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年始ツーリングのテーマは「仲間と走る」!ソロツーリングが好きな私が年始に仲間と走る理由

年始のツーリングは毎年テーマを決めています。テーマは「仲間と走ること」。バイク仲間との新年のご挨拶はやはり愛車と共にしたいですね。
2022年を振り返ると圧倒的にソロツーリングが多い一年でした。ソロツーリングだからこその楽しみを知り、もっとソロでいろんな場所へ足を運び現地の人と交流したいと、目標ができました。
振り返ると、今ソロツーリングを楽しめているのは、初心者の頃からバイクの楽しみ方を教えてくれたバイク仲間達のお陰です。新年バイク仲間と走って「今年も皆んなでバイクライフを楽しんで行こう」を新年のご挨拶にしたいです。

バイク初心者の頃はソロツーリングがメインだった

年始ツーリングをバイク仲間とするには理由があります。私がバイク初心者だった頃の経験がきっかけです。
私はバイクの免許取得の過程からバイクライフの始まりまで当時SNSで発信していて、自然とSNS上でバイク仲間が増えていきました。当時リアルにバイク仲間が一人もいない状況で免許取得をしたので、SNS上で繋がる人が唯一のバイク仲間と言える人達でした。同じ愛知県の女性ライダーさんとも繋がり、ツーリングに誘って頂く機会が増えていきました。ですが当時全てお断りしていました。理由は、バイク初心者で皆んなとの走り方が分からなかったからです。皆んなと合わせて休憩を取る事ができるのか、スピードはついていけるのか、周りに迷惑をかけないのか、ツーリングは分からない事ばかり。バイクを楽しむと言うより、公道を走れるようになる事に必死でしたね。

それでも根気よく「ツーリングへ行こう!」と誘ってくれるバイク仲間が何人もいました。今思うと私がバイクを降りてしまう事を懸念してくれていたのかも知れません。現に半年ほど全くバイクに乗らなかった時期もありました。
バイク仲間から、ツーリング先で見える美しい景色や美味しい食べ物の話を聞き「自分もみんなと走ってみたい」と段々と思えるようになりました。バイクの楽しさを存分に知るバイク仲間のお陰で、バイクを降りずに今こうしてバイクライフを楽しめています。

年末になると「今年も一年無事にバイクに乗れてよかったな」と思うと同時に、バイクの楽しさを教えてくれたバイク仲間に感謝の気持ちが生まれます。大人になるとみんなそれぞれ忙しく、一緒に走れる日も限られますが、新しい年の始まりは皆んなと予定を合わせて近場へツーリングへ行けたらいいな。そこにバイク初心者の方がいたら私が当時教えてもらったように、バイクライフの楽しさを伝えられたらいいな。そんなバイク仲間との繋がりを大切にしたい想いを込めて「年始は仲間とツーリング」を楽しんでいます。

バイク仲間と年始ツーリングを楽しもう

年始は近所へグルメツーリングがおすすめです。バイクで繋がった仲間が経営するお店や、バイク仲間からの紹介のお店へ行きます。定員さんもバイク乗りで話が弾むことも。美味しいお料理を目指してみんなで走ります。


途中いくつか立ち寄りスポットを決めます。今年は写真映えするスポットと、愛知県春日井市にある「交通児童遊園」(現在はリニューアル工事の為休園中)です。横断歩道や信号があり、地域の子供たちが交通ルールを身につけられる施設です。園内には「デゴイチ」の愛称で親しまれる蒸気機関車が展示されていて、実際に中に入ることができます。これが大人も楽しい。

施設内には遊具がある公園や広場があり子ども達の為の施設ですが、大人も子どもたちと一緒に交通ルールを改めて学べる施設ってなかなか無くていいですよね。短い時間ですが立ち寄って、食事する場所へ向かいました。

バイク仲間と一緒に走ると普段ソロでは気づかなかった新しい発見がいくつもあります。ソロツーリングとバイク仲間とのツーリングでは走り方も変わりますよね。先頭を走るライダーさんが気を配っている事を知ると自分が走るときに注意すべき点がわかります。何より、周りに走るペースを合わせようとして無理しないことです。その時のメンバーやレベルに合わせて意見を出し合い、安全に走る方法をみんなで考えることが出来ます。

お昼ご飯は愛知県稲沢市にある「りん」さんです。名古屋駅前を通って稲沢市へ向かうので普段のツーリングのように山道や海沿いを走りに行く!と言う訳ではないですが、年始は逆にそれがいい。走る時間帯もお昼前後を予定すれば1日のうちで1番暖かい時間に走ることができます。駐車場も広くバイクで行っても安心です。店内も広々としているので、バイク乗りが冬装備でお店に入っても問題ありませんでした。ここのカフェは、ヤギがお出迎えしてくれます。かわいい看板ヤギに癒されます。

バイク友達の誕生日のお祝いをしたり、一緒に美味しい食事を囲んで同じ時間を過ごします。
お店の前でバイクを並べて記念撮影もしました。

実際に走っている時間も距離も短いのですが、こうやって同じバイクが好きで繋がる仲間と過ごす時間は充実します。特に今年も一年バイクを楽しいで行こう!と決意する最初のツーリングを仲間と過ごせたことが嬉しい。次の年始ツーリングはどこへ行こうかなと考えます。

私がソロツーリングを楽しめる理由

全国各地へソロでツーリングするようになると、バイクの楽しみが広がりました。
一人で高速道路を走る事すらままならなかった自分が、バイクとフェリーに乗って九州へも行けるようになるなんて、バイク初心者の頃は想像すらできませんでした。
でも、いくらソロツーリングを楽しんでいても原点にはバイク仲間がいます。ソロツーリング先で見た景色をSNSで発信すれば仲間が見てくれています。初めての土地へ行けば、現地に住むバイク仲間が行き先のアドバイスをしてくれます。自然とソロツーリングで行った先々の出来事を、仲間と共有していました。バイクって一人で楽しんでいる、楽しめているようで、実は周りの仲間との繋がりがあるからこそ一人でも楽しめるのだと気付きます。
そう思うと、一年の始まりや終わりにバイク仲間と過ごす時間をつくりたくなるのです。

1年の締めくくりもバイク仲間と

年始ツーリングもですが、年末だってバイク仲間と過ごしてみてはどうでしょうか。
みんなが忙しい年末。私もサービス業の経験が長かったので分かります。年末年始は繁忙期、お仕事では忙しい時期です。けれど、少しだけバイク仲間と過ごす時間を作るのもいいですよ。
私は毎年少人数で、バイク仲間が働くお店で食事をしています。大人数でなく、限られた人数で静かに過ごしてみるのもいいです。体調や天候で、無理してバイクに乗って何処かへ行かなくても、日常の中で自分の好きなバイクで繋がる仲間と会えるだけで嬉しいものです。

年始ツーリングこそ、バイク仲間と過ごしてみませんか。自分だけでは知ることのできないバイクの楽しさを、バイク乗りの仲間に教えてもらった経験が皆さんあるでしょう。私がバイクに乗ることが不安で、バイクを降りてしまいそうになった時に「もっとこの先にバイクに乗って見える景色は素晴らしくて楽しいよ」と後押ししてくれたバイク仲間に感謝しています。自分もそんなライダーの一人になりたいなと思うのです。だからこそバイク仲間と年始ツーリングへ行きたい。

みなさんの年始ツーリングは誰とどこへ行きますか?

これからバイクライフを楽しむために、年始にバイク仲間とツーリングをして原点に帰ります。そして新しい一年も目一杯バイクライフを楽しむスタートを切ります。

【文:かなえ(外部ライター)】

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