カジュアルパンツの代名詞と言える「ジーンズ」ですが、バイクに乗るときも普通のジーンズでOKなのでしょうか？ 今回は普通のジーンズとライディング用ジーンズの違いについて解説します。
街乗り程度なら普通のジーンズでもいいけど、ツーリングならバイク用に軍配
バイクに乗るとき、いわゆる「普通のジーンズ」で乗っているライダーはけっこう多いと思います。
もともとは作業着としてアメリカで誕生したジーンズも、今ではカジュアルファッションの代名詞にもなっているので、どんな服にも合わせやすく、気軽に着こなせるタフなパンツとして老若男女問わず人気のアイテムになっています。
しかし、これから暑くなって汗をかきやすい季節においては、いわゆる普通のジーンズでバイクに跨ると、汗で張り付いたり生地が突っ張ったりしてライディングの妨げになることもあるんです。
近年では一般アパレルのジーンズにも、ストレッチの効いたデニム素材や風をシャットアウトする暴風デニムなど、様々なタイプのジーンズを比較的安い価格で購入できるようになりました。
街乗りくらいならこれらの機能性ジーンズでもOKですが、長距離を走るようなツーリングでは、やはりバイク用に設計されたライディングジーンズが快適です。
では、バイクライディングに特化されたジーンズは、一般アパレルのジーンズとどう違うのでしょうか？
ライディングジーンズは普通のジーンズと何が違う？
■Honda プロテクトストレッチデニムジーンズ（ディープインディゴ） 価格：￥8,800（S,M,L）、￥9,900（LL,3L,4L）※共に消費税10％込み
ホンダのライディングギアにラインアップされている「プロテクトストレッチデニムジーンズ」を例にとって見てみましょう。
パッと見は普通のお洒落ジーンズに見えますが、バイクライディングに嬉しい機能がたくさん備わっています。
まずロールアップした裾の部分には、夜間での被視認性を向上させるために「リフレクター」が装備されています。
商品名にもあるように、ストレッチの効いたデニム素材を使用しているので伸縮性があり、普通のデニム素材よりも着用感が良い生地で構成されています。
更に安全装備として、衝撃吸収性を持つ「CE Level2 ニープロテクター」が標準装備され、ベルクロにより位置調整が可能になっています。
カジュアルなディングパンツも豊富にラインアップ
■Honda ライディングデニムパンツ（ブラック） 税込価格：10,120円
また、ジーンズタイプの他にもホンダのライディングギアには、様々なタイプのカジュアルなパンツがラインアップされています。
ジャケットや車種などに合わせてコーディネートできるように、豊富なカラーとサイズ展開になっているのも嬉しいポイントですよね。
Honda ライディングデニムパンツ
■Honda ライディングデニムパンツ（ブラック） 価格：￥10,120（消費税10％込み）
こちらはブラックのデニム素材でデザインされたスタンダートなライディングジーンズです。
細身ストレートなシルエットのデニムパンツになっていて、右のバックポケットにはホンダのウイングマークがデザインされています。
膝の部分には取り外し可能なソフトプロテクターも備わっています。
こちらも伸縮性のあるストレッチデニムを使用しているので、動きやすくてフィット感も高い素材になっています。
ライディング姿勢をとった状態で身体にフィットするように「3Dカッティング」になっているのも、ライディングデニムパンツの特徴です。
Honda コットンカーゴパンツ
Honda コットンカーゴパンツ（ベージュ） 税込価格：11,880円（S,M,L,LL）12,980円（3L,4L）
続いては、軍用パンツから生まれたカーゴパンツタイプの「コットンカーゴパンツ」です。
こちらも程よくストレッチの効いたコットン生地を採用し、長時間のライディングでも快適。
“6ポケ”とも言われるカーゴパンツの特徴でもあるサイドポケットも左右に備わり、ライディング時に手が届きやすい距離と角度に配置されています。
スマホや手回り品などの小物を入れておけるので非常に便利です。
膝には取り外し可能なソフトプロテクターが備わっているので、万が一の時に安全性も高いのも見逃せないポイントでしょう。
街乗りでも使えるカジュアルタイプのライディングパンツがオススメ
このように、ホンダのライディングギアには様々なデザインのライディングパンツがラインアップされています。
せっかくなら楽しむ乗るためにも、バイク専用にデザインされたライディングパンツを選んでみてはいかかでしょうか？
【文：岩瀬孝昌（外部ライター）】
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