愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して走りに行きたい道やツーリングスポットを紹介する連載企画。今回はライダー憧れの聖地「北海道」に行ったら絶対走っておきたい『絶景ロード』5選をお届けします!
何度でも走りたくなる北海道屈指の『絶景ロード』はココ!
日本の都道府県の中でも「バイクで走ってみたい道No.1」のツーリングエリアは、やはり「北海道」でしょう。
総面積83,454平方kmというとてつもなく広大な北の大地には、どこまでも続く長い直線道路や雄大な草原地帯、他県ではちょっと見ることができない景色など、ライダーを魅了してやまない絶景ロードがたくさんあります。
しかしながら、北海道以外の地域に住んでいるライダーが、自分のバイクで北海道ツーリングをするとなると、車両を輸送する時間や予算もかさむのでなかなか簡単なことではないですよね。
そんな時に便利なのが「HondaGO BIKE RENTAL」を利用しての北海道レンタルバイク・ツーリングです。
ライダーは飛行機で現地まで行って、走りに行きたいエリア付近のHonda Dreamでお好みのバイクをレンタル。
これならバイクを輸送する費用や時間なども大幅に省けるので「次の週末、いきなり北海道!」なんてことも可能です。
そこで、今年こそは北海道をツーリングしたいと思っているライダーに、特におすすめしたい「5つの絶景ロード」をご紹介します!
【稚内】最北端「宗谷岬」を目指して走る爽快ルート『日本海オロロンライン』
北海道の数ある絶景ロードの中でも、多くのツーリングライダーがこぞって絶賛する道が「日本海オロロンライン」です。
北海道小樽市と稚内市を結ぶ国道231号や国道232号の愛称で、北海道の最北端にある「宗谷岬」を目指して北上する代表的なルートとして多くのライダーがこの道を走りに訪れます。
そんな日本海オロロンラインの全長は、約380㎞にも及ぶ超ロングルートになっていて、北海道・西側の日本海沿いの海岸を中心に、見晴らしの良いシーサイドロードや広い原野&牧草地などを、ひたすらにバイクで走れる絶景ロードが続きます。
“オロロンライン”の名称の由来は、北海道の海鳥である「ウミガラス」の鳴き声「オロロン」から名付けられたとされていて、夕焼けと日本海の絶景が美しい道として「日本の道100選」にも選ばれています。
オロロンラインをひたすら走っていると突如現れるのが、この道の名物にもなっている「オトンルイ風力発電所」です。
地上から羽根の先まで高さ99mの巨大な風車が、南北3.1kmに渡って横一列に28基も連なっている場所で、年間を通じて安定した電気を生む風力発電所になっています。
ちなみに、このオトンルイ風車は、当初、2023年4月をもって老朽化のために撤去される予定でしたが、惜しまれる声に応えて2年ほど延期されることになりました。
オロロンラインでこの光景が見られるのは、2025年3月までの予定となっているそうなので、今の内に是非訪れてみてくださいね!
【富良野】どこまでも果てしなく続く一直線の道『ジェットコースターの路』
ライダーが思う“北海道らしい道”として、一直線に伸びた道がどこまでも続く道路をイメージされる方も多いと思いますが、まさにその光景にピッタリの絶景ロードが、上富良野にある通称「ジェットコースターの路」です。
写真では一直線に見える道路ですが、実は結構アップダウンのある直線コースになっていて、幾重にも折り重なる丘のうねりに沿って、真っ直ぐな道が約2.5キロメートルに渡って続きます。
緩やかな道から一気に急降下&急上昇する場所もあることから、バイクやクルマで走るとまるでジェットコースターに乗っているかのような気分が味わえる道として人気のスポットになっています。
ちなみに、ジェットコースターの路の正式名称は「西11線道路」で、広い北海道には似たような道が複数あるので、カーナビ等で検索する場合は[北海道空知郡上富良野町西11線北31号]で探してみると見つかりやすいと思います。
【美瑛】ザ・北海道!と言いたくなるほど美しい景色が広がる『パッチワークの路』
北海道らしい雄大な景色は複数ありますが、その中でもトップクラスに美しい風景が広がる場所が、美瑛町にある「パッチワークの路」です。
北海道のちょうど真ん中に位置する道央エリアにある美瑛町は「日本で最も美しい村」にも選ばれている場所で、訪れた多くのライダーを惹きつけてやまない魅力があります。
四季折々の花や草木と農作物の植わった畑が、まるで“パッチワーク状”に展開することから、いつしかパッチワークの路と呼ばれるようになり、まるで“絵に描いたような美しい景色”が目の前に広がります。
走り応えのある北海道の路といえば、どこまでも続くような直線道路や大草原などが思い浮かびますが、美瑛町の大自然の豊かさや農作畑のどこか懐かしい香り、ここでしか見られない風景を見るために何度もこの場所を訪れるライダーがいるのも頷けます。
【上川】北海道で最も標高が高い展望ルートを走る峠道『三国峠』
北海道上川郡に位置し、北海道の国道の中で最も標高の高い1,139mの場所にある峠道が「三国峠(みくにとうげ)」です。
北海道の中央エリアに位置し、石狩、十勝、北見の3つの境界を跨ぐことから“三国峠”と名付けられたと言われています。
この三国峠のハイライトは、広大な樹海の大自然をバックに走れる、高さ30m、長さ約330mの美しい展望ルート「松見大橋」。
北海道の総面積は83,454平方kmもあるとても広大なエリアですが、他県に比べて標高の高い山岳道路は意外に少なく、道央エリアの走り応えのある絶景ロードとしておすすめです。
【知床】晴れの日は遥か国後島まで望める全長27kmのドライブルート『知床横断道路』
北海道の道東エリアに位置し、知床半島の斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ全長27kmの山岳道路が「知床横断道路」です。
この知床横断道路は知床連山の尾根筋にある国道334号で、この峠道の最高地点は標高738m。晴れた日には遥か国後島まで望むことができ、道東エリアを代表するツーリングルートになっています。
広大な景色と緩やかなコーナリングが楽しめるだけではなく、時期によっては7月でも白い残雪がある北の大地ならではの光景が楽しめます。
ちなみに、知床横断道路は毎年11月初旬~4月下旬までは冬季閉鎖となっているため、バイクで走れるのは5月〜10月中旬くらいまでの約5ヶ月間で、日本で最も開通期間が短い国道のひとつになっています。夏の時期の北海道ツーリングを代表するおすすめコースと言えるでしょう。
いかがでしたか?
今回ご紹介したこれらの道は北海道に行ったら一度は走っておきたいおすすめのツーリングコースです。
初めての北海道ツーリングでどんなところを走ればいいのか迷ったらここを走れば間違いなし!
この夏はHondaGO BIKE RENTALで、憧れの北海道をバイクで走ってみてはいかがでしょうか?
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【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】