人気のレブル(Rebel)シリーズの中でも250や1100とは違う個性を持ったレブル500(Rebel 500)。その装備や特徴を解説します。
Honda Rebel 500(2020)
大人気モデルへと成長したレブル250(Rebel 250)と同じスタイリング&ボディサイズでありながら、約2倍の排気量となる471ccの直列2気筒エンジンを搭載したレブルシリーズの中堅モデルがレブル500(Rebel 500)です。
レブル250よりも存在感のあるエンジンは、250・500・1100とラインアップされるシリーズの中で最も穏やかなパワーフィーリングとなっており、他のレブルには無いテイスティな走りを楽しめるのが特徴となっています。
初代レブル500は2017年5月の発売ですが、2020年4月にモデルチェンジし、ヘッドライトやウインカー、テールランプなどの灯火器類がすべてLED化されました。
同時にアシスト&スリッパ―クラッチが新採用され、走りにおける安心感を向上させつつクラッチ操作の負担も軽減。
前後サスペンションも仕様変更され、乗り心地の向上が図られています。
Rebel 500|メーカー希望小売価格 799,700円(消費税10%込み)
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レブル500のライディングポジションや足つき性は?
レブル500のライディングポジションは基本的にレブル250と同じで、着座位置よりもステップが前にあるクルーザー独特の乗車姿勢となります。
ボディサイズは大型バイクとして考えるとコンパクトで、跨ってみるとバイクが手の内にあるような安心感を感じることができました。
ほんのわずかに上半身が前傾するようなスポーティ感のあるポジションに、単なるクルーザーではない、ホンダ独自の『レブルらしさ』を感じることができます。
ホンダの大型バイクラインアップの中で最も良好な足つき性を持つのがレブル500で、そのシート高は690mmという低さ。
身長176cmのライダーの場合、両足カカトまでベッタリ接地どころか、膝にも大きく余裕があり、190kgという軽さもあって抜群の安心感を感じることができます。
身長150cm台の小柄な女性でも不安なく扱うことができる、貴重な大型バイクのひとつとも言うことができます。
レブル500の燃費は?
小ぶりなガソリンタンクは容量11リットルとなっていますが、レブル500は燃費も良好なのが特徴のひとつ。
高速道路8割、一般道2割くらいの割合で369kmの距離を走って、総給油量は12.03Lとなりました。
使用燃料はレギュラーガソリン。
満タン法で計測した燃費はガソリン1リッターあたり30.67キロ。
大型バイクでありながらリッター30km以上の燃費を記録し、計算上の航続距離も300kmを超えるためツーリングも快適に楽しむことが可能です。
レブル500に乗ってみた感想は?
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