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『EM1 e:』で都心のライダーが実体験!1ヶ月半で約650km街を走ったライダーに聞いた、EM1 e:のメリットとは【EM1 e: のある生活】

東京都内にお住まいの方限定、500名様に約60日間『EM1 e:』のモニターとして、電動スクーターのある生活を体験していただくという「EM1 e: モニターキャンペーン」という企画。(既に募集は終了しています)

今回は選ばれたモニターの中から、普段バイクを移動の足として使うという菅原さんにお話をお聞きしました。

都内近郊を移動する足として EM1 e: を使うと、どういったところが便利なのでしょうか?

シティライダーが電動バイクを初体験

今回お話をお聞きした菅原さんは過去にズーマーやフォルツァ Zに乗っており、都内近郊を移動するための足としてスクータータイプのバイクを使っていました。 ここ最近は乗っていなかったそうですが、次買うなら電動バイクも視野に入れていたこともあり、今回のモニターキャンペーンに応募されました。

EM1 e: に乗るまで電動バイクは未経験でしたが、シェアタイプの電動キックボードはレンタルしたことがあったそう。しかしバイクに慣れていると電動キックボードはイマイチ使い勝手が悪く、行動範囲も限られているためバイクと同じようには使えなかったそうです。

EM1 e: に初めて乗って感じたのは発進の力強さ。 電動バイクはエンジン車の50cc原付より遅いイメージがあったそうですが、しっかり電動ならではの瞬発力があり、エンジン車と大きくは変わらない走りができたそうです。

 

排気音が無いおかげで走行音がほとんどしないというのは良かったポイントの一つです。 エンジンがないので車体へ伝わってくる細かい振動がなく、信号待ちでも余計な疲れがなかったように思います。 電動はエンジン車とは違うことで何か気を使ったり、特殊な操作があったりしないのかと身構えていた部分がありましたが、乗ってみるとそんな心配は無く、これまで慣れ親しんだバイクと同じように気持ちよく走ることができました。

 

 

乗っていて空気を汚さずに走れるというのも良かったです。 エンジン車では排気ガスの臭い匂いがあったり、夏に乗っているとエンジンから上がってきた熱気を感じたり、どこか環境に悪い部分を感じていました。 それがEM1 e:には一切なく、ガスの匂いも熱気も感じることなく快適に走れるというのは私にとって大きかったです。

 

ガソリンスタンドに行かなくて良いメリット

EM1 e: に乗った際には走行毎に充電しているという菅原さん。 マンション住まいのため駐輪場に EM1 e: を停め、モバイルパワーパックを取り外して家で充電しているそうですが、これまでエンジン車に乗っていたライダーにとってこの作業はどう響いたのでしょうか?

 

モバイルパワーパックの取り外しは慣れれば簡単にできて、少し重いですが片手で持ち運んで自宅で充電しています。

 

 

エンジン車ならこの作業は必要ないですが、私にとっては家で充電できるというのは良かったです。モバイルパワーパックを取り外して家で充電するというのは、私にとっては充電する電子機器が一つ増えた程度の感覚です。携帯を充電するのと意識的にはあまり変わらないので苦に感じていません。これがエンジン車の場合、家で給油することはできないし、移動の途中でガソリンスタンドに寄らなければならないので、寄り道するポイントが増えてしまうのです。

 

 

ガソリンスタンドに行くしかなかったので今までは行っていましたが、EM1 e: だけで生活するなら家で完結できるので、私だけじゃなくそれが良くて EM1 e: を選ぶ方もいると思います。

 

家で充電でき、ガソリンスタンドに行かなくて良いというのは EM1 e: の大きなメリット。 菅原さんにとってもそういった面で重宝していました。

足として使うならリアボックスは便利

エンジン車のスクーターにはシートの下にメットインスペースがあり、車種にもよりますがフルフェイス+αくらいの荷物が収納できます。しかし EM1 e: の場合、いわゆるメットインのスペースにバッテリーが入っているためヘルメットが入るスペースがなく、多少の小物の収納ができるスペースのみとなっています。モニター企画の EM1 e: にはオプションのリアボックスが装着されており、これがかなり重宝したとのこと。

 

ヘルメットだけでなく雨具やグローブも一緒に入るし、鍵も車体の鍵で開閉できるタイプだったのでかなり便利でした。 都内で足としてバイクを使うなら最低限の収納は欲しいところなので、もし自分で EM1 e: を購入する場合も、このオプションは付けたいと思います。

 

EM1 e: で街を650km走破

モニター企画を開始して1ヶ月半ほどが経過した頃、菅原さんに EM1 e: の調子を聞いてみると、既に街の移動だけで650km走行したと言います。 モニター期間は2ヶ月ですが、この調子ならモニター終了時に1,000km走破も夢じゃないかも?というペースで走っているそうです。 街の移動で使うバイクとして、EM1 e: はどんなバイクなのでしょうか?

 

まず近所のスーパーに買い物に行ったり、スポーツジムへ行ったりする足としては凄く便利です。 使い方としてはエンジン車と変わりませんが、EM1 e: は音がしないので何時でも家から移動できるし、『エンジンが掛かっている』という意識がないので電動自転車に近い便利さかもしれません。

 

走っていてもほとんど音がしない静寂性は私にとってはメリットでしたが、周りに気づかれにくいという点もあります。 だからこそ、人通りが多い道や細い道などではエンジン車以上に安全運転するようにしています。 EM1 e: に乗り始め、安全意識がさらに高まりました。

 

 

私の家の近所は坂が多いのですが、EM1 e: はしっかり登ってくれています。 キツイ坂道は多少スピードが落ちますが、低速でもしっかり登ってくれるので苦労はしていません。 250ccクラスのパワーを知ってしまうともう少しパワーが欲しいところではありますが、あくまで原付クラスのバイクなので、日常使いでは十分じゃないでしょうか。

 

 

都内の移動でも EM1 e: を使っているのですが、日によっては片道15km以上走ることもあるので、 そういうときは EM1 e: で目的地まで行くのではなく、中間地点とか行きやすい途中の駅まで EM1 e: で行って、そこから電車に乗るようにしています。 以前乗っていた250ccクラスのスクーターでは駅の駐輪場に停められませんでしたが、50ccクラスの EM1 e: なら駅前の駐輪場が利用できることが多いので重宝しています。

都心ならではの EM1 e: ライフを楽しんでいる様子の菅原さん。 いくらでも移動手段がある都内だからこそ、最寄り駅までの移動だけではなく、目的地までの中間の駅まで EM1 e: で行って、帰りもバッテリーの不安もなく帰ることができ、途中寄り道する余裕もあるそうです。 まだまだ EM1 e: を足として使っている方は少ないため、貴重なお話をお聞きすることができました。

今回の菅原さんのように、趣味だけでなく移動手段としてバイクを使っている方にも EM1 e: は使いやすいバイクだと思います。

一度乗ったら良さが伝わってくるバイクでもあるので、気になった方はぜひ一度レンタルして試乗してみてください!

HondaGO BIKE RENTALで「EM1 e:」をレンタルしてみる

【文/佐藤快(外部ライター)】

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