の潮岬を目指して串本町へ戻ります。

道中の国道371号線が良い感じのワインディングだったのでちょっぴりアグレッシブに『400X』の走りを楽しんでみたのですが、正直驚きました。

なにってこのバイク、めちゃくちゃパワフルでスポーティじゃないか⁉

なんとなく『400X』のポテンシャルの高さには気づきはじめていましたが、まさかこんなに楽しめるとは……。

ここまでは低中回転域で太いトルクを活かした走りを楽しんでいましたが、高回転まで引っ張ると想像以上にパワフルで、全く違った印象を受けます。19インチのフロントタイヤによる安定したコーナリングも、適度に楽しむ分には非常に安心感があります。

路面が冷えているので慎重に走ってはいましたが、暖かくなってからならもっと走りが充実するかもしれません!

その後は晴天の下、気持ちよく海沿いを流し、本州最南端に位置する「潮岬」に到着!

本州最南端の記念碑の前で記念に一枚。

……間違えた、これじゃない。

記念に一枚!

流石は最南端。

展望台から眺める水平線を遮るものが何もありません。

基本、私は自分の目で見たものを信じたいタイプですが、この水平線を見ていると「地球ってもしかしたら丸いのかもしれない」なんて思えるから不思議です。

……で、なぜ橋杭岩から直接ここへ訪れず、この時間に再び戻ってきたのかと言うと、これをゲットするためだ!

潮岬観光タワーの売店で売っている本州最南端到達の証であるステッカーです!

せっかくはるばる東京からやってきたなら、証のひとつくらい持って帰りたいですよね!

私と同じようにこういうのが好きな人、結構多いのではないでしょうか?

早朝だと売店が開いてないので、時間を潰していたというワケです。想像を遥かに超えた充実の時間潰しでしたけど(笑)

せっかく売店が開いているということで、冬なのにみかんソフトクリームも頂きました。だって寒くないし、和歌山。そしてシャーベット系かと思ったら、しっかりソフトクリームで大満足!

本州最南端というひとつの目標は達成したので、あとは三重県方面に海沿いを北上し、東京への帰路につきます。

ただその前に、昨日食べ損ねたから今日こそお昼ごはんはしっかり食べたい!

ということで次は、天然マグロで有名な紀伊勝浦を目指します!

To be continued……

【続きはこちらから!】

【文:石神邦比古(外部ライター)】

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