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【毎日乗れる大型バイク】500cc『Rebel 500(レブル500)』と『CL500』は異なる個性を持ちながら汎用性は圧倒的! 【Rebel 500&CL500試乗レポート④まとめ編】

『Rebel 500(レブル500)』と『CL500』の、それぞれのモデルに試乗してみて気づいたことのまとめをお送りします!

両極端な個性を持ちながらも共通する圧倒的汎用性の高さが魅力!

今回、Hondaのラインアップする500cc大型バイク『Rebel 500(レブル500)』と『CL500』それぞれに試乗しましたが、両モデルともエンジンやフレームのベースを共有しつつも、ある意味、両極端と言えるような個性を持った魅力的が感じられました。

まず『レブル500』はタフ&クールを体現する低く長い、堂々とした「Rebel」シリーズ共通のスタイリングが何よりの個性。そこに『Rebel 250(レブル250)』にはない力強さと『Rebel 1100(レブル1100)』にはない取り回しし易さや親しみやすさがプラスされ、街乗りで扱いやすくツーリングで大型バイクらしさを満喫できる1台に仕上げられています。

『レブル250』から471ccに拡大された排気量により、クルーザーとしての巡行性能も格段に向上していて、高速道路や幹線道路を用いたツーリングでも快適性が格段に上がっています。

車両の重量に対し、重心が低いのでサイドスタンドからの引き起こしなどでも実際の重さを感じづらく、圧倒的な足つき性の良さも魅力で、大型バイクのエントリーユーザーでも不安なく乗り出すことができるでしょう!

対する『CL500』もスタイリングは『CL250』とほぼ共通ですが、エンジンには『レブル500』同様471ccのDOHC直列2気筒エンジンを搭載。

スクランブラーとしてフラットダートまでを想定したしなやかな前後足まわりとタイヤ、アップハンドルにより、ワインディングでのスポーツ性能だけでなく、荒れた舗装や林道にもスイスイと入り込んでいける走破性の高さを持ち合わせています。

もちろん、250と共有する軽量コンパクトな車体により取り回しがしやすく、ツーリング先や日常での運用シーン、街乗りでも汎用性の高さを誇ります。

クルーザー、スクランブラーと真逆の方向に個性が光る2台のモデルですが、600cc~800ccモデルが主流となっている現在のミドルクラス大型バイクラインアップの中では「そうは言っても非力なのでは?」と感じるかもしれません。

ですが、『レブル500』と『CL500』はこの471ccという絶妙な排気量設定こそが大きな魅力であり、筆者個人としては「レブル」&「CL」シリーズでは500ccモデルがイチオシです!

その理由は、日常のなかでバイクを楽しむ点において一番「ちょうどいい」から。

大型免許を取得すると、より排気量の高いバイクへの憧れが生まれますが、高出力の大排気量バイクはそのポテンシャルを発揮できる環境が限られる場合があり、アクセルワークにも気を遣います。

重量の点でも普段使いするには少し億劫になり、取り回しも大変になります。

一方『レブル500』と『CL500』に搭載される471cc直列2気筒エンジンはアクセルの開け始めから大型バイクらしい加速感はしっかり味わえるものの、スロットルワークに過度に気を遣うことがありません。

また、車体もほぼ250ccモデルの兄弟たちと共有しているので、大型バイクとしては軽量・コンパクトな部類に入り、大型バイクのエントリーユーザーからリターンライダーまで、幅広い層へ大型バイクの間口を広げてくれます。

休日のツーリングから毎日の移動まで、生活の中にバイクが馴染んでいれば馴染んでいるほど『レブル500』と『CL500』は輝きを増し、この2台を選ぶことでバイクのある生活がより身近なものになります。

そんなことから、複数台所有が難しい方や1台で多くの事を楽しみたいオーナーさん、コンパクトで扱いやすいバイクに乗り換えたいけど、大型バイクは降りたくない、といった方には非常にマッチするモデルに仕上がっていると思います!

そして、この2台のもうひとつのポイントは価格設定にもあります。

ミドルクラスと言えど、大型バイクでは100万円を超えるようなモデルも多く、最近では高性能化により250ccモデルでも大型バイクを凌ぐ価格のものが登場しています。

そんな中、『レブル500』は車両価格が83万6000円(税込)、『CL500』は86万3,500円(税込)と新車購入も現実的な設定に。

限られた予算の中で大型バイクを楽しみたい方や、初期投資を抑えツーリングやカスタムなどに投資したいオーナーさんにも歓迎されるモデルになっていると思います。

そして、フレンドリーな性質の『レブル500』と『CL500』はこのバイクに初めて乗るライダーでもすぐに楽しさを体感できるモデルになっているため、レンタルバイクとして旅行先で乗るといった遊び方にも非常にマッチしているモデルだと思います!

今回ご紹介した『レブル500』と『CL500』はHondaGO BIKE RENTAL加盟店でレンタルすることができます。

購入を検討している方も、一度乗ってみたいと思っている方も、是非一度HondaGO BIKE RENTALで試乗してみてください。

『レブル500』&『CL500』に乗ってみたいならHondaGO BIKE RENTALへ。両モデルとも排気量や価格、スペックを飛び越えた素晴らしい魅力を持ったモデルですよ!

【文:石神邦比古(外部ライター)】

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