待望のシリーズ最新作!
貴重な資料を現代の技術で蘇らせた「サービスアーカイブス」シリーズもついに四作目。
第一弾は初期型スーパーカブ「C100」
第二弾は世界初の量産4気筒バイク「CB750Four」
第三弾はフレディ・スペンサーで有名な「CB750F」
次はどんな車種が登場するのか?と心待ちにしていたファンも多いと思いますが・・・
第4弾は、
2021年が生誕40周年で、販売当時から人気車であり、現在においても根強いファンに愛されているこちら「CBX400F」です!
当時の車両発売日である1981年11月17日に合わせ、2021年11月17日がサービスアーカイブスの発売日に決まったそうです!
CBX400Fとは?
1981年に衝撃のデビュー、400ccの勢力図を塗り替えた伝説のバイク。
新設計DOHC 16バルブ 4気筒エンジンを搭載し、最高出力48ps/11,000rpmと、当時破格のスペックを提げて並み居るライバルを圧倒し、生産終了を迎える1986年までに約6万5千台が作られた車両です。
では実際に「サービスアーカイブスCBX400F」を見てみましょう
パッケージ
愛蔵版ともいえる重厚なケースに入った本製品、その重さ約1.3kg。
では早速中身を取り出してみましょう。
外箱の中からは、厚みのある素材でできたケースが出てきました。
蓋を開けると取扱説明書、パーツリスト、サービスマニュアルの3冊がきれいに収められています。
取扱説明書
「ヘルメットをかぶろう」の文字が時代を感じます。
ちょっと覗き見してみましょう。
今では全く見なくなった“速度警告灯”について書かれていました。
当時は高速道路の最高速度が80km/hだったので、時速85km/hでランプが光るようです。
その下にはパーツリスト
当時のパーツリストは、ブルーとグリーンとオレンジの3種類に表紙が分かれていました。
110㏄までの排気量がブルー、125㏄~250㏄がオレンジ、251ccクラスより上の排気量がグリーンに分かれており、なぜ原付二種を境に分けなかったのか?という私の中の疑問はいまだに解決していません。
特徴的なインボードディスクブレーキの構造は、見ているだけで興味をそそられます。
最後にサービスマニュアルが収められています
インジェクションになった今のバイクには必要ないですが、キャブレターメンテナンスのページ・・・
「キャブレータ」や「チャンバ」という言い方に時代を感じますね。
さらに今回は特別付録として、ニューモデルサービスガイドがついてきます
こちらは新商品の概要をまとめた販売店様向けの資料で、車両のセールスポイントや車両引渡し時の注意事項などが書かれている大変貴重なものとなっています。
初めて見る方も多いのではないでしょうか。
大満足のコレクターズアイテム
当時の取扱説明書、パーツカタログ、サービスマニュアル等を最新のスキャナー技術と手作業によって丁寧に再編集。当時の文字や写真、イラストなどはできる限りそのままですから、昭和の息吹を感じずにはいられません。
愛車の指南書としてはもちろんですが、コレクションアイテムとしても手元に置いておきたい貴重な資料の数々。
ホンダでは一部の車種のみWEBで閲覧することができるようになっていますが、店頭カタログや雑誌などに胸を躍らせた世代のライダーにとって、紙に印刷されたこれらの資料に格別な想いを持たれるのではないでしょうか。
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商品名:サービスアーカイブスCBX400F
メーカー希望小売価格:8,360円(消費税10%込み)
発売日:2021年11月17日
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※本商品はオリジナリティを尊重して当時の表現を使用していることから、現在の法令や時代背景などに合わない部分がございます。また、部品番号などについては、現在の商品規格に合致しないため修正を行っており、あくまで書籍としてお楽しみいただく商品となっております。
泣ける・・・
【文/井上修示(外部ライター)】