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【動画】250ccの4気筒スポーツ!90年代のネイキッドブームを牽引した『ホーネット(Hornet)』【ホンダ歴代バイク今昔図鑑/Hornet(1996年)編】

ホンダでは歴代モデルやレーシングマシンが「動態保存」されていて、定期的にマシンを実際に走らせる走行確認テストを実施しているんですが、その映像がホンダのオフィシャルYouTubeで公開されているんです!今回は「Hornet(1996年)」の貴重な映像を紹介します!

生産終了後でも根強い人気を誇るホーネット(Hornet)シリーズの250ccモデル

流れるような流線形のデザインが美しい『Hornet(ホーネット)』シリーズの250ccモデル。

スズメバチを意味する“HORNET”は「クラスを越えたインパクティブ・ネイキッド・ロードスポーツ」をキーワードに1996年に登場したネイキッドスポーツです。

エンジンは250ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒を搭載し、最高出力は40PS/13000rpmを発揮。

カムシャフトを歯車で駆動する「カムギア・トレーン」を使用したバルブ機構は、低〜中回転域で力強いトルクを発揮しつつ高回転までスムーズに回るエンジンに仕上がっていました。

ボリューム感があり、やや横に張り出しているグラマラスなタンクは16リットルを確保。

バイクらしい丸一灯の普遍的なフロントデザインは今見ても古さを全く感じません。

メーターはタコメーターとスピードメーターのアナログ二眼タイプを採用したスッキリとしたデザイン。

ネイキッド・スポーツらしい湾曲率が少ないパイプハンドルは、やや前傾姿勢となる自然なライディングポジションになっています。

そして、HORNETは250ccモデルとは思えない極太のリアタイヤが特徴。

タイヤサイズはフロント:130/70-16。リア:180/55-17となっており、後輪はリッタークラスのスポーツバイク同等のタイヤを履いています。

特にリアは幅180mmで扁平率は55%のラジアルタイヤを履くことで、コーナリング性能に優れ、深いバンク角を実現しています。

メインフレームはダイヤモンドタイプのモノバックボーンです。

今では珍しくなった250ccの水冷4気筒エンジンは高回転までスムーズに回り、ワイドなタイヤと相まってアグレッシブなコーナリングが楽しめます。

また、4気筒エンジンとしては、とても軽い重量166kgはスポーティな走りにも大きく貢献しています。

コックピットからの映像もあり、実際に乗って走っている様な気分が味わえます。

約2分程度の映像ですが、今ではなかなか見ることができなくなった貴重な走行ムービーを是非ご覧下さい!

最新モデルはコレ!『CB250R』

■ホンダ「CB250R」:564,300円(消費税10%込み)

HORNETは水冷4気筒エンジンを搭載したモデルですが、現行車の250ccモデルに例えるならCB250Rがオススメ。

2018年デビューしたばかりのニューフェイスですが、2019年4月に早くもマイナーチェンジ。前後サスペンションを改良し、シート高が5mm低くなり、足つき性が向上。また、ステップバーの形状を見直し、ライディングポジションにもゆとりが生まれました。

カラーリングも変更され、新色としてマットパールアジャイルブルーを設定。従来のカラーも細部の変更を受けつつ継続され、全4色の設定となっています。

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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