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冬の定番『千葉/外房総』へ走りに行くならこのルートがオススメ!【冬の快適ルート 千葉・外房総 編】

愛車のバイクやHondaGO BIKE RENTALを利用して走りに行きたい道やツーリングスポットを紹介する連載企画。
今回は冬でも楽しめる『千葉県・外房総エリア』のオススメな日帰りツーリングコースをご紹介します!

太平洋の海沿いを南下する外房総エリアは冬ツーリングにオススメ!

寒くなる冬の時期は夏の時期に比べるとバイクで気軽に走りに行けるエリアもだんだん少なくなってきますよね。

特に標高の高い山間部では路面の凍結や積雪、急激な気温低下などの心配も出てきますから、エリアによっては山岳方面へバイクで行けなくなってくるところもあるかもしれません。

しかし、暖かいライディングウェアとしっかりとした防寒具を着込めば、冬にでも楽しめるツーリングエリアって実は結構あるんです。

その中でも関東エリアの日帰りツーリングにオススメな場所が千葉県の「房総半島」。

東京湾アクアラインを使えば首都圏からでも1時間ほどで行くことができ、12月〜3月頃の寒い時期でも比較的温暖な房総半島は、内陸部の山道でも積雪や凍結などの心配が少ないのも魅力です。

他にもバイクで走って楽しい道や、美味しい御当地料理もあるので、冬にこそピッタリの場所でもあるんです。

そこで今回は、千葉県の東側に位置し、太平洋側の海沿いとなる『外房総エリア』のオススメ日帰りツーリングコースをご紹介します。

【走りどころ】太平洋の海岸沿いを爽快に走れる『九十九里浜』

■九十九里有料道路 出典:photolibrary

千葉県の東側に位置し、太平洋に細長く面した日本最大級の砂浜海岸が「九十九里浜」です。

夏は海水浴やサーフィンのメッカにもなっているので、全国的にも有名なエリアですが、実は海を横目に海岸沿いを走れる道は意外に少なく、メインの道となる「九十九里浜ビーチライン」と「九十九里有料道路」の一部区間のみ、海岸沿いを走ることができます。

とはいえ、九十九里浜は全長にすると約66kmもあるロングコースなので、外房総の海岸沿いをひたすら南下するツーリングに適した道になっています。

【景勝地】童謡のモデルにもなった美しい砂浜の公園『御宿 月の沙漠記念公園』

■月の沙漠記念公園 出典:千葉観光物産協会

九十九里浜ビーチラインや国道128号線を使って、外房総の海岸線沿いをひたすら南下すると「御宿エリア」に辿り着きます。

綱代湾に面した「御宿 浜海水浴場」は、夏の時期は海水浴や行楽地としても人気で、リゾートマンションや別荘もあるほど美しい海岸が広がっています。

その中でも南房総国定公園になっている「御宿 月の沙漠記念公園」は、日本の画家・詩人である加藤まさを氏の童話「月の沙漠」のモデルにもなった場所とされ、作品に登場する2頭のラクダに乗った王子と姫をあしらった像が建てられています。

■月の沙漠記念公園 出典:千葉観光物産協会

他にもカラフルに彩られた「ONJUKU」のオブジェや、木製の遊歩道、遠浅の砂浜など、SNS映えするスポットとして四季を問わず人気の場所になっています。

付近にはバイクやクルマを無料で停められる駐車場もあるので、外房ツーリングの休憩などにオススメです。

【食事処】ラー油たっぷりの激辛御当地グルメ『勝浦タンタンメン』

■勝浦タンタンメン 出典:Photolibrary

外房ツーリングのオススメグルメといえば、焼きハマグリや海鮮料理などの魚介系グルメが有名ですが、勝浦エリアには知る人ぞ知る「勝浦タンタンメン」という御当地麺があります。

勝浦のタンタンメンは、漁業を営む漁師や海女さんが寒い海仕事の後に、冷えた体を温めるメニューとして定着したのが発祥とされ、醤油ベースのスープにラー油が多く使われた辛めのタンタンメンになっているのが特徴。

勝浦市にある30店舗以上の飲食店で提供されている御当地麺で、B級グルメのグランプリを受賞したり、カップ麺にもなっていたりと、勝浦エリアの人たちからも愛される名物にもなっています。

冬の外房ツーリングで冷えた身体を温めてくれること間違いなしのオススメ御当地グルメです。

【景勝地】鯛の浦に浮かぶ奇勝の小島『大・小弁天島』

出典:photolibrary

勝浦エリアから更に外房沿いを南下すると、鴨川エリアにある「鯛の浦」の蓮華ヶ渕に辿り着くことができます。

鯛の浦の遊歩道を通り、海岸沿いに出ると、御宿や九十九里浜と打って変わり、海水浴ができるような砂浜ではなくゴツゴツとした入り江の海岸が現れます。

この内浦湾の海に浮かぶようにそびえ立っている2つの小島が「大弁天島」と「小弁天島」です。

この奇勝な景勝地には、かつて「大漁の魚を捕える者は必ず病になる」といった言い伝えが残っているため、漁師は恐れて小魚を海中に投じたことで、逆に鯛などの高級魚が集まるようになった場所とされ、この2つの小島には鳥居の奥に弁天様が祀られてるそうです。

バイクを停めて弁天島まで続く遊歩道を歩いて散策してみるのも面白いかもしれませんね。

【ビュースポット】房総半島の最南端に位置する絶勝『野島崎灯台』

九十九里浜から外房総を南下して、千葉県の最南端まで約108kmの距離を走ると「野島崎灯台」まで辿り着くことができます。

この場所に建っている野島崎灯台は、灯台の中に入って上まで登ることができ(入場料:大人300円)房総半島を一望できます。

灯台の最上階からの眺めは格別で、太平洋を一望できるオーシャンビューが広がり、天気や条件が良ければ遠くに伊豆半島まで眺めることができます。

他にも、厳島神社や海洋美術館、遊歩道などがあり、グルっとひと回り約20分くらいの散歩コースを楽しむことも可能です。

この「千葉・外房総のオススメコース」はHondaGO RIDEにインストールできます!

今回紹介した「千葉県・外房総のオススメコース」は、バイク乗りのためのスマートフォンアプリ「HondaGO RIDE」にルートをインストールすることができます。

冬期でも楽しめるオススメのツーリングコースとして、是非ご活用ください。

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※このツーリングプランは、HondaGO RIDE「ツーリングプラン」を使って作成しました。安全運転で楽しいツーリングへ出かけましょう!
※ツーリングプランのインストールには、スマートフォンアプリ「HondaGO RIDE」のダウンロードおよびログインが必要です。
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いかがでしたか?

冬の時期にどこへ走りに行こうか迷ったら、凍結などの心配が少ない千葉県の外房総エリアなら問題なく楽しめます。

暖かいライディング装備に身を包んで、是非、冬の日帰りツーリングに出かけてみてくださいね!

 

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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