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20歳の若者2人がGB350で伊豆半島タンデムツーリング後編(西伊豆方面)

仲の良い友達同士、タンデムの伊豆ツーリングに出発した20歳の専門学校生イツキさんとカイトさん。
1日目は東伊豆から下田までを走破。
2日目は下田から時計回りで西伊豆を北上していきます。

▶▶1日目の記事はこちらをご覧ください。

海を見ながらのモーニングで一日がスタート

2日目、朝食を食べたのは鍋田浜にあるつぼや
下田では朝食が食べられる喫茶店や食堂がいくつかありますが、ここを選んだ理由はこのロケーション。

海辺での朝ごはんはテンションが上ります。

ココアを飲んで落ち着いたら、いよいよ伊豆ツーリング後半戦スタートです。

ワインディングの宝庫西伊豆を走り尽くす

下田から西伊豆の松崎町に向かうルートは、どこを通っても気持ちの良いワインディングです。
ライターのイツキさん、タンデムのカイトさん、2人ともテンションが上がりまくり。
コーナーでバイクをバンクさせるとカイトさんが大声で歓声をあげ、それに引きずられるようにしてイツキさんも叫んでいます。
トンネルに入ると声が響くのが面白いようで、またまた2人揃って叫んでいました。

松崎からは海を見ながら国道136号線を北上リアス式海岸の絶景が続きます。
西伊豆は砂浜が少なく、玉砂利の海岸が多いので水が濁りにくく、透き通っているのが特徴。
この海を見てカイトさんは大喜びでした。

「イツキ、海がエメラルドグリーンだよ。メッチャきれい」

走行中は何か話してもあまり聞こえませんが、カイトさんはそんなことはお構いなし。
何か見つけるたびに歓声をあげてイツキさんに話しかけています。

「イワカイ(カイトさんのこと)は好奇心の塊みたいな人間で、何か見つけると『イツキ見て』とか話しかけてきます。走っている時はよく聞こえなくて適当に返していたこともあったんですが、イワカイが楽しそうにしているから、自分も楽しさが増幅されました。次にタンデムツーリングする時は、インカムを用意していきます」(イツキさん)

宇久須から国道136号線を離れ、仁科峠に向かいます。
急な上り坂とタイトなコーナーが連続。
ここでもまた2人は大騒ぎしながらコーナーをクリアしていきました。

仁科峠で牧場越しに広がる駿河湾の絶景を眺めたら、いよいよ本日のメインイベントとなる西伊豆スカイラインです。

走りやすい道路で、コーナーのRもちょうど良い感じ。
快調に走り続けました。

「今回のツーリングの中でも、西伊豆スカイラインのコーナーをイワカイと叫びながら走っていたのが特に楽しかったです。叫びながらコーナーに入っていくから、なんだか絶叫マシンに乗っているような気分になりました。コーナーでバイクをバンクさせたら叫んで、直線に入ったら笑って、景色が良かったら感動する。2人でそんなことの繰り返しです。西伊豆スカイラインには、ライダーの楽しみが沢山詰まっている気がしました」(イツキさん)

西伊豆スカイラインを終点まで北上したら左折。戸田岬に向かいます。
今度はタイトな下り坂。
曲がりこんだもコーナーも多いので、オーバースピードに注意しながらコーナーを一つずつ丁寧にクリア
イツキさんのライディングも少しずつ上達しているようです

ランチは西伊豆名物の深海魚料理

戸田に到着したらちょうどお昼時。
お昼ごはんを食べるために入ったのは魚重深海魚料理で有名なお店です。
考えてみたら、海鮮の宝庫伊豆に来ているのに、魚介類はまだ何も食べていません。
せっかく食べるのなら、普通では食べられないものにしようと考えたのです。
魚料理は、漁で水揚げされた魚によってメニューが決まります。

残念なことに今回は水揚げが少なかったということでしたが、それでもトロボッチのから揚げとメギス料理は提供していただけました。
上品な深海魚の味わいに驚く2人。
定食のボリュームも若い2人のお腹を満たすのに十分でした。

食事の後は戸田岬の堤防で海を眺めながらの休憩タイム。
伊豆のワインディングを走れるのもあと少しです。
と、いう話になったらカイトさんはまだまだ走り足りない様子。

「え、もっと走りたいよ。さっき走った気持ちの良い道を往復してから帰ろうよ」と真顔で言うカイトさん。
「ウソでしょ」と笑いながら「こいつ、マジで言っていやがる」と思って、顔が引きつり気味になっているイツキさんでした。

結局2人は戸田から海岸線を北上し、大瀬崎を通って伊豆の国市方面に向かうことにしました。

西伊豆で見た早咲きの桜に感動する

西伊豆では、いたるところで美しい桜や菜の花が咲いていました。
しかも人はいません。
渋滞するほど人がたくさんいた東伊豆とは、ずいぶん雰囲気が違います

「なんかコッチで咲いている花って、自然な感じで良いね」
「バイクで近くを通過するだけだけど、オレたちには十分だよね」

賑やかさはないけれど、これこそが西伊豆のよいところ。
有料道路や電車がないので(中伊豆の修善寺までは有料道路も電車もあります)、観光客が増えすぎず、自然や昔からの風景が残っているのです。

お土産を買うために立ち寄ったのはふくやEMAIR
地元で長く愛されているという人気のイタリアンロールをゲット。
伊豆縦貫道から東名高速を通って帰宅しました。

2日間の伊豆タンデムツーリングを終えて


2日間のツーリングは、予想を遥かに超えて楽しかったと2人は口を揃えたように言います。

タンデムツーリングでは、後ろに人を乗せているので気遣いなどで疲れるかもしれないけれど、1人のときとは違ったものを感じられます。楽しい思い出を共有して、共感できるのがタンデムツーリングの1番の良さだと思います。今回はイワカイがずっと楽しそうにしていたので自分も楽しめたし、次に機会があったら、また彼と走りたい。でも、自分で免許を取りたいと言っているから、そうしたら一緒に走るのも楽しそう。今回のルートは日帰りでも行けるかもしれませんが、1泊2日だったから体の負担も少なかったし、色々な場所を落ち着いて楽しむことができて良かったと思います」(イツキさん)

ずっとバイクの後ろだったけど、すごく楽しめた2日間でした。コーナーに入る時と、直線に入って加速する時は爽快すぎて叫びまくってしまいました。加減速が激しいコースを長距離走るとタンデムしている自分も腕が疲れたりしますが、それも良い経験でした。辛いと思ったことは一度もなかったけれど、相当に疲れていたみたいで、戻ったら爆睡しました。今回のツーリングをしてみて、早く自分でもバイクの免許を取りたいと思いました。タンデムも楽しいけれど、自分で今回のルートを走ってみたいです」(カイトさん)
気の合う友達とのタンデムツーリングは、2人に今までと違うバイクの楽しさを教えてくれたようです。

▶▶ 1日目の記事はこちらをご覧ください。

【文/後藤武(外部ライター)】

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