HondaGO BIKE LAB

Gold Wing Tour の快適性をアップする純正アクセサリー

GOLD WING Tour

前回に引き続き、ゴールドウイング情報です。

2泊3日ほど Gold Wing Tour(ゴールドウイングツアー)を借りたので、カミさんをパッセンジャーシートに乗せて 500kmほどのツーリングに出かけてみました!

せっかくの秋なのだから紅葉狩りに行こうと、ちょうどよく紅葉しているあたりを探しなら日光方面へと Gold Wing Tour を走らせます。

ゴールドウイングツアー

ゴールドウイングツアーで紅葉狩り。

 

いやぁ、快適です。確かに乗る前は389kgの重さと2615㎜という全長におののきましたが、走り出してしまえば快適そのもの。心配した取り回しも、ウォーキングスピードモード(微速前後進機能)のおかげで重たい思いをせずにバックが可能。しかも、指先で前後進の操作ができるおかげで狭い場所での切り返しがとても楽なんです。

ゴールドウイングツアー

レンタルすれば、購入する前に駐輪スペースにバイクが収まるのかどうかも確かめられる。

 

そしてやはりゴールドウイング。高速道路での快適性はピカイチです。オートマチックのDual Clutch Transmission(デュアル・クラッチ・トランスミッション)のおかげでギヤチェンジの必要はないし、クルーズコントロールが付いているおかげで、疲れず遠くまで走ることができます。

ゴールドウイングツアー

スロットルを開け続けなくても、速度を維持して巡航走行してくれるクルーズコントロールがとても便利。

 

以前、筆者はこのゴールドウイングツアーの2018年モデルで、二人乗りで青森県の大間崎や尻屋崎まで一気に走ったことがあるんです。びっくりしたのが、300kmごとの給油以外ほぼノンストップで走り続けられること。しかも季節は今よりもう少し寒いくらいの季節で、青森に入ってからは降雪の中も走ることになりましたが、すごく快適で疲れないからいつまでも走り続けられました。仕事柄いろいろなバイクに乗ってますが、二人乗りでここまで快適に走ることができるバイクもそうそうありません。

ゴールドウイングツアー

ゴールドウイングとなら高速道路を快適移動できる。文字通りどこまでも走り続けられてしまうのだ。

 

またゴールドウイングならではの数々の快適装備も旅を楽しくしてくれる要素です。お気に入りはやっぱりこの時期に嬉しい、グリップヒーターとシートヒーター。それに自由に高さが変えられる電動ウインドスクリーンも走行風の当たり具合が調節できて非常に快適です。

せっかくなので後部座席のカミさんにゴールドウイングツアーのパッセンジャーシートの感想を聞いてみると、“我が家の軽自動車の後部座席より遥かに快適!”とご満悦。このゴールドウイングツアーは、パートナーをバイク旅でおもてなしするのに最高でしょう。確かに400kg近い重さはありますが、その重さによる安定感もパートナーの安心感につながっているようです。

ゴールドウイングをさらに快適にしたい!

快適なゴールドウイングツアーですが、さらに居住性を高めるアクセサリーがホンダ純正用品としてたくさん用意されています。長距離走ってみた筆者の好みを言ってしまうと、もう少しウインドプロテクション性能をアップして快適性を追求したいかな。

というのも、ゴールドウイングツアーは完全に走行風をシャットアウトするのではなくて、ライダーがちょうどよく風を感じられるような設計になっているんです。

だけどこれだとライダーはよくても後部座席のパッセンジャーがちょっと寒そうな気がするんですよね。まぁ、パッセンジャーシートにもヒーターが装備されているのでそこまで寒い思いをさせることはなさそうだけど、どうせおもてなしするなら徹底的な快適性を提供してみたいじゃないですか!

 

ウインドプロテクションアップパーツ群

ハイウインドスクリーン

¥38,390(税込)

ノーマル比で+100㎜も全高が伸ばされたスクリーン。電動スクリーンを一番上にしてもパッセンジャーのヘルメットには少々風が当たる仕様になっているゴールドウイングツアー。この10cmでかなりの防風性アップが見込めそうです。

ハイウインドスクリーン

ハイウインドスクリーン

■材質:ポリカーボネイト。■カラー:クリアー。

製品情報はこちら

 

アッパーディフレクター

¥53,790(税込)

ゴールドウイングツアーはライダーの両肩を掠めるように走行風が当たるように設計されている。サイド方向の走行風を限りなく抑えたいならこのアッパーディフレクターがよさそうです。角度が調整可能なフラップが設けられており、角度次第でパッセンジャーへの風当たりも大きく減らせそう。

アッパーディフレクター

アッパーディフレクター

■材質:ポリカーボネイト。■カラー:クリアー。※取り付けには穴あけ加工が必要。

製品情報はこちら

 

ロアディフレクター

¥29,150(税込)

エンジン上部のパネルに取り付けるディフレクターで、足元に当たる走行風を軽減してくれる。もともと膝周りへの風当たりは少ないゴールドウイングですが、ロアディフレクターを付ければフロントフェンダーから流れてくる雨粒なんかも避けられそうです。

ロアディフレクター

ロアディフレクター

■材質:ポリカーボネイト。■カラー:クリアー。※取り付けには穴あけ加工が必要。

製品情報はこちら

 

快適性能アップパーツ

ライダーバックレスト

¥33,000(税込)

パッセンジャーシートには大きな背もたれがあるゴールドウイングツアー。ライダーシートにも背もたれがあるととても楽そう。それにこの「ライダーバックレスト」を装着すればパッセンジャーとのスペースがしっかり分かれる。パッセンジャーがライダー側へとずり落ちることがなくなり、パッセンジャーの居住性がさらに上がりそう。取り付け位置は前後方向に25.4㎜幅で調整可能となっています。

ライダーバックレスト

ライダーバックレスト

■パッド部寸法:250x160x60 mm。

製品情報はこちら

リヤトランクラック:クロムメッキ

¥91,300(税込)

100L以上もの積載容量を持つゴールドウイングツアーですが、スタイリッシュに荷物が収納できてしまうため、見た目に旅感が出しにくいんですよね。そこでこの軽量なアルミラックを取り付けてロールマットなどの荷物を積めば、ひと目で“ロングツーリング中、しかもキャンプツーリングなんだな”なんて演出が可能になります。

リヤトランクラック:クロムメッキ

リヤトランクラック:クロムメッキ

■材質:アルミ+ラバー。■許容積載量:2.3kg。

製品情報はこちら

DCTチェンジペダルキット

¥81,400(税込)

発進から微速前進まで、ギヤチェンジ&クラッチ操作なしでもしっかり仕事してくれるデュアル・クラッチ・トランスミッション。ですが、やっぱり任意のシフトダウンやアップの操作は、指先のパドルスイッチじゃなくて、チェンジペダルでしたい! というライダーにおすすめ。これさえあれば足元でシフトチェンジが可能になります。

DCTチェンジペダルキット

DCTチェンジペダルキット

製品情報はこちら

メインステップボード

¥20,900(税込)

ノーマルステップに対し後方へ伸ばしたボードタイプのステップ。ステップ面積が大きく増えることで高速巡航時などで足の置き場が自由に変えられるようになる。バンク角は変わらないのでコーナリング時も邪魔にならなさそうです。

メインステップボード

メインステップボード

製品情報はこちら

 

この他にもたくさんのカスタマイズパーツがあります!
ぜひ純正アクセサリー&Honda Webカスタマイズカタログをご覧下さい。

 

【文:谷田貝 洋暁(外部ライター)】

Gold Wingシリーズ、関連記事もご覧ください。


関連記事

最近チェックした記事