皆さんこんにちは!バイクタレントの下川原リサです。
今回ホンダゴーバイクラボ初投稿!これまでのバイクライフで感じた事やHONDAのバイクの魅力を女性ライダー目線でお伝えしていきたいと思います。
今回は私の愛車の1台である“クロスカブ110”の魅力についてお伝えしていきます!
私とクロスカブの出会いは2019年。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私がバイクに乗り始めた時から夢描いていた“バイクで日本一周”の相棒に選んだのがきっかけでした。そう、初めから日本一周に行くのに最適なバイクはどれだ?と選んだのがクロスカブだったのです。
…って今思うと、バイクという大きな買い物を“日本一周に行く為だけ”に選ぶと言うのはどうなのだろう?はたまた珍しいのでは?と記事を書きながら自分の思い切りに感心しました。(笑)
ですが、その思い切りは大正解!
クロスカブは今では私の今後の人生において、なくてはならない存在となりました。
毎日乗って疲れない。そして楽しい
日本一周の相棒は、『安全第一!毎日気軽に乗れて、心に余裕を持てるバイク』と決めていました。毎日乗るわけだし、無事にゴールをしたかったから。
そう考えた時に最初から “カブしかない!!”とカブ選びをスタートさせました。
デザイン性や積載性、カラーなど自分の好みであるクロスカブを“カブだから大丈夫“という絶対的安心感と信頼があったので、試乗もせず(笑)選んだ私ですが、毎日約200キロ、4ヶ月間でトータル2万キロを走り切れたのはクロスカブの乗りやすさとバイクならではの楽しさがあったからだと確信しています。
自動遠心クラッチ、という点で手のクラッチ操作が無い、エンストもしないというのも、毎日乗るには気持ちに余裕ができるポイントの1つです。だけど、ギアチェンジをしてバイクを操っている感覚も味わえます。
また、スーパーカブよりもアウトドアテイストで少し車高が高いクロスカブですが、それがまた楽しい!
旅中は急にダートコースに遭遇する事もしばしば…。だけどそんなダートコースも思わず立ち乗りをしてしまうほど楽しめちゃうのがクロスカブなのです。
シートを中心に前後のバランスがすごく良いと感じていて、そこに安心感を持っているからこそ、ダートコースも不安が無く、ワインディングもこんなにも楽しめるのだと感じています。
車体も軽くコンパクトという点も駐車スペースの問題や、取り回しも気軽で安心できるポイントの1つです。
また、『ずっと乗っていてお尻が痛くならない?』とよく聞かれるのですが、クロスカブのシートは本当に良くできています!当初は毎日乗るから辛くなるかもしれないな、痛くなったらバイクショップでゲル入り座布団を購入しようと思っていたのです。だけど全然痛くならない!これは私がこれまで出会ったクロスカブオーナーさんに聞いても同じ意見を持っていました。
『ちょっとコンビニに行ってくる』と言ってヘルメットを被ってすぐに乗っていけるカブならではの気軽さはもちろん、オフロードやワインディング、日本一周のようなロングの旅ツーリングまで幅広いバイクの楽しみ方ができるのがこのクロスカブだと思います。
また、体力的に疲れてきたな、という時には止まる事さえも億劫にならない、自分に寄り添ってくれる、毎日乗っても飽きないそんなバイクです。
デザイン性と積載性
旅中はキャンプをする事を決めていたので、しっかり荷物を積むことができ尚且つ積載が似合うカブを探していました。2018年にモデルチェンジをしたクロスカブはこれまでのモデルからレッグシールドが外され、ガラッと印象が変わったデザインがドンピシャ!たっぷり積載をしているクロスカブの姿が具体的にイメージできたのです。
まず、私はホームセンターのボックスを取り付けました。更にリュックを括り付けサイドバッグ、フロントライト部分にテント、センターキャリアとたっぷりの積載を試したのですが…その姿が似合ってしょうがない!
キャンプに行った際にも、テントとクロスカブを並べると非常にマッチするのです。
日本一周を終えてからは、もっと日常に寄せる為に全て外そうかと思っていたのですが意外にもステッカーチューンしたボックスが普段使いにも馴染んでいて付けたまま乗っています。そんな積載が似合うクロスカブの全体的なデザインとバランスが魅力の1つだと感じています。
やっぱりカブの燃費は半端じゃない!
カブ=燃費がいい。というのは誰しもが知っている事かと思うのですが、その燃費の良さに改めて驚かされました。積載満載のクロスカブで平均、リッター60km〜66km走りました。2万キロ走ってガソリン台は合計5万円以内という素晴らしい燃費!
今でも街乗りが続くと、『あれ?いつガソリン入れたっけ?』と忘れてしまうほどです。ガソリンを入れれば、満タン4リッター、ガソリン代は数百円で収まります。これはカブシリーズ全てに共通している魅力ですが、こんなに家計に優しいバイクは他にはない!まさに、1家にカブ1台!
日本一周旅からクロスカブとのバイクライフが始まり、沢山の素晴らしい景色を見せてくれました。110ccだから自動車専用道路は走行できないという点もありますが、だからちょっと遠回りして出会える景色や人がいるのです。
思い出がたくさん詰まっていて愛着が湧いているのはもちろん、毎日乗れるバイクだからクロスカブに体が馴染んでいるのです。だからもう手放せません。今ではクロスカブを一生乗り続けたいと思っています。
そして、大切に乗って、子供や孫ができたらずっと受け継いでいってほしい。そんな世代を超えて愛されるバイクだと思っています。
クロスカブは、実用性はもちろん乗って楽しい”遊べるバイク”。
バイクに乗り始めた方はもちろん、既にビッグバイクを所有しているライダーさんのセカンドバイクとして全てのライダーにおすすめしたいです。
そんなクロスカブも新型が発売されましたね。キャストホイールにディスクブレーキが初採用!私もまだ乗っていないのですが、乗り心地が気になる所です!レンタルバイクをしてみたいと思います。
バイク選びに悩んでいる人は、是非クロスカブを候補に入れてみてはいかがでしょうか?
【文/下川原リサ(外部ライター)】