Hondaは「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けた取り組みを進めています。
そんな中、Honda初の一般ユーザー向けの電動スクーター EM1 e:が登場!
日常使いに十分な航続性能を持ったバッテリー型電動バイクです。
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自宅で充電&一充電あたりの走行距離航続53km※1
こちらが新たに発表されたEM1 e:。
映画に出てきそうな先進的なスタイリングとなっていて、ついに日本の道をこんな未来感ある電動バイクが走る時代がやってきました!
Hondaの電動バイクへの取り組みは1994年に発売された世界初の市販車電動バイクのCUV-ESまで遡ります。
その後時代のニーズに合わせて電動の開発を進め、2018年にはPCX ELECTRICを発表し、2020年からは電動のビジネスバイクを展開してきました。
今回のEM1 e:はホンダが積み重ねた電動バイクの技術を詰め込み、ビジネスユーズだけでなく一般ライダーにも楽しく、便利に使える電動モデルとなっています。
開発コンセプトは「日々の生活スタイルにマッチする、ちょうどe: Scooter」
その言葉通り、日々の通勤通学や近所への買い出しなど、現代人の生活に溶け込むことのできる電動モデルです。
エンジンと違って排気ガスを出さないため環境に優しく、振動もないため快適な乗り心地を実現しています。
航続距離は満タン充電で53km※1。
リチウムイオンバッテリーを採用したHonda Mobile Power Pack e:は専用充電器を使用することで家のコンセントから充電することができ、ゼロの状態から約6時間※2で満充電。
※1.30 km/h定地走行テスト値。一充電走行距離は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。一充電走行距離は、車速一定で走行した実測にもとづいた値です。
※2.Honda Mobile Power Pack e:の状態、充電時の環境、車両、整備などの諸条件により異なります。
帰宅したらバッテリーを取り外して充電しておけば翌朝には満タン、バッテリーをもう一個持っておけば家で付け替えることで再び走ることができます。
チェーンやベルト駆動ではなく、ホイール内にモーターを内蔵するインホイールモーターを採用し、定格出力0.58kwのモーターを搭載。
原付一種として登録することができ、エンジンの50cc原付スクーターと同じように乗ることができます。
ハンドルスイッチで走行モードを切り替えることができ、ECONモードでは出力特性を穏やかにし、最高速を抑えることで電力消費の少ない走行が可能です。
バイクに不慣れな初心者の方でも扱いやすい電動モデルとなっています。
誰でも扱いやすい充実装備
EM1 e:は日常使いをメインに考えて設計された電動バイクのため、スクーターに求められる装備はひと通り搭載されています。
タンデムはできない原付一種のモデルですがロングシートを採用することで着座位置の自由度が高く、跨った際に背負ったバックを載せておけるほど余裕のあるスペースを確保しています。
また足を載せるフロアスペースはフラットとなっており、最短部でも約330mmのスペースを確保することで、ライダーの体型を選ばず自由なポジションでの乗車が可能です。
シート高は740mm(Honda公表値)と一般的なスクーターとほとんど同じのため、足つきもよく普段使いもしやすい高さとなっています。
スリムで扱いやすい車体設計でありつつ、ゆったりとした快適さも実現してます。
灯火類は全てLEDを採用し、視認性を高めることで夜間時にも安心して走ることのできる装備です。
メーターは反転液晶タイプのフルデジタルメーターを採用し、スピードやバッテリ残量、走行距離などシンプルながら様々な情報が詰め込まれています。
フロントはディスクブレーキを採用した12インチホイール(リア10インチ)。
路面の追従性がよく、タイヤの選択肢も幅広いサイズです。
運転にゆとりを生むHonda独自の連動ブレーキシステムである「コンビブレーキ」を採用しているため、前後それぞれ別のブレーキ操作ではなくフロントのみでもリアが適度に作動するブレーキとなっています。
他にもUSB Type-A電源ソケットを標準装備し、500mlのペットボトルを収納することのできるインナーポケットを配置。
フロアに荷物を置く際にも使える荷掛けフックや、シート下にはバッテリーだけでなく、グローブや雨具を収納可能なラゲッジスペースを用意。
様々な使い方、走り方ができる充実した装備となっています。
値段も魅力的なポイント
エンジン車と違って電動バイクは高価なイメージがあります。
気になる値段は、EM1 e:は本体が 156,200円(税込み)、バッテリーが 88,000円(税込み)、充電器が 55,000円(税込み)となっており、フルセットで 299,200円(税込み)※と30万円以下。後から追加でバッテリーだけを追加購入することも可能です。
EM1 e:は、全国のHonda二輪EV取扱店で購入することができます。
※車両本体および走行に必要となるHonda Mobile Power Pack Charger e: 1個を含めた参考価格です。価格はメーカー希望小売価格(消費税10%込み)で参考価格です。
カラーはパールサンビームホワイト、デジタルシルバーメタリックの2カラーをラインアップ。
また純正アクセサリーとしてグリップヒーター、リアキャリア、トップボックス35L、アラーム、イモビアラーム、近接通報装置など、スクーターとしてしっかり使い込める装備も用意されています。
まだまだ電動スクーターは日本では目新しい存在ですが、EM1 e: は日本での日常使いを追求した電動モデル。
これから通勤通学をバイクでしようと思っている学生さんや社会人の方はもちろん、大きなバイクを持っているけど近場での足がほしいライダーさんなど様々な方におすすめできるバイクです。
発売は2023年8月24日(木)となっています。
気になった方は是非 Honda二輪EV取扱店 までお問い合わせください!
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【文/佐藤快(外部ライター)】