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レブル500はバイクで走ることを『贅沢な時間』にしてくれる【ホンダの道は一日にして成らず 第27回/Honda Rebel 500 まとめ編】

のんびりテイスティなのに、コーナリングもなんだかんだでよく走る。それでいて流行にも、周りにも流されない。レブル500(Rebel 500)ってそういうバイクだと思う。

レブル500(Rebel 500)に感じる『いぶし銀』の魅力

スタイリングが基本的にレブル250(Rebel 250)と同じだから、250の延長線上にあるような気がしちゃうけど、実際は全然違う。

250や1100も展開されるレブル(Rebel)シリーズの中でも、独自の個性を感じさせるバイクです。

【後編】からの続きです。

だけど今の主流はレブル250とレブル1100だというのも事実。
こう言っては何ですけど、一般的に考えて『大型二輪免許を持ちながら500ccのバイクを選ぶ』っていう選択は、相当に“通”じゃないとできないでしょう。

どうせならでっかい1100に乗りたい!って気持ち、すごく良くわかるし。

だから、私(北岡)としては『すごく良いから500を選んだほうがいいよ!』っていうつもりはありません。

バイクは趣味のものなんだから、250でも1100でも、自分の好きなレブルを選ぶのがいちばん!

だけど、真ん中の500のこともちゃんと知っておいて欲しい。そう思っています。

だって、このバイクのキャラクターっていうか、走りの中に感じる個性はかなり孤高なんですよ。ホンダだけじゃなく、世界中のバイクを見回しても、レブル500のようなフィーリングは他に無いと思っています。

個人的な感覚での話にはなりますけど、私はレブル500の『アクセル一定でのんびり流す時の心地よさ』は、ホンダのバイクラインアップの中でも随一かもしれないと感じているんです。

急かされずに夜の街を流す時や、ツーリングで美しい景色の中を静かに走る時。ただでさえ気持ちのいいシチュエーションを、レブル500はさらに格別のひとときにしてくれます。

レブル500は『わかってる人』が乗っている

だから、レブル500を愛車に選んだライダーを見かけると『この人、わかってるナァ』って思っちゃう。きっと、ゆっくり走ることを楽しむ達人に違いないって、そういう目で見てしまいます。

長年バイクを乗り継いできて、自分のスタイルを確立している人の相棒。

流行にも周囲にも流されず、自分が肌で感じた『良いもの』を、迷わず選び取れるセンスを持った大人の選択。

レブル500って、そういうバイクだと私は思っています。

ゆっくり、のんびり。でもずっと飽きずに走り続けられる。

レブルシリーズのようなバイクのジャンルは昨今『クルーザー』って呼ばれていますけど、本当の意味で『クルーザー』らしい走りを堪能できるのはレブル500でしょう。

仮に船舶に置き換えるなら、レブル250にはジェットスキー(水上バイク)のような元気さがありますし、レブル1100はバウ(船首)を持ち上げて水面を滑走するパワーボートのような迫力があります。

だけどレブル500はそれらとは趣が違う。広大な海を滑るように航行するクルーザー。そのイメージがぴったりなんです。

だからもし私が『レブル500ってどんなバイクなの?』って聞かれたら、きっとこう答えます。

『バイクで走る時間を、すごく贅沢なものと感じさせてくれるのがレブル500だよ』って。

穏やかに、満たされる。

そんな優しい幸せをライダーに与えてくれること。それこそが私の感じているレブル500、最大の魅力です。

【文/北岡博樹(外部ライター)】

よろしければ最初の【前編】からお読みくださいね!

 

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