愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して走りに行きたい道やおすすめスポットなどを紹介する連載企画。
今回は真夏の暑さも吹き飛ばす西日本エリアのオススメ「鍾乳洞」をご紹介します！
アドベンチャー気分も味わえる真夏の涼スポットへ行こう！
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夏のツーリングで行きたいところと言えば、標高が高くて気温の低い山岳方面や、海風が心地よいシーサイドロード、緑鮮やかな避暑地などに行かれる方も多いと思いますが、バイクで走った後の暑さをクールダウンできる立ち寄りスポットとして『鍾乳洞』もオススメしたい場所のひとつです。
全国各地にある鍾乳洞の多くは、古来に起きた地震や火山の噴火、地殻変動などで自然にできた洞窟で、その中の気温は平均0℃〜15℃くらいと低く、年間を通して一定に保たれているので夏は涼しく冬は暖かい場所でもあります。
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鍾乳洞は真夏でも天然のエアコンのようにヒンヤリ冷たく、バイクで走った後に涼しめるのはもちろん、洞窟内を散策しながら地球の神秘を体感できるので、ちょっとしたアドベンチャー気分を味わえる場所でもあります。
そこで今回は、西日本エリアにあるオススメの「鍾乳洞」を5つに厳選してご紹介します！
【和歌山県】高さ50mの断崖絶壁に荒波によってできた海蝕洞窟「三段壁洞窟」
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和歌山県西牟婁郡に位置する「三段壁洞窟」は、高さ50～60mの断崖絶壁にできた全国的にも珍しい海食洞窟です。
地上の入り口からエレベーターで地底36mの世界へ降りることができ、波などにより削られてできた海食洞の中を散策できるようになっています。
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洞窟の内部では遊歩道も完備されており、潮の満潮時には目の前に押し寄せるダイナミックな波しぶきなどの天然のアトラクションも楽しめます。
所要時間はおよそ30分程度あれば洞内をゆっくり探索でき、近年に発見されたばかりの謎の岩「サドンロック」や、日本一大きな「弁才天」など、見所もたっぷりの自然洞窟になっています。
入場料：大人1,300円
営業時間：8:00～17:00
所在地：和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
問：0739-42-4495
【奈良県】年間を通して気温8℃！ 関西最大クラスの規模を誇る「面不動鍾乳洞」
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秘境として有名な奈良県天川村にあるオススメの鍾乳洞が「面不動鍾乳洞」です。
奈良県の特別天然記念物に指定され、関西エリアでは最大規模を誇るこの場所は、徒歩での散策に加えて、トロッコ列車に乗っての探検も可能で、テーマパークのアトラクションのようなスリル感が楽しめるのも魅力です。
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洞窟内の総延長は約280mあり、所要時間はおよそ30分程度。見どころの鍾乳石スポットは鮮やかにライトアップされています。
年間を通して8℃前後に保たれており、涼みながら冒険気分を満喫できます。
入場料：大人450円
営業時間：9:00～18:00
所在地：奈良県吉野郡天川村洞川
問：0747-64-0352
【岡山県】雄大な地底湖もあり！映画のロケ地としても使われた全長約450ｍの「満奇洞」
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岡山県新見市に位置する新見市には、自然が生み出した幻想的な美しさを楽しめる「満奇洞（まきどう）」があります。
岡山県の天然記念物にも指定されている満奇洞の全長は450m、最大幅は約25mもあり、江戸時代末期に狸狩りをしていた猟師に偶然発見された鍾乳洞と言われています。
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洞内は年間を通して気温が15℃前後に保たれており、大きなつらら石が豪快に落ちる様子から名づけられた「ナイアガラの滝」や、いかにも鬼が出て来そうな「鬼の居間」などの名前がつけられた見所がたくさんあります。
また、洞内の神秘的な美しさは、映画やドラマのロケ地としても使用され、ミステリー小説の映画版「八つ墓村」のシーンにも登場するなど、人気のスポットになっています。
入場料：大人1,000円
営業時間：8:00～17:00
所在地：岡山県新見市豊永赤馬2276-2
問：0867-74-3100
【山口県】秋吉台の地下約100mにある日本最大級の鍾乳洞「秋芳洞」
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山口県の美祢市秋芳町には、日本最大規模の大きさを誇る大鍾乳洞「秋芳洞（あきよしどう）」があります。
この秋芳洞の凄いところは、総延長が11.2km（国内2位）もあり、歩いて散策できる観光コースも約1kmの規模があるところです。
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洞窟内の温度は四季を通じて17℃で一定になっており、まるで時間が凍結したような不思議な自然の造形を楽しむことができます。
国内最大規模の鍾乳洞だけあって、所要時間はおよそ90分のロングコースになっていて、地底100mの世界をたっぷり楽しむことができます。
入場料：大人1,300円
営業時間：8:30～16:30
所在地：山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2
問：0837-62-0305
【福岡県】沢の中をジャブジャブ歩いて進む⁉︎ 冒険感満点の大洞窟「千仏鍾乳洞」
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福岡県北九州市に位置する「千仏鍾乳洞」は、カルスト台地として知られる平尾台にある九州エリア屈指の鍾乳洞です。
洞窟内は年間を通じて気温16℃に保たれていて、川の水温も14℃前後になっていますので、夏は快適な洞窟探検が楽しめます。
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洞窟内の歩いて散策できる全長は900mもあり、中間地点となる480m付近からは、川の水の中をジャブジャブ歩いて探索することになりますので、防水のライディングブーツがあると便利です。（入口でサンダルの無料貸出もあります）
ちなみに、900m地点より奥に行くこともできますが、照明がないので懐中電灯があるとより楽しめます。
入場料：大人900円
営業時間：9:00～17:00（土日祝は18:00まで）
所在地：福岡県北九州市小倉南区平尾台3-2-2-1
問：093-451-0368
いかがでしたか？
今回は西日本エリアで特にオススメな「鍾乳洞」を5つに絞ってご紹介しました。
気温も暑くなるこれからの季節は、涼しさと神秘体験が楽しめる「鍾乳洞」をツーリングの立ち寄りスポットとして選んでみてはいかかでしょうか？
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【文：岩瀬孝昌（外部ライター）】
