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『和歌山県』をツーリングするならココがおすすめ! 日帰りでも楽しめるスポット5選!【バイクで行きたい47都道府県別おすすめスポット/和歌山県 編】

愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して、近場のツーリングや日帰り走行でも楽しめるツーリングスポットを47都道府県別に紹介する連載企画。

今回は「和歌山県」周辺のオススメスポットをご紹介します!

四季を問わず走れる紀伊半島の日帰りツーリングスポット

ひとりでも気軽に走り出せるバイクは、通勤や買い物などの街乗りや近場のショートツーリングはもちろん、その機動力を活かしてグッと距離を伸ばしたロングツーリングまで、様々な楽しみ方ができるのも魅力ですよね。

しかし、せっかくの休日だからどこか遠くへ走りに行きたい気持ちはありつつも、時間や予算の都合なども鑑みると、あまり遠くまで距離を伸ばせないケースもあると思います。

そこでこの企画では、バイクで走って気持ちいい道や、おすすめな景勝地などを47都道府県別にピックアップして、日帰りや近場で楽しめる“おらが県”のショートツーリングスポットをご紹介!

今回は「和歌山県」内で楽しめる、バイクで行きたい厳選スポットを5つピックアップしてみましたので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!

【走りどころ】“紀州の屋根”とも言われる全長42.7kmの山岳道路『高野龍神スカイライン』

出典:photolibrary

和歌山県伊都郡と田辺市龍神村を結ぶ国道371号線のハイウェイロードとして『高野龍神スカイライン』があります。

2003年に無料開放され、近畿地方のドライブコースとしても有名で、その総延長は約42.7kmにも及ぶロングルートになっています。

全線を通じて路面状況は申し分なく、低速~高速コーナーが延々と続きワインディングを満喫できます。また、標高1,000m以上の尾根伝いの道に出ると見晴らしのよいストレートが多数存在します。

毎年12月中旬頃から冬季通行規制がありますが、3月下旬頃からバイクも走行可能になります。

通行料金:無料
冬季規制:12月15日~翌年3月25日(冬季は二輪通行禁止)
問:龍神観光協会 TEL:0739-78-2222

【立ち寄りスポット】世界文化遺産にも選ばれる参詣道の集約地「熊野古道と熊野大社」

和歌山県の田辺市本宮町には、全国3000社ある熊野神社の総本宮『熊野大社』があり、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を合わせて「熊野三山」と呼ばれます。

この熊野三山へお参りするための古道は「熊野古道(熊野参詣道)」と呼ばれ、2004年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。

もともとは、平安時代に紀伊山地の霊場と参詣道として開かれ、修験者の修行の場となっていた山岳縦走路で、風情ある石段やそびえたつ杉林の古道が続きます。

世界遺産に登録されたことで世界的にも有名な地となり、“わざわざ旅行する価値がある”と評されるほど、現在でも世界中から多くの観光客が訪れる場所になっています。

ちなみに、“道そのものが世界遺産”として認定されたのは、フランスとスペインにある「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路」と、日本の「熊野古道」だけとされているので、南紀エリアをツーリングの際には是非立ち寄りたいビュースポットです。

入場料:無料
所在地 :和歌山県田辺市本宮町本宮

【名物スポット】ノスタルジックな沈下橋が今でも残る「古座川の潜水橋」

和歌山県の東牟婁郡を流れる古座川には、全国的にも珍しい沈下橋の「古座川の潜水橋」があります。

潜水橋(せんすいばし)とは、高知県の四万十川にある沈下橋と同様、左右にガードレールや欄干(手すり)などがなく、川の増水時に流木などによる橋の倒壊を防ぐため、あえて水面下に橋が隠れるように作られた橋になっています。

全長は約90m、道幅は約1.5mくらいの細いコンクリート製の橋になっていて、風情あるノスタルジックな景色に溶け込んだ光景は、数多くのアマチュアカメラマンが集う人気のフォトスポットにもなっています。

この古座川の潜水橋は、バイクで通ることも可能ですが、道幅が極端に狭いうえにガードレールなども無いのでくれぐれも注意して渡ってくださいね。

通行料:なし
所在地 :和歌山県東牟婁郡古座川町潤野

【ビュースポット】まるで日本のウユニ塩湖⁉ 潮の満ち引きで景色が一変する「天神崎」

和歌山県の紀伊半島の中心部に位置する田辺湾には、絶景岬として人気の「天神崎(てんじんさき)」があります。

田辺湾の海が干潮時には広い平な岩礁が現れ、天神崎まで歩いていくことも可能で、森・磯・海の三者が一体となっている珍しい光景が臨めます。

また、この場所は夕方から日没の引き潮時のタイミングで、潮位が150~140cm程度になるなどの条件が揃うと、岩礁にたまった水が綺麗に反射し、まるで上下の合わせ鏡のような美しい景色が見られる絶景に変貌します。

この神秘的で美しい光景は、まるで南米ボリビアでにある「ウユニ塩湖」のようだとSNSなどで人気になり、“和歌山のウユニ塩湖”として多くの観光客が訪れる場所になっています。

入場料:無料
所在地 :和歌山県田辺市

【御当地グルメ】昔懐かしい中華そばをアレンジした御当地麺「和歌山ラーメン」

出展:photolibrary

和歌山県の御当地料理には、番茶やほうじ茶を使用した「茶がゆ」や、秋刀魚をばってらのような押し寿司にした「さんまずし」などが有名ですが、南紀ツーリングで人気の食べ物といえば「和歌山ラーメン」ではないでしょうか。

和歌山ラーメンとは、湯浅などの醤油産地として知られる和歌山県ならではの醤油ベースのスープに、豚骨や鶏がら、魚介類などを組み合わせ、麺は縮れのないストレートの細麺を絡めて食べるシンプルな中華そば風のラーメン。

店舗によって異なりますが、和歌山ラーメンの特徴的な具として蒲鉾やかまぼこ型にナルト模様が入った千代巻などがトッピングされています。

和歌山県の白浜町エリアを中心に、昭和初期から屋台ラーメンとして人気でしたが、“和歌山ラーメン”と呼ばれるようになったのは1990年代後半頃からと言われていて、現在では和歌山を代表する御当地ラーメンになっています。

いかがでしたか?

日本の47都道府県にはその地域ならではの魅力がありますが、自分の住んでいるエリア付近にも、バイクで走って気持ちいい道や歴史情緒溢れる史跡が実は結構たくさんあるんです。

もちろん、これらは他県に在住のライダーにもおすすめできるツーリングスポットなので、是非、次のツーリングルートの参考にしてみてくださいね!

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【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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