愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して走りに行きたい道やおすすめスポットなどを紹介する連載企画。

今回はワインディングを走った後に立ち寄りたい東日本エリアの「展望台＆レストハウス」をご紹介します！

東日本エリアの人気ツーリングコース内にある「絶景の休憩施設」をピックアップ！

ツーリングの醍醐味といえば、走り応えのあるワインディングや景色が素晴らしい爽快ルートを駆け抜けたり、ツーリング先の御当地グルメや名湯、絶景スポットなどに立ち寄ったりと、バイクで非日常の旅を味わえる楽しさがありますよね。

そんなバイクで長距離を走るツーリングは、長い間ライディング姿勢を維持しているので「休憩するタイミングや場所」もけっこう重要になってきます。

そこで今回は「東日本エリア」を代表する名道や人気スカイラインの道中で立ち寄りたい、絶景の峠道にある「展望台」や「レストハウス」などの『おすすめ休憩施設』を5つに厳選してご紹介！

これらの展望台やレストハウスは、同じツーリング目的で訪れた他のライダーと出会えたり、その場所でしか見られない光景や秘境のグルメなどが味わえたりと、様々なメリットもあるんです。

バイクで爽快ワインディングを走った後の休憩ポイントとしてもおすすめなので、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね！

【神奈川県・アネスト岩田ターンパイク箱根】360°の大パノラマ！ 関東ライダーが集う大観山の憩いの場「アネスト岩田スカイラウンジ」

出典：Photolibrary

関東エリアや中部エリアからもアクセスしやすく、四季を通して多くのライダーがツーリングに訪れる神奈川県の箱根エリア。

そんな箱根エリアを代表する爽快ルートが、13.8kmの箱根小田原本線と1.7kmの箱根伊豆連絡線からなる「アネスト岩田ターンパイク箱根（旧：箱根ターンパイク）」です。

出典：Photolibrary

そんなアネスト岩田ターンパイクの湯河原峠付近に位置する絶景の展望台が「アネスト岩田スカイラウンジ」です。

特に、海岸に近い小田原料金所からのアクセスは、海抜0mあたりから標高1011mの大観山山頂まで一気に駆け上がることができ、天気が良い日は、眼下に芦ノ湖、遠くに富士山もよく見える絶景ポイントの展望台です。

アネスト岩田スカイラウンジの展望台からは、三浦半島や房総半島まで360度見渡せる絶景スポットもあり、食事やティータイムが楽しめるバイカーズカフェ「ダムトラックスカフェ」などの施設も併設されていますので、箱根エリアのツーリングの休憩スポットとして特におすすめです。

営業時間：平日 9:30～16:00、土日祝 8:00～17:00
定休日：火・水
所在地：神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋955

【福島県・磐梯吾妻スカイライン】標高1600mにある天空のオアシス「浄土平レストハウス」

福島県福島市に位置し、東北エリアの中でも風景のダイナミックさや走り応えにおいてトップクラスの絶景ロードが「磐梯吾妻スカイライン」です。

磐梯吾妻スカイラインの単体の全長は28.7㎞ですが、付近には「磐梯山ゴールドライン」や「磐梯吾妻レークライン」「西吾妻スカイバレー」などの福島絶景ラインが点在しているので、ツーリングルートが組み立てやすく、爽快なワインディングが楽しめます。

出典：Photolibrary

そんな磐梯吾妻スカイラインの頂上付近となる標高1,600mに位置している絶景の展望施設が「浄土平レストハウス」です。

ビジターセンターには浄土平の雄大な景色を眺めながら食事が楽しめる食事処や、福島県産品を取り揃えた売店や軽食コーナーもあり、磐梯山ツーリングを楽しむライダーの憩いの場になっています。

写真提供：福島県観光物産交流協会

また、浄土平レストハウスから徒歩5〜10分程度で登れる「吾妻小富士」があり、直径約500mのダイナミックな火山口を見ることができます。

ちなみに、火口壁は歩きながらぐるりと一周するとができますが、周遊には1時間程度かかりますので、時間に余裕を持って散策すると良いでしょう。

駐車場：二輪200円
営業時間：9:00～16:30（冬季閉鎖：11月中旬～4月上旬）
所在地：福島県福島市土湯温泉町鷲倉山１

【長野県・ビーナスライン】走りたい道No.1の名道にある絶景ドライブイン「霧ヶ峰高原 富士見台」

長野県の中央付近に位置し、全国的な知名度はナンバーワンの絶景ロードといっても過言ではない高山ドライブルートが「ビーナスライン」です。

長野県の諏訪方面から美ヶ原高原方面まで抜けると、全長約76kmにも及ぶロングルートになっていて、ハイシーズンとなる夏期はニッコウキスゲなどの高山植物がきれいに咲き誇る絶景コースが続きます。

出典：Photolibrary

そんなビーナスラインのルート上には、いくつかの休憩所や展望台などがありますが、特におすすめなのが「ドライブイン霧ヶ峰富士見台」です。

“富士見台”の名の通り、天気が良くて雲が少ない日には富士山や八ヶ岳連峰、南アルプスが見える景勝の休憩展望台で、絶景を眺めながら五平餅やとうもろこし、お蕎麦や人気のソフトクリームなどを味わうことができるドライブインになっています。

営業時間：春夏秋 9：00～17：00、冬季閉鎖 11月下旬～ 4月下旬
所在地：長野県諏訪市四賀霧ケ峰 高原

【秋田県・寒風山パノラマライン】展望台が360°回転する絶景のレストハウス「寒風山回転展望台」

出典：Photolibrary

東北日本海側の走りどころとして、秋田県の男鹿半島にある「寒風山パノラマライン」があります。

寒風山パノラマラインの区間距離は約10kmほどですが、日本海の海抜0m付近から寒風山の最高地点の標高355mまで一気に駆け上がれる爽快ルートになっています。

出典：Photolibrary

そんな寒風山パノラマラインの頂上付近に位置する絶景の展望施設が「寒風山回転展望台」です。

丸い形をした4階建ての展望台は、その名前の通り最上部分が360°回転する展望施設になっていて、約13分間で一回転しながら男鹿半島の大パノラマをぐるりと観察することができます。

他にも館内は1Fがお土産品売店とレストラン、2Fが展示ホール、3Fが男鹿半島の歴史などを紹介している資料展示室になっているので、休憩しながら食事や観覧を同時に楽しむことができる施設になっています。

入場料：大人550円
営業時間：8：30～17：00（冬季閉鎖 12月上旬～3月中旬）
所在地：秋田県男鹿市脇本富永寒風山62-1

【山形県・鳥海ブルーライン】ビジターセンターやレストランも揃う標高1150mの休憩施設「鉾立展望台」

日本百名山のひとつである鳥海山を望みながら、秋田県と山形県を横断できる爽快ルートが「鳥海ブルーライン」です。

この鳥海ブルーラインの全長は秋田県側と山形県側を合わせると約34kmにも及ぶロングルートになっていて、複数のコーナリングが楽しめる山岳コースになっています。

1,000m以上の標高を一気に駆け上がっていく爽快感があり、森林限界を超えたあたりから一変する山々の表情も見ものです。

そんな鳥海ブルーラインの中間部分に位置し、標高1150mの場所にある絶景の展望施設が「鉾立展望台（ほこだててんぼうだい）」です。

鳥海山の登山ルートにもなっている駐車場周辺には、ビジターセンターやレストランがあり、絶景と食事が楽しめる施設も揃っています。

入場料：無料
営業時間：見学自由（冬季閉鎖 11月上旬～4月下旬）
所在地：秋田県にかほ市象潟町小滝

いかがでしたか？

今回は東日本エリアで走りたい絶景ロードの道中にある「展望台＆レストハウス」を5つに絞ってご紹介しました。

ツーリング中の立ち寄りスポットとしてもおすすめなので、絶景ロードを走った後の休憩ポイントとして是非訪れてみてくださいね！

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【文：岩瀬孝昌（外部ライター）】