2021年3月18日に発売予定のCB1300シリーズ4機種の実車を見てきました! 上級バージョンの『SP』が魅力的なのは当然ですが、今回はちょっとスタンダートの存在感が強めです!
2021年モデルの新型『CB1300』シリーズの実車を拝見!
ホンダCBシリーズのフラッグシップモデルとなる「CB1300 SUPER FOUR」「CB1300 SUPER BOL D’OR」と、その上級機種「CB1300 SUPER FOUR SP」「CB1300 SUPER BOL D’OR SP」が2021年の3月18日に発売されることが、昨年にお伝えした通りです。
電子制御スロットルの採用などで最高出力もアップさせての登場となりますが、今回はついに! その実車を見ることができました。
もう先に結論から言いますけれど、今回はスタンダードのCB1300SFとSB1300SBの印象がすごく良かったんです!
THE 王道ネイキッド!という印象のCB1300SF
まずはCB1300SFですが、やっぱり赤いフレームの存在感がとにかく強い! 自然と目がいってしまいます。
フレームが赤くなったことで、そこはかとなくクラシカルな雰囲気もあり……良い感じでした。
そこに合わせられるゴールドのホイールも印象強め。これのおかげで高級感が出まくってます。
正直な感想を言ってしまうと、上級バージョンとなる『SP』よりも華やかです。
そして、思った以上にインパクトがあったのが……
ここ! ゴールドのクランクケースカバー。
これが実に良い仕事をしていました。
やっぱりバイクにおいて、エンジンの見栄えって大事なんだと再認識。伝統の直列4気筒エンジンが存在感抜群です!
しかし……わたし(北岡)の今回の4台で最も好印象だったのは、ネイキッドのCB1300SFではないんです。
CB1300SBのスタンダードが最高じゃないか?
それがこちら!
ハーフカウル仕様のCB1300SBのスタンダードなんです。
もちろんネイキッドのCB1300SFも良いんですけど、今回に限ってはCB1300SBのスタンダードが強烈インパクトでした!
その理由はこれ!
ホンダのレジェンドバイクのひとつ『CB1100R』に、なんだか印象が似てる!?
ていうかもう、見た瞬間に思い起こされたのがCB1100Rでした。
だって、ご覧ください。
赤フレームにゴールドのホイールとクランクケースカバーに,CB1300SBのハーフカウルが装着されると、往年の名車のイメージが……
ちょっと写真だと伝わりにくいところもあるんですけど、赤フレームやゴールドが派手過ぎない絶妙の色合いなのも好印象でした。
SHOWA製のリアサスペンションの赤いスプリングも、そう思わせる一因です。
次なるCB1300シリーズのスーパーボルドールのスタンダード、個人的にはけっこうおすすめですよ!
CB1300シリーズの『SP』は渋さで勝負か?
そして前後にオーリンズ製のサスペンションとフロントにブレンボ製のモノブロックキャリパーを装備する上級仕様のCB1300SF SPとCB1300SB SPは、華やかさが際立つスタンダードに比べると、むしろ落ち着きすら感じる印象にまとめられています。
なんと言うか、高級感が『さりげない』ところが良い感じ。
一見すると普通っぽいのに、よ~く見ると『あ、これSPだ!?』ってなります。
パッと見、普通なのに実はスゴい。
高らかに主張しない新型の『SP』は奥ゆかしさすら感じさせます。
こういう渋さは、長年バイクを乗り継いできた熟練のライダーには好まれそう!
あえて派手さを抑えた印象の上級機種SPシリーズと、往年の名車をイメージさせるスタンダード。
3月18日に発売される新型CB1300シリーズは、電子制御の追加やパワーアップなど走りのおけるアップグレードがメインだけれど、スタイリングにもそれぞれの魅力があります。
華やかなスタンダードと、高級車なのに嫌味のないSP。
みなさんはどっちのCB1300がお好きですか!?
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