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今年の「HondaGO BIKE MEETING 2025」はまさにフェス状態⁉︎ 鈴鹿サーキットでバイクを遊びつくす特別な1日に多くのバイク好きが集結!【HondaGO BIKE MEETING 2025 イベントレポート】

秋のバイクシーズン真っ只中の2025年10月18日(土)、今年で第3回を迎える「HondaGO BIKE MEETING 2025」が鈴鹿サーキットで開催されました!

今回は発売前の「CB1000F」先行試乗会や、自分の愛車で鈴鹿サーキットを走れるサーキットツーリング、音楽ライブやトークショーで盛り上がるHonda Dream FESの開催など、例年以上に大盛況となったミーティングレポートをお届けします!

雨予報すら吹き飛ばすほどの大盛況!全国各地から多くのライダーで鈴鹿サーキットが熱気で溢れた!

2025年10月18日(土)、バイクを愛するすべての人に向けたHonda最大級のファンイベント『HondaGO BIKE MEETING 2025 in Suzuka』が、三重県の鈴鹿サーキットにて開催されました。

鈴鹿8耐や国際的なレースが開催される世界的な「モータースポーツの聖地」を舞台で、愛車で走れるサーキット試乗会や、最新モデル試乗、トークショーやファンとの交流コンテンツまで、Hondaが提案する最高のバイクライフ体験が楽しめる特別な一日がスタートしました。

会場では朝早くから様々な音色を奏でる排気音、笑い声、そして「やっとこの日が来たね!」という仲間たちの声。ゲートオープンとなる朝8時前を迎えると、鈴鹿サーキットのメインゲート前の道路はHonda車はもちろん、様々なメーカーの多種多様なバイクに乗る多くのファンの方々で溢れ返りました。

イベント当日の鈴鹿エリアの天気予報ではあいにくの雨予報でしたが、時よりパラッと小雨が降るくらいの曇り空でレインウェアを着る必要がないほどの天候に回復。

会場ゲートがオープンすると、スタッフの方の「おはようございます!」という元気な声とともに、続々とライダーが入場。バイクを降りると、まずは特設されたフォトスペースで愛車と一緒に記念撮影を楽しんでいる光景が印象的でした。

駐車エリアにズラリと並ぶ愛車の列はそれだけで壮観で、同じ車種が並ぶと自然とオーナー同士の会話が生まれます。この日初めて会ったライダー同士が「このカスタムいいですね!」「あ、それ新型ですよね?」といった会話が生まれるのもバイクミーティングの醍醐味。

2023年からスタートしたHondaGO BIKE MEETINGは、今年で3回目を迎え、開催を重ねるごとに参加台数もどんどん増加。遠路はるばる北は北海道、南は九州からツーリングを兼ねて訪れたライダーも多く、大勢のバイク好きが鈴鹿に集いました。

サーキットラン、音楽ライブ、トークショーも!最新モデルを見て、触れて、体感できるスペシャルコンテンツが盛りだくさん!

HondaGO BIKE MEETINGのメイン会場となった「GPスクエア」には、Hondaの新車展示をはじめ、バイクファンなら一日中過ごしても飽きないほど多彩なブースが集結。メインステージを囲うように作られたスペースには最新モデルがズラリと並び、まるで屋外フェスのような賑わいに。

発売前の「CB1000F」を筆頭に「GB350」シリーズや「CB650R & CBR650R E-Clutch」「CL500」など、Hondaの最新モデルがズラリと並び、自由に触れたり跨ったりできる車両展示ペースも用意。若いライダーからベテランまで入れ替わり立ち替わり記念撮影を楽しむ姿が目立ちました。

また、周囲には関連ブランドの出展ブースも立ち並び、「MORIWAKI ENGINEERING」や「DAYTONA」「ACTIVE」「G-Craft」「キジマ」など、Hondaと深いつながりを持つサプライヤーが多数出展。実際にパーツを手に取りながら、スタッフとカスタム談義をするライダーの姿があちこちで見られます。

特にモリワキブースには、CB1000Fをベースにした「CB1000F Concept MORIWAKI STREET CUSTOM」も展示。熊本県のHSR九州で開催された「鐡馬」レースも走ったその精悍なスタイルに多くのカメラが向けられているのが印象的でした。

HondaGO BIKE MEETINGメインステージのGPスクエア全体がまるでモーターサイクルショーのように感じられるほどの賑わいでした。

満員御礼!発売前にサーキットで乗れるHondaGO PLUS会員限定「CB1000F先行試乗会」

今回のHondaGO BIKE MEETING 2025の目玉コンテンツの一つとなったのが次世代の“CB-F”として、11月14日に発売された「CB1000F」のサーキット先行試乗会でしょう。

発売前の最新モデルにいち早く試乗でき、しかも鈴鹿サーキットのフルコースを走れる機会は滅多にない超プレミアム体験。HondaGO PLUS会員限定で事前予約制の有料コンテンツではありましたが、時間毎に区切られた試乗枠がフルで埋まってしまうほど、その注目度の高さは群を抜いていました。

CB1000Fの試乗を終えたライダーからは「想像していたよりもずっとシャープなハンドリングで、車体がとにかく軽い!」「低速からエンジンがトルクフル!やっぱ4気筒CB最高!」「CBの伝統と革新が融合した、まさに新世代のCB-Fだね!」など、期待を遥かに上回る走行性能とフィーリングに興奮が冷めやらぬ様子。ピットに戻ってきた方々の表情は、一様に高揚感溢れる笑顔に満ちていました。

このCB1000F先行試乗会に参加できたライダーにとっては忘れられない体験になったことは間違いないでしょう!

Honda最新モデルで鈴鹿のフルコースを走れる「サーキット試乗会」

CB1000Fの先行試乗会とは別に、Hondaの最新モデルで鈴鹿のフルコースを走れる「サーキット試乗会」も同時開催されました。

気になるモデルに試乗するだけならHondaGO BIKE RENTALや、販売店の試乗車がありますが、Hondaのニューモデルで鈴鹿サーキットを走れるのは嬉しい限り。

バイクで集まるミーティングイベントは多いものの、最新モデルをサーキットで試乗できる機会はHondaGO BIKE MEETINGならでは。

普段はレーシングマシンが駆け抜ける鈴鹿サーキットの本コースを、気になるHonda最新モデルや憧れのHonda車で走れる試乗コンテンツだけあって、「バイクでサーキットを走ってみたかった!」「気になってたニューモデルに乗れた!」という夢が同時に実現しました。

自分の愛車で憧れの鈴鹿サーキットを走れる「サーキットツーリング」

HondaGO BIKE MEETINGの数ある体験コンテンツの中でも、1番人気と言っても過言ではないほど多くのライダーが参加していたのが、愛車で鈴鹿サーキットを走れる「サーキットツーリング」。

このコンテンツは、先ほどのCB1000F先行試乗会とHonda最新モデルのサーキット試乗会とは別に、自分の愛車で鈴鹿サーキットのレーシングコースをみんなと一緒に走れるというツーリング走行イベントです。

走行順を待ちながら数百台のバイクが待機しているピットエリアでは、愛車のエンジンをかける音が次々と重なり、出走前の緊張と高揚が入り混じったレース直前のスタート前のよう。多種多様なマシンが安全に配慮された先導車付きで一斉にコースインする光景は圧巻でした!

ツーリングペースのサーキット走行ではありますが、普段はプロのレーサーたちがしのぎを削る鈴鹿サーキットの本コースをサーキットライセンスなしで走行できるという体験型のコンテンツなので、HondaGO BIKE MEETINGに愛車で訪れたほどんどのライダーが参加しているほどの人気コンテンツでした。

走行後のピットでは、自然とライダー同士が語り合い、「俺、初めて鈴鹿走ったけど涙出たわ(笑)」「次は仲間を連れてきたい!」など言葉が次々と交わされていました。鈴鹿8耐の舞台で自分の愛車を走らせる喜びは、一生の思い出になったことでしょう。

そんなサーキットツーリングに参加したライダーをひとり一人撮影した走行写真を購入できる「Riding Photo Service」も実施。紙焼プリントとデジタルデータの両方がセット購入でき、自分の愛車で鈴鹿サーキットを走った思い出を大切に残しておけるサービスです。

サーキット走行を終えてすぐに1枚1枚即時プリントアウトされ、学生時代の修学旅行写真のようにラックに飾られると、自分の写真を愉しそうに探すライダーで賑わっていました。

最新の人気原付二種モデルを体験できる「ミニ試乗会」

メイン会場のGPスクエアや走行プログラム以外にも、鈴鹿サーキット内の交通教育センター特設コースでは「ミニ試乗会」が開催され、こちらも人気スペースになっていました。

このミニ試乗会の魅力は、なんといっても予約不要で気軽に最新の原付二種モデルに試乗できる点です。PCXやGROM、ダックス125といった人気車種のほか、今回の試乗会で特に注目を集めたのは、原付二種(第二種原動機付自転車)の電動二輪パーソナルコミューター「CUV e:」です。

静かなスタート音とともに滑らかに加速していくCUV e :の走行フィーリングは、参加者に未来の移動の可能性を感じさせました。

電動モデル特有の、低回転域から立ち上がる強靭なトルク感と、環境に配慮した静粛性は、都市部の移動や近場のツーリングにおいて新たな選択肢を提示しています。

初体験の電動スクーターに「静かなのに力強い!」「これからのバイクライフが変わるかもしれない」と、試乗者からは驚きと期待の声が寄せられていました。

ミニ試乗会の隣りの会場ではHondaGO PLUS会員の方であれば特設コースでCB1000Fの体験試乗ができる「CB1000F ミニ試乗会」も実施。

こちらはサーキット走行ではありませんが、発売前のCB1000Fに事前予約不要で試乗できるので、多くの参加者が最新モデルを体感していました。

バイクが宙を舞う!トライアルライダーによる「トライアルデモンストレーション」

今年のHondaGO BIKE MEETING 2025の中でも、来場者の目を一際釘付けにしたのがHondaトライアルライダーによる「トライアルデモンストレーション」でしょう!

GPスクエアのメインステージ横に特設セクションに設けられ、Hondaのトライアルマシンで国際A級スーパークラスを戦う実力派ライダー武田呼人選手(TEAM MITANI Honda)が超絶パフォーマンスを披露。バランスを極限まで追求したトライアルマシンを駆り、観客の目の前にセットされたランプや難関セクションにでスーパーテクニックの数々を見せてくれます。

ウィリーターンやジャックナイフなどを軽々と披露したと思えば、 セクション内にはバイクが登るには“不可能”に思えるような高さの障害物や、一本橋での超バランス走行が用意されており、思わず会場のファンが息を呑む場面も。

きっかけのない場所からジャンプして、両輪で風船を割るパフォーマンスでは、観客席からは「ヤバっ!」「スゴすぎ!」という歓声が溢れ、会場のボルテージがさらにヒートアップ!このトライアルデモンストレーションによって、イベント会場の一体感がさらに高まっているのが伝わってきました。

ステージイベントが豪華すぎる!音楽ライブやスペシャルトークショーで盛り上がる「Honda Dream FES」も初開催!

 

そして、今年のHondaGO BIKE MEETINGのメインステージでは、スペシャルゲストを招いてのトークショーやダンスボーカルユニットによる音楽ライブなどが披露される「Honda Dream FES」も初開催!

 

“バイクイベント”という枠を超えたエンターテインメントとしてのライブが演出され「バイク×音楽」という組み合わせが自然に会場に溶け込んでいたのが印象的でした。

 

音楽ライブで盛り上がった後は、スペシャルトークショーも開催いたしました。

来年もまたHondaGO BIKE MEETINGで会いましょう!

 

今年のHondaGO BIKE MEETINGは、鈴鹿サーキットという最高のロケーションで、Hondaの「今」を全身で体感できる1日となりました。

最新モデル「CB1000F」の先行試乗では、未来のHondaを感じさせる走りに多くの参加者が胸を躍らせ、サーキットツーリングでは「憧れの鈴鹿を自分のバイクで走れる喜び」を噛みしめる多くのライダーの姿が印象的でした。

そしてメインステージの音楽ライブやトークショーでは“感動と共感の輪”をそれぞれ描き出し、バイクというカルチャーの多様な魅力を存分に楽しめるイベントでした。

愛車とのサーキットランという夢のような体験や、そしてHonda最新モデルに触れる機会は、参加されたすべてのライダーにとって、バイクの楽しさや素晴らしさが再認識できたのではないでしょうか。

次回のHondaGO BIKE MEETINGも、きっとさらに進化した“バイクの祭典”となることを期待しましょう!

▼HondaGO BIKE MEETING 公式サイトはこちら
https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/bike-meeting/

▼HondaGO PLUS 入会はこちら
https://hondago.jp/plus/

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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