ツーリング目的でバイクに乗っていましたが、ある時「もっと日常で沢山バイクに乗れないのか」と考えるようになりました。買い物や通勤にも使えるフットワークの軽さ、日常に使いやすく、気軽に乗ることができる自分に合うバイクってどんなものがあるだろう。もっとバイクのある生活がしたくなったのです。
今回は、バイクライフをもっと身近にしたい私の「愛車スーパーカブ110」の・日常の使いやすさ・スタイルの良さ・スーパーカブ110で行く初心者バイクキャンプについて、ご紹介したいと思います。
バイクライフの楽しさを広げたいなと思っている、女性ライダーさんに共感してもらえたら嬉しいです。
スーパーカブ110の日常の使いやすさ!
愛車スーパーカブ110の良いところは、まず日常の使いやすさです!
X-ADVで長距離ツーリングやキャンプにも行くようになった頃、ツーリング以外の日常でもバイクに乗りたくなりました。日常使いって、X-ADVで出来ないこともないけれど、車両重量が240kg近くあるので乗る前の気構えが必要です。車体のサイズもX-ADVだと少々大きい。ちょっと近所のコンビニに行くにしては存在感と迫力がありすぎるのかも知れません。
例えば「よし!名古屋から九州ツーリングへ行くぞ」と思った時のスタイルと、「10分先のコンビニに行こう」と気まぐれに思った時とでは、バイクの使い方もバイクギアも差別化したいですよね。
当時私はまだ会社勤めをしていたので、通勤や買い物で使えるバイクを探すことにしました。せっかくなら近場へツーリングにも行きたいですね。
名古屋市内に住んでいて、名古屋駅付近の交通量が多い道を通る事もあります。よく行くのは近所のスーパーと郵便局です。スーパーカブが無い頃はこれら全て車で行っていました。
それを全部バイクで行けたら、バイクに乗る時間がもっと増えて楽しそう!自分がバイク2台所有するなんて、免許を取ったばかりの頃は考えも付かなかったのですが「もしもCUBがある生活」を想像すると、一気に現実味を帯びてきました。
実際にスーパーカブ110のある生活は「楽しい」の一言!
驚くべきは車体の軽さ!車体重量99kgの身軽さでどんどん走って行けます。今までX-ADVだと慎重に通ってた住宅街も、CUBなら自転車感覚で通り抜けられます。こんな普通の道がバイクで走って楽しいだなんて、今まで知らなかった感覚でした。近所が一気にツーリングコースに様変わりです!
車体の軽さもそうですが「遠心クラッチ」がスーパーカブの大好きなところです。初心者目線で言わせて頂くと、シフトチェンジしている感覚なのにエンストしない安心感が嬉しいのです。エンストしないと立ちゴケや転ぶリスクも減りますよね。
慣れてくると今何速に入っているか、だいたい感覚でわかるのですが、まだ納車して間もない頃は感覚が掴めませんでした。慣れないバイク操作って大変で不安なはずなのに、スーパーカブ110はなぜか慣れずに試行錯誤している事すら楽しい!「ちょっとこうしてみたらどうなるだろう」もちろん安全の範囲内ですが、ほんの少しチャレンジさせてくれるスーパーカブ110ににすっかりハマってしまいました。
スーパーカブ110の女性目線スタイルの良さ
クロスカブ、ハンターカブ、スーパーカブC125全て試乗してました。CUBはどれぞれ良さがありますね。
私はスーパーカブ110に決めたのですが、1番の決め手は見た目が好みだったから。丸めのヘッドライトと、レッグシールドが全体的にマイルドで優しく可愛い雰囲気。
スーパーカブC125もいいですよね。高級感があって、たった15ccの排気量差でパワー感は大きく違って感じて魅力でしたが、主に足代わりに使うことを想定していたのでより気軽に乗れそうだったスーパーカブ110に決定。
特にレッグシールドがあって、足を揃えた乗車スタイルはバイクに乗る服装を選ばないですよね。この乗車スタイルは女性に嬉しいポイントです。私は仕事用のパンプスをBOXに入れ、スニーカーを履いてスーパーカブ110で通勤していましたよ。どんな服装でも操作性の良さは変わりませんでした。
シーソー式のチェンジペダルは靴の上の部分を汚す事なく乗れるので、ガチガチのライディングシューズでなくても乗る事が出来ますね。
カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいポイントです!パールフラッシュイエローのような明るくPOPなカラーにも惹かれましたが、私はバージンベージュを選びました。街中を主張しすぎず、おしゃれに乗る事が出来そうです。都会にも自然にもどんな景色にも写真映えしそうです。
バージンベージュに合わせてヘルメットをイエローにし、なるべく明るめのウェアを選ぶようにしました。一番軽いバイクウェアをサラッと羽織ってすぐに出発できるって良いですね。
スーパーカブ110とバイクキャンプにチャレンジ!
日常でスーパーカブ110に乗るようになると、圧倒的にバイクに乗る時間が増えました。
このフットワークの軽いバイクは通勤に使うだけじゃもったいない!と思うようになりました。お散歩感覚で近所をツーリンングすると、今まで入ったことない路地裏を通過したり、駐車できずに諦めていたスポットにも行きワクワクが増して行きました。ちょっとしたチャレンジが気軽にできるようになったんですね。
「そうだスーパーカブでもキャンプに行ってみよう!」
今もそうですが、キャンプに関して少し経験はあるけど自信はなく、キャンプ道具は初めて揃えた物ばかり。キャンプ道具を使ってみて改善改善という経験はありませんでした。
スーパーカブでキャンプをする為に、キャンプ道具全部を積んで、テントを貼って調理をしてツーリングも楽しむ、ちょっとハードルが高いかも。そこで、手ぶらでキャンププランがある「休暇村 茶臼山高原」のキャンプ場を利用することにしました。
茶臼山といえば愛知県最高峰の場所。愛知県と長野県にまたがり広大な自然が広がる地域です。紅葉は10月から始まり、愛知県では一番最初に綺麗な紅葉が見られます。春には高原一面に咲く芝桜も有名です。季節ごとに山の表情を変えて見せてくれます。茶臼山高原までのワインディングロードも地元のライダーにとっては親しみのある道です。
茶臼山高原ツーリングは私も何度も行ったことがあり馴染みのある場所。そして今回は、テントは設営済みで調理道具も揃っているプランにしました。イスやランタン、調理道具等は持参しました。バイクでキャンプに関して、初めから無理はしませんでした。
荷物も少なくて済むし、現地で慣れないテント設営がないので気持ちに余裕が持てましたね。
道の駅で地元の野菜やお肉を買って、夜はバーベキューです。
キャンプ場は標高1200mにあり、空気が澄んでいてたくさんの星が見られました。「鹿のナイトウォッチング」では野生の鹿の群れが見ることができます。木々の間から爽やかな風が降りてきてとっても気持ちがいい。
ただ日常で乗る機会が増えたらいいなと思って購入したスーパーカブ110ですが、いざ乗り出すと新しい発見の連続でした。ましてやバイクにそんなに詳しくないし、何かトラブルがあったらどうしよう…なんて考えてしまうものです。
ただCUBのように身近で、軽くて、扱いやすさがあると、女性でもバイクでチャレンジしてみようかなと思わせてくれます。
私はバイクで楽しむ為のいろんなチャレンジの途中で、今度は愛車スーパーカブ110に自分のキャンプ道具を一式積んでキャンプツーリングに行ってみたいな。日常にも使えて楽しみも広げてくれるスーパーカブ110良いですね。