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大型バイクには夢がある! と思うので『限られた自由時間』で行けるところまでツーリングしてみたら……【ホンダの道は1日にしてならず /Honda NT1100 ツーリングインプレ① 出発編 】

バイクって夢のある乗り物ですよね!

とはいえ、大人になると若い頃のように気ままには動けません……だけど!やっぱり楽しいことをしたい!

だから今回は『出来る範囲での最大限』をやってみました!

もしも週末『48時間の自由』が手に入るなら……

バイクは日常から飛び出して、非日常の世界へ連れて行ってくれる最高の乗り物だと私(北岡)は思っています。

だけど大人になるとだんだん自由も無くなってきて、それこそ若い頃にはいつでもできた『1泊2日の泊まりツーリング』さえ、なかなかできなくなったりするものです。気持ち的には元気いっぱいで、すぐにでも走り出したいけれど周囲の環境がそれを許してくれない……

そんな環境に最適なバイクとして、私は先日650ccネイキッド『CB650R』がジャストフィットなのでは? というお話をさせていただきました。

そして、実際に乗ってみたCB650Rは予想通りに理想的なパートナー!
余裕をもって楽しむ大人のバイクライフの相棒としては最良の選択のひとつだと感じています。そこに嘘はありません。

だけど……私は先の記事でも言っていますが、個人的な性分としては『デカくて強そうな大型バイクが好き!』なタイプです。だってリッター越えのデカいバイクってなんか夢があるじゃないですか?コイツとならどこまでも走って行けるぜ!みたいな。

そこで!

出典:Photo AC

家族に根回しを重ね、なんなら妻に土下座する勢いでお願いして『週末の1泊2日ツーリングを勝ち取った!』としたら?
そして、その限られた自由の中で「何ができるのか?」を考えて、実際にやってみました。

まず、選んだバイクはこちら!

Honda大型ツアラー『NT1100』です。

セレクトの理由はまず長距離ツーリングの快適性!私はこのバイクに過去に1度乗ったことがあるのですが、NT1100はエアロダイナミクスというか、高速道路クルージングのウインドプロテクション性能がかなり高いレベルにあるんです。

それに加えて、NT1100はHonda独自の機構『DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)』を搭載しています。走る距離が長くなれば長くなるほどにDCTは威力を発揮します。

どうしたってバイクはクルマよりも疲れますよね……だから疲労を最小限に抑えることは、安全だけでなくロングツーリング成功のカギを握るんです。

なによりNT1100は、デカくて偉そうでカッコいい!

しかし天気予報は無情にも……

出典:イラストAC

ところが出発の当日は無情にも雨の予報……それも小雨とかではなく、けっこうガッツリな雨予報となりました……

だがしかしっ!

この機を逃せば次はいつになるかわからない。雨程度で二の足を踏むことはできません。それに雨雲はおおむね「西から東へ」流れるもの。高速道路を西へ走り、雨雲を突き抜ければその先には……ッ!

NT1100とならきっと行ける!

天気予報は朝日が昇るころから雨、という予報だったので未明に出発。走り出す前から雨だとちょっと気持ちが萎えますから(笑)

それに私の場合、自宅からだと西へ向かう際に「東京都を横断する」ようなルートになるので、渋滞を回避するためにもこの選択は(雨予報でなくとも)必然になります。早起きはツラいですが、走り出せばテンションが上がって眠気なんて吹き飛ぶのがバイク乗りっていうものでしょう!

まだクルマも少ないガラガラの首都高速を一路、西へ!

走り出したばっかりだっていうのにもう既に「普段には無い非日常の世界」です。ちなみに今回はNT1100とスマホ&インカムを連動させてApple CarPlay®を使っているのでルートも不安なし。好きな音楽を聴きながらバイクを走らせるだけで既に幸せです。しかもNT1100はグリップヒーターやETCも標準装備されていて無敵!

完璧だ……これならどこまでだって走れる気がする!?

そんな感じで意気揚々と走り出した1泊2日のツーリングですが、想像していた以上にこの日の雨は手強くて……

▼【雨の高速道路 編】へ続きます!

【文/北岡博樹】

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