愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して、近場のツーリングや日帰り走行でも楽しめるツーリングスポットを47都道府県別に紹介する連載企画。

今回は「長崎県」周辺のオススメスポットをご紹介します！

県全体がまるで島のような形をした長崎県はバイクならではの機動力が活きる

一人でも気軽に走り出せるバイクは、通勤や買い物などの街乗りや近場のショートツーリングはもちろん、その機動力を活かしてグッと距離を伸ばしたロングツーリングまで、様々な楽しみ方ができるのも魅力です。

しかし、せっかくの休日だからどこか遠くへ走りに行きたい気持ちはありつつも、時間や予算の都合なども鑑みると、あまり遠くまで距離を伸ばせないケースもあると思います。

そこでこの企画では、バイクで走って気持ちいい道や、おすすめ景勝地などを47都道府県別にピックアップして、日帰りや近場で楽しめる“おらが県”のショートツーリングスポットをご紹介！

今回は「長崎県」内で楽しめる、バイクで行きたい厳選スポットを5つピックアップしてみましたので、是非、次のツーリングの参考にしてみてください！

【走りどころ】通称“ドラゴンロード”とも言われる長崎県内屈指のワインディング「雲仙千々石線（県道128号）」

出典：PIXTA

長崎県の南東部に位置し、雲仙市を通る県道128号線の「雲仙千々石線（うんぜんちぢわせん）」は、県内きってのワインディングが楽しめる道として地元ライダーからも人気のコースになっています。

雲仙千々石線は総延長9.2㎞ですが、長崎県の名湯・雲仙温泉への標高700mの山道を約15分ほどで登りきるルートにもなっています。

この雲仙千々石線の名物は、約２㎞区間に渡って続く4連続のヘアピンカーブで、まるで龍が空に向かってうねり登るような道であることから、別名“ドラゴンロード”とも呼ばれています。

タイトな区間もありますが、景色が開けた爽快な絶景ルートも拝めるので、ツーリングで長崎県の島原半島を訪れた際には是非走ってみてはいかがでしょうか。

所在地：長崎県雲仙市 県道128号
通行料：無料

【温泉】硫黄の香りが立ち込める長崎県を代表する名物・雲仙温泉の「雲仙地獄」

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雲仙市から雲仙千々石線を登った先にあるのが長崎県を代表する名湯「雲仙温泉」です。

雲仙温泉の名物は、ゴツゴツとした地獄のような景色を歩ける観光名所「地獄温泉」で、地底から吹き出す温泉の蒸気と熱気を浴びながら、硫黄の香りが立ち込める遊歩道を散策できるようになっています。

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地獄温泉内は、2016年秋にリニューアルされた遊歩道が整備されており、1週すると約60分ほどの地獄めぐりを楽しむことができます。

ライディングウェアを着たままでも楽しめる施設も揃っていて、足を置くと地熱や噴気を体感できる休憩所「雲仙地獄の足蒸し」や、地獄温泉の蒸気を使って蒸しあげている名物の“温泉たまご”が味わえる「雲仙地獄工房」、雲仙地獄を見渡せる「雲仙地獄見台」などがあり、雲仙温泉の魅力を1日たっぷり味わえる施設も揃っています。

所在地：長崎県雲仙市小浜町雲仙

【立ち寄りスポット】ハートの岩を見つけられるかな？日本三大名橋に数えられる現存最古のアーチ型石橋「眼鏡橋」

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長崎県長崎市の中心部に位置する魚の町には、日本初のアーチ式石橋として1634年に作られた「眼鏡橋」があります。

中島川にかかるレトロな雰囲気が漂うこの石橋は、川面に反射して映った橋と合わせると綺麗な丸いふたつの円を描き、まるで眼鏡のように見えることからこの名前が付いたと言われています。

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この眼鏡橋では、石橋近くの護岸にハート型のストーンが発見されたことから“恋が叶うパワースポット”としてSNSを中心に人気となり、ハート型の石を探す人で賑わっています。

ツーリングでこの橋を訪れた際には是非見つけてみてくださいね。

所在地：長崎県長崎市魚の町

【立ち寄りスポット】バイクで渡れる島にある“映える”岬「大バエ灯台」

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長崎県の平戸市生月町にある生月島の最北端にあるのが「大バエ灯台」です。

生月島へは生月大橋でバイクでも渡ることができ、陸続きで行ける島としては本土の最西端にもあたります。

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高さ100m程の大バエ断崖の上にたつ白亜の無人灯台には展望所が設置されており、海と空が溶け合うような“映え”スポットがあります。

また、岬の陸部分はなだらかな草原になっており「はまゆう」の群生地があります。バイクで渡ればちょっとした島旅気分が味わえますので、是非行ってみてください。

所在地：長崎県平戸市生月町御崎字オンケン平26-22

【御当地グルメ】全国的に知られる長崎県の絶品御当地麺「長崎ちゃんぽん」

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長崎県の名物グルメと言えば、カステラや皿うどん、佐世保バーガーなど美味しい御当地料理がたくさんありますが、やはり「長崎ちゃんぽん」は外せません。

そもそも“ちゃんぽん”とは「さまざまな物を混ぜること」を意味する言葉。中華そば風の製法で作られた麺料理に、豚肉や魚介類、野菜などたっぷりの具材を“鍋”のように入れた長崎発祥の名物料理となっています。

全国チェーンも展開されているほど認知度の高い“長崎ちゃんぽん”は、鶏ガラや豚骨で取ったスープと太麺で味わう具沢山の麺料理で、ラーメンと比べるとヘルシーな麺料理として人気です。

ツーリングで長崎県を訪れた際には、是非本場の長崎ちゃんぽんを味わってみてください。

いかがでしたか？

日本の47都道府県にはその地域ならではの魅力がありますが、自分の住んでいるエリア付近にも、バイクで走って気持ちいい道や歴史情緒溢れる史跡が実は結構たくさんあるんです。

もちろん、これらは他県に在住のライダーにもおすすめできるツーリングスポットなので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね！

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【文：岩瀬孝昌（外部ライター）】