愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して、近場のツーリングや日帰り走行でも楽しめるツーリングスポットを47都道府県別に紹介する連載企画。
今回は「大分県」のオススメスポットをご紹介します!
大分県の日帰りツーリングコースならこんなルートはいかが?
一人でも気軽に走り出せるバイクは、通勤や買い物などの街乗りや近場のショートツーリングはもちろん、その機動力を活かしてグッと距離を伸ばしたロングツーリングまで、様々な楽しみ方ができるのも魅力です。
しかし、せっかくの休日だからどこか遠くへ走りに行きたい気持ちはありつつも、時間や予算の都合なども鑑みると、あまり遠くまで距離を伸ばせないケースもあると思います。
そこでこの企画では、バイクで走って気持ちいい道や、おすすめ景勝地などを47都道府県別にピックアップして、日帰りや近場で楽しめる“おらが県”のショートツーリングスポットをご紹介!
今回は「大分県」内で楽しめる、バイクで行きたい厳選スポットを5つピックアップしてみましたので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!
【走りどころ】大分県と熊本県を結ぶ代表ツーリングコース「やまなみハイウェイ」
九州エリアの人気ツーリングスポットの1位2位を争う定番ロードといえば「やまなみハイウェイ」でしょう。
大分県有数の温泉地「湯布院」からもアクセスしやすく、熊本県の阿蘇エリアとをつなぐ壮大な山岳道路です。
県道11号から続く総距離は約60kmにも及ぶロングルートです。
湯布院からスタートしてから約15kmは樹林帯に囲まれて走る峠道が続きます。
ゆるやかなカーブを黙々と走る道が続くクルージングロードですが、千町無田付近で景色が一変。360度を見渡せるダイナミックな高原道路になります。
飯田高原を抜けた大石原付近からは視界は一気に開け、緩やかなダウンヒルやロングストレートが出現。
やまなみハイウェイのハイライトとも言える城山展望所付近では「くじゅう連山」が眼前に広がります。
所在地:大分県くじゅう 県道11号
通行料:無料
【立ち寄りスポット】江戸時代の面影が残る大分県の観光スポット「豆田町の街並み」
大分県の日田市豆田町には、江戸時代の城下町を現代に残した観光ストリート「豆田町の街並み」があります。
西暦1601年頃にあった丸山城の城下町として栄えた場所で、風情ある当時の街並みを現代に残した観光用の商店街になっています。
この豆田町の街並みは、重要伝統的建造物群保存地区にも指定され、当時の商家や土蔵が多く残る古い町並みが大切に保存されており、国土交通省の「美しいまちなみ大賞」を受賞している場所でもあります。
「豆田御幸通り」と「豆田上町通り」の2つの大通りがあり、現在はお土産屋や飲食店など様々な店舗が軒を連ねる商店街になっていますので、大分ツーリングの立ち寄りどころとして是非訪れてみてください。
所在地:大分県日田市豆田町9
【ビュースポット】道の駅にある“東洋のナイアガラ”とも称される名瀑「原尻の滝」
大分県豊後大野市にある道の駅・原尻の滝には、“東洋のナイアガラ”と称されるほど美しい「原尻の滝」があります。
「日本の滝百選」にも選ばれている“原尻の滝”は、道の駅から歩いていける場所にあり、平野にあるため滝の付近まで気軽に立ち寄ることができます。
幅120m、高さ20mの大きさがある日本では珍しいアーチ状の大滝は、滝の周りを一周することもできるようになっていて、歩いて渡れる吊り橋「滝見橋」からは、雄大な滝を見下ろすこともできるようになっています。
ツーリングの休憩スポットとしてもおすすめなので、是非立ち寄ってみてください。
所在地:大分県豊後大野市緒方町原尻410
【景勝地】岩壁を削って造られた日本最大級の崖仏「熊野磨崖仏」
大分県の豊後高田市に位置する場所に、岩肌に日本最大級の崖仏が刻まれた「熊野磨崖仏」があります。
この熊野磨崖仏は平安時代の末期に作られたとされ、国の重要文化財にも指定されており、絶壁の右手には約6.7mの“大日如来”、左手には約8mの“不動明王”が描かれています。
この熊野磨崖仏を見に行くには、今熊野山胎蔵寺(いまくまのさんたいぞうじ)の脇にある急な山道を300mほど登る必要があります。“鬼が一晩で積んだ”と言い伝えられている険しい石段を登った先に磨崖仏が鎮座しています。
拝観料(大人500円)を案内所で支払うと「杖を持って行ってくださいね」と言われるほど険しい石段の急勾配になっていますので、ライディング装備で訪れる際には充分気をつけてくださいね。
営業時間:4月~10月 8時~17時、11月~3月 8時~16時30分
参拝料:大人500円
所在地:大分県豊後高田市田染平野2546-3
【御当地グルメ】刺身を甘辛い漬け汁につけて味わう大分の郷土料理「りゅうきゅう丼」
大分県の郷土料理には、アジやサバ、カンパチなどの刺身を甘辛いタレで漬けて頂く「りゅうきゅう丼」が有名です。
醤油や生姜などの入った漬け汁に浸し、ゴマやネギ、海苔などの薬味を入れて頂く丼料理で、出し汁を入れてお茶漬けとしても楽しめます。
ちなみに“りゅうきゅう”と言う名称の由来は、かつて大分県の漁師が船で沖縄県に渡り、その作り方を教わって地元の大分で広めたと言われる説と、ごま和えにする料理を「利休和え」と呼ぶことから派生したという説がありますが、現在の沖縄県でりゅうきゅう丼はあまり食されていませんので、後者の説が有力ではないかと言われています。
魚のお刺身が好きな方には特におすすめなので、大分ツーリングの際には是非味わってみて下さいね。
いかがでしたか?
日本の47都道府県にはその地域ならではの魅力がありますが、自分の住んでいるエリア付近にも、バイクで走って気持ちいい道や歴史情緒溢れる史跡が実は結構たくさんあるんです。
もちろん、これらは他県に在住のライダーにもおすすめできるツーリングスポットなので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!
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【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】