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レンタルバイクの料金は安いほうがいい! でも同じ値段なら『いちばん高いやつ』に乗ってやろうと思った結果……【ホンダの道は1日にしてならず /Honda Gold Wing Tour ツーリングインプレ前編 】

冬でもバイクは楽しい!でも寒いのも事実だから走る機会はやっぱり減る……

そんな時にHondaから『夢のようなお話』が届いたのですが……

レンタルバイクの『料金』が気になるのは私だけじゃないはずだ

寒さも厳しさを増してきた冬のある日のこと。Hondaから『冬でもバイクは楽しいって証明できるようなツーリングをしてきてください。レンタルバイクで!』という漠然としたオーダーが届いた。

私(北岡)はHonda社員ではなく外部のスタッフで、もし自分が自腹でレンタルバイクをするなら原付二種とか250ccとか、料金的にリーズナブルなものを選ぶ傾向にあります……だってレンタル料金、やっぱり気になるし。

ところが、今回はっ!!??

『バイクのレンタル料金はこちらで負担しますので』

なんだとっ!?
夢のような内容……そんなの最高すぎるんだけどッ!?

ちなみに先日、『バイクは冬でも楽しいんだぞ!』といった記事をこのサイトに投稿させてもらっている。つまり『言ったからには実践してネ☆』 ということなんだろうか……

さておき、今回は選べるバイクがよりどりみどり!

Hondaのバイクで好きなものをレンタルできる! となれば!!??

やっぱりね……アレでしょう。最高級の“プレミアムクラス”一択です。

自腹ならおいそれと借りることはできないけど今回は話が違う。そしてプレミアムクラスのラインアップといえば!

名だたる高級車がズラリ……眩しすぎて目が潰れそう。そして、そんな中からツーリングの相棒として(小市民的発想が9割で)選んだのは……

コチラ!

Hondaの最高級ツアラー『Gold Wing Tour』です!

お値段 3,465,000円! さんびゃくよんじゅうろくまんごせんえん!?

……ほぼ350万円ですか(汗)

しかも検索してみても全国に7台しか配備されてない……さすが超高級車。だけどこんな機会でもなければなかなか乗ることもできない“Hondaが世界に誇るフラッグシップツアラー”です。がんばって探してみると自宅から1時間半くらいの距離にあるHonda Dreamに車両があったので、そちらでお借りすることができました。

それにしても『LONG GOGO』プランで料金51,000円~って。

ここでちょっと本音を言ってしまうと“費用対効果”として、そこまでの価値があるかどうかは疑問だったりします。

だって他にもツアラーならNT1100とかもうすこしリーズナブルに借りられるモデルもあるし、大型バイクならトランザルプ(XL750 TRANSALP)やNC750X、X-ADVだってめちゃくちゃ快適にツーリングができる。正直、どのバイクにも不足はありません。

ゴールドウイング(Gold Wing)が衝撃すぎた……

だがしかしっ!

ゴールドウイング、そんなもんじゃなかった。なにかもがヤバい。ちょっとレベルが違う。

ちなみに前日からバイクを借りて迎えたツーリング出発日の朝は……雨、でした。通常だと、ライダーとしてはかなり萎えるシチュエーションです。

でもまぁ、なんとかなるでしょゴールドウイングだし。350万円だし!

天気予報も回復方向なので、気を取り直して軽い小雨の中を走り出したのですが……

うん。雨、まったく関係ないわぁ……

普段だと路面が濡れていることに対して神経質になる私ですが、このバイクは『路面が濡れていることがわからない』というレベルで安定しているんです。重量による安定感も手伝っているとは思うけど、それにしたって前後タイヤの接地感がありすぎる!?

小雨によって視界が若干悪い以外は特に不都合を感じません。なのでそのまま東名高速で一路、西へ。今回は『うまい肉』でも食べに行ってみようと思います!

快適すぎて意外なミスを誘発……

その後、雨はあっさり上がって一気にツーリング日和に。

思った以上に交通量がある朝の時間、のんびりと高速道路を流します。

ところでゴールドウイングっていうバイクの排気量を知ってます? 総排気量1,833ccです。クルマかよ!?

だけど走らせている感覚は『完全にバイク』で、クルマっていう印象はまるで無し。しかも超大排気量なのに、高速道路のいちばん左車線を淡々と走ることに一切のストレスを感じません。

乗り心地は極上。正直、クルマでもここまでの乗り心地の良さを体験できるのは稀。なんならクルマ以上というか。

そして、『音』がめちゃくちゃいい! 水平対向6気筒1,833ccエンジンの奏でるサウンド……もうそれだけで感動できます(笑)

正直、ゴールドウイングと同じ音をバイクで聞いたことはありません。イメージとして、いちばん近いのは排気量5,000ccとか6,000ccクラスのアメリカ車とか? バイクの『音が好き』な人であれば、このサウンドに包まれて走るだけでも最高の幸せタイムを感じると思います。

そのまま富士山を後にして新東名高速道路へ合流……

と思ったら!?

軽くやらかしました。道路も空いてきた頃合いからクルーズコントロールをONにして、お気に入りの音楽をスピーカーで鳴らしつつヘルメット内で歌っていたら、新東名と東名の分岐をそのまま直進して東名高速へ入ってしまった。新東名に乗るはずだったのに……快適すぎると逆にこんなことが起こるのか(汗)

はじめての経験。凡ミスにより、すこしだけ遠回りすることに。まぁ、先を急ぐ旅でもないのでOKなんですけどね。

しかし、その後もゴールドウイングは予想外が連続しまして……このバイク、ちょっと困るかも!?

《中編はこちら!》

【文/北岡博樹(モーターマガジン社)】

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