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トランザルプやGB、カブ…自分に合わせたカスタムでバイクを楽しむ!オーナーに聞いた、バイクの「楽しみ」を倍増させるカスタマイズ!

バイクを乗り続けていく上で、「純正から少しずつカスタムして、今よりもっと自分の好みのバイクに仕上げていく」という楽しみ方があります。
今回はそんな「愛車をより自分好みにカスタムして楽しんでいる」というオーナーさんにお話をお聞きしました。

ライダーそれぞれのスタイルや考え方が、カスタムという形で反映されていて、面白い意見を聞くことが出来ました!

迫力を感じさせるトランザルプ750

最初にお話をお聞きしたのはトランザルプ750のオーナーさん。
まだ乗り始めて半年ほどとのことでしたが、オーナーさんの好みに合わせて綺麗にカスタムされていました。

 

元々オフロードバイクに乗っていて、大型へステップアップすることにしました。
最初はアフリカツインが欲しくて色々探していたんですが、そこでトランザルプ750が発売され、気になったのでレンタルして乗ってみたら凄く良くて購入しました。

 

 

エンジン音が気に入っていて、鼓動感のある低音サウンドと、高回転まで回したときのレーシーなサウンドにハマってます。
見た目が大きくて迫力があるのも好きなポイントです。
今は仕事で関東に来ていますが、地元は九州の方なので、阿蘇ツーリングなども楽しんでいます。
今年は東北を周ってみたいですね。

 

 

ツーリングすることが多く、多少のオフロードも走るので、アンダーガードやサブフレームを付けたり、スクリーンを少し位置が高いものに変えて防風効果を上げたり、パニアを付けてより便利に走れるように少しずついじってます。

これは正直効果があるのかわかりませんが、人間の耳には音が聞こえない、鹿笛も取り付けてます。
走行風を受けて笛が鳴ることで山の中を走っていても鹿が寄ってこないらしく、まだ本格的な山へは行けてませんが、今のところ山道を走っていても鹿は回避できてます。

 

オーナーさんはネットで調べながらパーツを選んでカスタムしていったんだとか。
ただ単にカスタムパーツをたくさん付けるのではなく、元々のトランザルプ750の良さを活かしながらカスタムされていて、綺麗に仕上がってました。
これからもトランザルプ750でアドベンチャーバイクライフを楽しんでください!

より好みの乗り味になったGB350

次に紹介するのはGB350のオーナーさん。
このGB350、一見かなりノーマルに近いですが、聞かないと気付けない、渋いカスタムが施されていました。

 

バイク自体はこれまで色々乗っていて、次は何に乗ろうかと考えていたタイミングでGB350が発売されました。
この時代に空冷エンジンでこのクラシカルなスタイルを表現するために苦労した、という開発者さんのエピソードを読んで、現代によくこういうバイクを作ってくれたと感動しました。
時代的に最後の空冷単気筒エンジンになるかもしれない、ということもあって購入することにしました。

 

 

エンジンが気に入っていて、振動が少ないのにしっかり鼓動感を感じられるのが乗っていて楽しいです。
以前はツインのエンジンに乗っていたんですが、GB350は単気筒なので、飛ばさなくても楽しいフィーリングになっているというのも良いポイントです。

 

 

ノーマルでも十分楽しいバイクだったんですが、もっと自分なりの味付けに仕上げたくて、フロントフォークのスプリングを変えました。
まだまだカスタムの途中ですが、フィーリングはかなりいい感じです。

フォークが良くなったので次はリアサス、マフラー、シートとかも変えたいと思ってるんですが、ノーマルも凄く良いので、あまり外観を変えすぎず、中身を自分好みに変えていく方向でカスタムしていきたいと思います。

 

バイクのカスタムはパーツを付け足すプラスのカスタムと、パーツを取り外すマイナスのカスタムがありますが、このオーナーさんはどちらでもなく、外からは見えないけど乗り味が変わる部分に着目してカスタムされているのが面白いポイントでした。
乗り始めたばかりのライダーにはわからない、色々乗り継いで見つけた渋い大人カスタムのGB350でした。
これからもっと好みの味付けに仕上げて、GB350を楽しんでください!

下道旅仕様のスーパーカブ110

スーパーカブシリーズはカスタムしているオーナーさんも多いモデルですが、このスーパーカブ110の女性オーナーさんもその一人。
可愛らしいカブのスタイルを残しつつ、長距離も走れるツーリング仕様にカスタムされていました。

 

丈夫で遠くまで走れるというイメージがあったのでスーパーカブ110を選びました。
最初はイメージだったんですが、それは間違いじゃなく、乗り始めてから東北を一周したり、紀伊半島に行ったみたり、SSTRに参加して遠方へのツーリングを楽しめてます。

カブを通してコミュニティが広がり、カブ仲間がたくさんできたのも嬉しいところです。
スーパーカブは高速に乗れないのでツーリングはいつも下道ですが、同じ排気量のカブ仲間と走れるのは乗ってよかったポイントだと思います。

 
 

遠方ツーリングの際も不安なくできるように、バイク旅に寄ったカスタムをしています。
拡張可能なリアの集配ボックス、荷物を積めるフロントキャリアと暗い山道でもしっかり照らせるフォグランプなどを追加しています。
ボックスに貼っているカブ仲間からもらったステッカーも気に入ってるポイントです。

カブの可愛らしいスタイルが好きなのでそこは崩さず、風防やスクリーンなども追加して、本来のカブの良さはあるけどツーリングで使いやすいカスタムをしています!

 

スーパーカブで旅をするライダーさんは多く見かけますが、この女性オーナーさんは旅好きであると同時にカブ好きでもあることが伝わってきました。
程よくオーナーさんの好みが反映されたいじり方をされていたので、カブに対する愛情は深いものだと思います。

これからも色んな旅の景色をスーパーカブと一緒に見ていってください!

今回は様々なオーナーさんのカスタム車を見てお話を聞くことができました。
どのオーナーさんもご自身の好みや、楽しみ方に合わせてカスタムされていて、乗るのはもちろんですが、カスタムしていく楽しさというのも垣間見えました。
これからも自分仕様の愛車でバイクライフを楽しんでください!

【文/佐藤快(外部ライター)】

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