愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して、近場のツーリングや日帰り走行でも楽しめるツーリングスポットを47都道府県別に紹介する連載企画。
今回は「青森県」周辺のオススメスポットをご紹介します!
本州の最北の地はバイクで走って楽しいエリアが点在!
一人でも気軽に走り出せるバイクは、通勤や買い物などの街乗りや近場のショートツーリングはもちろん、その機動力を活かしてグッと距離を伸ばしたロングツーリングまで、様々な楽しみ方ができるのも魅力ですよね。
しかし、せっかくの休日だからどこか遠くへ走りに行きたい気持ちはありつつも、時間や予算の都合なども鑑みると、あまり遠くまで距離を伸ばせないケースもあると思います。
そこでこの企画では、バイクで走って気持ちいい道や、おすすめな景勝地などを47都道府県別にピックアップして、日帰りや近場で楽しめる“おらが県”のショートツーリングスポットをご紹介!
今回は「青森県」内で楽しめる、バイクで行きたい厳選スポットを5つピックアップしてみましたので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!
【走りどころ】全69箇所のタイトコーナーが連続する青森県の名物ワインディング「津軽岩木スカイライン」
本州の最北エリアとなる青森県弘前エリアには、日本一コーナーの数が多い山岳道路「津軽岩木スカイライン」があります。
津軽岩木スカイラインは、コーナーの数がなんと69箇所もあり、すべてのコーナーはヘアピンカーブの連続で、頂上まで約9.8㎞のスーパーワインディングが楽しめます。
ちなみに頂上へ登ったら再び来た道を戻ることになるので、下山する頃には合計138のコーナーをクリアしなければならない、コーナリング修行のような気分も味わえます。
バイクの通行料は1,050円(往復)かかりますが、日本百名山のひとつにも数えられ頂上の標高1650mにもなる『岩木山』までバイクで登れる山岳ルートになっていて、山を縫ったようにつづら折れの道を爽快に楽しむことができます。
通行料:バイク1050円(往復)
営業時間:8:00~17:00 ※雨天通行止め有り[冬季閉鎖:11月中旬〜4月下旬(例年)]
所在地:青森県弘前市
【立ち寄りスポット】縄文時代の人々の暮らしの跡が今に残る「三内丸山遺跡」
青森県青森市の三内丸山エリアに位置する日本最大級の集落遺跡「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」があります。
国の特別史跡にも指定されているこの場所は、縄文時代の遺跡を残した大規模集落の跡地で、約5万平方メートルの広大な敷地に、当時の竪穴住居跡や大人や子どものお墓、貯蔵穴などの生活の跡や人々の暮らしを残した観光施設になっています。
また、この場所から出土したとされる土偶や土器、ヒスイなどの装身具が2,000点以上も展示された博物館もあり、当時の暮らしを体験しながら縄文人の生活を学べる「縄文時遊館」や、復元された15棟の「竪穴住居」など、この場所でしか見られない貴重な展示物を楽しむことができます。
他にも、まが玉作りやミニ土偶作りといった体験型のコーナーもあるので、縄文時代の暮らしや生活様式を丸一日体験できる施設になっています。
入園料:大人410円
営業時間:9:00~17:00
所在地:青森県青森市三内丸山305
【温泉】絶景の日本海が広がる瓢箪型の名湯「黄金崎 不老ふ死温泉」
青森県の最西端に位置し、日本海の海岸と一体化した露天風呂として人気なのが「不老ふ死温泉」です。
この場所は、黄金崎の温泉旅館が所有する露天温泉ですが、日帰り入浴(大人600円)も楽しむことができるおすすめの温泉です。
日本海に沈む夕陽を一望できる景勝地である黄金崎に、“ひょうたん”のような形をした赤褐色の天然温泉があり、古来から「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない」という言い伝えがあることから、いつしか「不老ふ死温泉」と呼ばれるようになりました。
この不老ふ死温泉の泉質は、含鉄、ナトリウム、塩化物強塩泉、鉄分を多く含んでおり、湧き出た瞬間は透明ですが、空気と触れることによって酸化を起こし、日本でも珍しい赤褐色の温泉になります。
保湿に優れるうえに殺菌作用&美肌に良いなど、様々な効用がある泉質とされ、特に冷え性の方や、皮膚病などの肌トラブルを持つ方などにおすすめの温泉になっています。
入園料:大人600円(日帰り入浴)
営業時間:8:00~16:00(受付15:30まで)※混雑時入場制限あり
所在地:青森県西津軽郡深浦町舮作下清滝15
【ビュースポット】津軽海峡から北海道・函館を臨める本州最北端の地「大間崎」
青森県の大間町にある「大間崎」は本州最北端の地として有名な青森県北部の突端です。
全国的に“大間のマグロ”としても有名で、漁師に一本釣りされた440キロのマグロのモニュメントがあり、天候が良ければ、17.5km先に北海道の函館市汐首岬を望むことができます。
ここには「本州最北端の地」と書かれた記念碑が立ち、遥々、青森県の最北まで来たライダー達の絶好のフォトスポットになっています。
所在地:青森県下北郡大間町大間大間平17-1
【御当地グルメ】前沖5km付近の近海で獲れる鮮度抜群の鮪料理「大間のマグロ」
マグロの一本釣り漁で全国的に有名な青森県の大間崎は、マグロの刺身やマグロ丼などが味わえる食事処が点在しています。
大間のマグロが獲れるのは、大間崎の沖約5kmの近海で、この海域は、黒潮や対馬海流、千島海流の3つの海流が流れ込むため、良質なプランクトンが豊富に生息していると言われ、それを食べることで上質で脂ののったマグロが育っています。
大間でマグロが獲れるのは、例年8月から1月頃と比較的長く、お店によっては早朝から獲れたてのマグロをリーズナブルな価格で提供しているお店もあるので、青森ツーリングの際には大間のマグロ料理を是非味わってみてくださいね。
いかがでしたか?
日本の47都道府県にはその地域ならではの魅力がありますが、自分の住んでいるエリア付近にも、バイクで走って気持ちいい道や歴史情緒溢れる史跡が実は結構たくさんあるんです。
もちろん、これらは他県に在住のライダーにもおすすめできるツーリングスポットなので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!
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【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】