バイクライフ

明日から使いたい、信号待ちのときにかっこよく見られるフォームと支え方

公開日 2023.04.30 / 最終更新日 2023.05.30

公道をバイクで走ったら必ずと言っていいほど待つことになる信号。
これは公道を走る上で絶対に守らなければいけないルールですが、信号待ちのときってどう待つのが正しいのか考えたことはありませんか？

今回はそんなライダーなら誰もが使える、信号待ちテクのお話。
スマートな信号待ち、かっこよく見られる信号待ちの方法をご紹介します！

スマートな信号待ちの仕方

「信号待ちはこうやって待たなければいけない」ということはないですが、力みは余計な疲労を生み、第三者から見ると「頑張ってる感」が出てしまいます。

スマートな信号待ちの基本の姿勢は左足でバイクを支え、右足でリアブレーキを踏んでおき、両手はハンドルに自然に置く、という姿勢となります。

上半身は自然体で大丈夫ですが、肝となるのは両足のポジション。

片足でスッとバイクを支え、もう片足でブレーキを踏んでおくことでブレーキランプで後車に存在をアピールすると同時に、

万が一後ろから追突されてしまったとき交差点内に入ってしまわない様にしたり、前車に追突したりしないようにできます。
信号待ちの際にギアをニュートラルに入れるのが面倒でクラッチを握りっぱなしにして待つ、なんてことも結構あるあるですが、停車するときには、ギアをニュートラルに入れ、クラッチを離してブレーキ操作だけで停まる、という方が「この人運転慣れてるな」という玄人感を演出できます！

ちなみにニュートラルを探してもうまく入らない場合は、バイクにまたがり、クラッチを握ったまま、タイヤを前後に少し転がしてあげるとニュートラルに入りやすくなることがあります。

その他、ニュートラルに入りにくい原因として、エンジンオイルが汚れている等も考えられますので、心配な方は一度バイク屋さんに見てもらったほうがいいかもしれません。

信号待ちを比較してみる

両足を地面に投げ出し、クラッチレバーを握りっぱなしの状態では「なんか頑張ってる感」がありませんか？

カッコつけるというのが大前提での話なのでスマートな感じを演出したいところ。

足だけを縦から見たときに比較してみるとこんな感じ。
明らかに片足で支えているほうがスマートに見えます。

バイクを左足だけで支え、右足はブレーキペダルに置いておくと下半身がスマートに見えます。
手はそのままハンドルに置くのももちろん良いですが、僕はグローブをいじっちゃうというスマート感を演出する技を使います。
実際にはイジる必要無いのに敢えてグローブの締付けストラップをイジると、ハンドルに手を置いてるよりも自然に見える場合もあります。

ただし、実際にグローブを脱いでしまうと突然信号が変わったときにあたふたしてしまうので、脱がずにストラップだけをイジるのがポイントです（全く意味はありません笑）。

重いバイクの場合はちょっとだけコツが必要

ここまではGB350Sで解説してきましたが、車重の軽いバイクは別にどういう風にでも支えられるんです。
しかしアフリカツインのような車重が重くてシート高が高いバイクはGBと同じようには行きません。

かっこいいと思う待ち方は変わりませんが、GBよりも足が伸び切るため、片足で安全に支えるには少しだけコツが必要です。

シート高の高いバイクを両足で支えず、片足で支えるためにはバイクの重心を支えている方の足に寄せ、サイドスタンドがかかっているような状態を作り出します。
しかしそれには足の長さが必要になり、僕のような短足では少し不安…。

そんなときには停まる直前に腰を支えている足の方向にズラし、完全に座っている状態よりも足をしっかり地面につけて支えるという方法があります。
左は腰をバイクの中心に置いて停まったバージョン、右は腰を支え足の方にズラして停まった状態です。

この方法なら短足でもほぼ確実に片足で支えられるんですが、カッコつける前提で欲を言えば腰をバイクの中心に置いている方が後ろから見たときにスマートです。

上に同じく左は腰をバイクの中心に置いて停まったバージョン、右は腰を支え足の方にズラして停まった状態。
後ろ全体から見たときもやはり腰をズラすと「頑張って支えてる感」が出てしまっています。

信号待ちの最中後ろから見た時の姿は自分が想像しているよりも見られていることが多いので、かっこよさを追求する方は腰をズラさずにスッと片足で支えて待つのをオススメします。

かっこよさを追求するなら足元も意識しておきたいポイント。
特にアフリカツインやCRFなどのオフロード系バイクの場合、ベタ足よりも片足でかかとが少し浮いてるくらいのほうがかっこよく、スマートに見えるかと思います。