愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して、近場のツーリングや日帰り走行でも楽しめるツーリングスポットを47都道府県別に紹介する連載企画。
今回は「宮城県」周辺のオススメスポットをご紹介します!
海も山も川も楽しめる宮城県のおすすめツーリングコース
一人でも気軽に走り出せるバイクは、通勤や買い物などの街乗りや近場のショートツーリングはもちろん、その機動力を活かしてグッと距離を伸ばしたロングツーリングまで、様々な楽しみ方ができるのも魅力ですよね。
しかし、せっかくの休日だからどこか遠くへ走りに行きたい気持ちはありつつも、時間や予算の都合なども鑑みると、あまり遠くまで距離を伸ばせないケースもあると思います。
そこでこの企画では、バイクで走って気持ちいい道や、おすすめな景勝地などを47都道府県別にピックアップして、日帰りや近場で楽しめる“おらが県”のショートツーリングスポットをご紹介!
今回は「宮城県」内で楽しめる、バイクで行きたい厳選スポットを5つピックアップしてみましたので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!
【走りどころ】牡鹿半島の山稜に沿って走れる爽快ルート「牡鹿コバルトライン(県道220号)」
宮城県石巻の北東部に位置し、太平洋に向かって突出した牡鹿半島を走る国道220号線にあるのが「牡鹿(おじか)コバルトライン」です。
稜線に沿うように走れる牡鹿コバルトラインは、太平洋に突き出た半島ということもあり、標高の高い場所からは名前の通りコバルトブルーの海が望める爽快ルートです。
国道220号線と合わせた全長は約33.9kmにも及ぶロングルートになっていて、山あり海ありの変化に富んだツーリングが楽しめます。
1996年に無料化されたこともあり、牡鹿半島へ向かうため道としても便利で、東北エリアへツーリングするライダーの人気ルートになっています。
所在地:宮城県 県道20号
通行料:無料
冬季閉鎖:なし
【名道&景勝地】宮城県にある爽快ハイウェイ「蔵王エコーライン」と円型の火口湖が美しい「お釜」
宮城県の蔵王町から山形県の上山市までを結ぶ山岳ロードが「蔵王エコーライン」です。
蔵王連峰を東西に貫いた全長26kmの山岳道路は、ほぼ一本道になっていて初めて走るライダーでも迷わず通ることができます。
県境ではエメラルドグリーンの火口湖である蔵王名物「御釜」を見ることもでき、写真映えするビュースポットとしても人気です。
ちなみに、この蔵王エコーラインは通行は無料ですが、その先の「蔵王ハイライン」は有料道路(二輪:390円)になっていますのでご注意ください。
通行料:蔵王エコーライン 無料、蔵王ハイライン 二輪 390円
御釜:見学自由
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内
【ビュースポット】杜の都・仙台の美しい景色が臨める日本三景のひとつ「陸前松島」
宮城県は杜の都・仙台の一大観光地と言えば、天橋立&安芸の宮島と一緒に日本三景のひとつに数えられる「陸前松島」があります。
陸前松島とは、宮城県北東部にある松島湾内外にある約260の島々からなる諸島や多島海の総称で、湾周囲を囲む松島丘陵も含めた修景地区のことです。
俳句で有名な松尾芭蕉や仙台の武将 伊達政宗も魅了したといわれる陸前松島の最大の魅力は、やはり大自然が生み出す景色の壮大さで、特に「壮観」「麗観」「偉観」「幽観」と呼ばれる4つの絶景スポットは一生に一度は訪れたい場所として人気のスポットになっています。
他にも松島湾内をフェリーで巡れる「松島遊覧船」や、伊達政宗ゆかりの「瑞巌寺」「五大堂」などの名所もあるので、仙台ツーリングの際には是非立ち寄ってみてください。
所在地:宮城県宮城郡
【景勝地】落差55mの大迫力!日本三名瀑のひとつに数えられる「秋保大滝」
宮城県仙台市の太白区秋保町に位置し、国の名勝に指定もされている美しい滝が「秋保大滝」です。
この秋保大滝は、栃木県の「華厳の滝」と、和歌山県の「那智の滝」にならんで「日本三大名瀑」のひとつに数えられており、滝の幅は6mと短めですが、落差は55mもある大迫力の直瀑が見られます。
駐車場から10分ほど歩いて下ると、滝つぼの目の前までいくことができ、水飛沫の舞う清涼感たっぷりのマイナスイオンも浴びることができます。
春から夏にかけて新緑や、秋の紅葉シーズンは特におすすめの名瀑になっていますので、是非立ち寄りスポットのひとつとして訪れてみてください。
所在地:宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝
【御当地グルメ】陸奥ツーリングならこれを食べなきゃもったいない仙台名物「牛タン」
杜の都・仙台の名物と言えば、全国的にも有名な「牛タン料理」があります。
「牛タン=牛の舌」をスライスして、炭火などで焼き、レモン汁などをかけて食べる焼肉の定番料理ですが、日本人が牛タンを焼肉として食べ始めた歴史は意外に最近で、昭和23年に仙台牛タン発祥の店と言われる「太助」が最初ではないかと言われています。
牛タンの生みの親と言われる初代店主の佐野 啓四郎氏が、洋食料理の中で使われていた“牛の舌”の旨さの虜になり、和食では通常扱うことのない素材を試行錯誤を重ねた末に「牛タン焼き」として提供したことが始まりとされています。
宮城県の仙台エリアへツーリングへ行ったら、是非本場の牛タンを味わってみてくださいね。
いかがでしたか?
日本の47都道府県にはその地域ならではの魅力がありますが、自分の住んでいるエリア付近にも、バイクで走って気持ちいい道や歴史情緒溢れる史跡が実は結構たくさんあるんです。
もちろん、これらは他県に在住のライダーにもおすすめできるツーリングスポットなので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!
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【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】