HondaGO BIKE LAB

バイクに乗って自分に自信がついた!と語るバイクタレント下川原リサさんの自由なバイクライフ

バイクは乗り手に様々な経験や気付きを与えてくれる乗り物です。
人それぞれですが、バイクに乗ったおかげで行動範囲が広がり、人生が豊かになったというライダーも少なくありません。

今回はそんな「バイクに乗ったことで自分自身の考え方やライフスタイルが変わった」というHAWK 11に乗るバイクタレント 下川原リサさんのバイクライフをご紹介します!

バイクとの出会いは小学生

リサさんが初めてバイクと触れ合ったのは小学生の時。
元々お父さんがバイク好きでリサさんが小学生の時にリターンしてバイクを再び楽しみ始め、リサさんもタンデムシートに乗っていたそうです。

習い事の送り迎えがタンデムだったことも多く、当時からバイクの楽しさは肌で感じていたといいます。

その後、兄も自然とバイクに乗り始め、自分も乗りたい!との想いで19歳の頃に免許を取得。
小さい頃から家族でMotoGPを観戦したり、もてぎへレースを観に行っていたこともあり、フルカウルスポーツバイクに憧れがあったそうですが、免許を取得して250ccのフルカウルにまたがった時に教習車との違いを不安に感じ、お父さんから「1台目は跨って不安なバイクには乗らないほうがいい」との教えもあって、まずはクラシックネイキッドを購入しました。

しかしその後もフルカウルスポーツへの憧れは消えず、大型免許取得と同時にCBR600RRを購入。
念願のSSを手に入れバイクライフを楽しんでいたそうですが、同時にクロスカブでツーリングの楽しさにも目覚めたといいます。

その後リサさんの著書「カブで、ちょっと日本一周に行ってきます!」でも綴られている4ヶ月の大規模ツーリングを決行。
様々な学びがあったそうですが、ますますバイクの楽しさを深めていきます。

一目惚れしたHAWK 11(ホーク11)

バイクで様々な楽しみ方をしていたリサさんですが、ツーリングに行ける大きなバイクも欲しいと思っていた頃、HAWK 11が発表されます。
当初考えていたのは大型アドベンチャーバイクでしたが、HAWK 11が気になってモーターサイクルショーへ見に行き、実車を見て一目惚れ。
お仕事ですぐに試乗する機会もあり、購入を決意します。

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「初めてHAWK 11に跨ったとき、体に電撃が走ったみたいにビビっと来たんです。これまでお仕事含めて色んなバイクに乗らせてもらいましたが、こんな衝撃はその時が初めてでした。当初考えていたアドベンチャータイプでもないし、ツーリングが楽そうなバイクでもなかったんですが、跨った瞬間そんな考えは消え去り、心が震えるほどHAWK 11との出会いは衝撃的でした」


HAWK 11の気に入っているところは特徴的なロケットカウル。
見た目が好きというのもありますが、走っているときのカウル内側からの景色も好きなところだといいます。

リアフェンダーの荷掛けフックを活用してツーリングの荷物を積載しています。
一見積載力が少なそうなHAWK 11ですが、用品を活用して上手に積載されていました。

基本はフルノーマルですがリアサスペンションのみナイトロンに変更。
もちろんHAWK 11用のサスペンションで、まだ変えたばかりだそうですが、走りの変化を楽しんでいるそうです。

HAWK 11でロングツーリングへ

現在絶賛HAWK 11ライフを満喫中のリサさんですが、HAWK 11でロングツーリングも楽しんでいるそう。
車体だけで見ればセパハンで前傾ポジションのバイクはツーリングには向いていなそうに見えますが、実際これまでと変わらず、楽しさはそれ以上にツーリングを楽しめているそうです。

「確かにHAWK 11はロングツーリングマシンではないんですが、実際乗ってみると私は全然行けました。家族で年2回バイクでロングツーリングに行くんですが、この前福島までツーリングしました。往復1,000kmくらいあったんですが、私は長時間乗っていても別にそこまで疲れを感じず、HAWK 11ならずっと乗ってられるってくらい余裕でツーリングできています」

以前CBR600RRに乗っていたリサさんだからこそセパハンのバイクに慣れている、というのもあると思いますが、HAWK 11でもへっちゃらで長距離ツーリングを楽しんでいるというのは驚き。
もはや体の一部になりつつあるとも語ってくれたリサさんのHAWK 11ライフは聞いていて羨ましいものでした。

バイクが自信をつけるきっかけになった

日本一周や家族でのツーリングなど一般的なライダー以上にバイクライフを満喫しているリサさんですが、バイクに乗って変わったことを聞いてみると意外な答えが返ってきました。

「バイクは私にとって自分自身の考え方を変えて、視野を広げてくれたものです。正直バイクに乗ってなかったら自分はもっと根暗だったと思います(笑)。でもバイクで色んな場所を旅していく中で、バイクがあれば一人で何でもできると思ったんです。バイクで沖縄に行ったり北海道に行ったり、バイクと一緒に走って旅をする自由な感覚は自分を成長させてくれたと思います」

「バイクって別に人生において乗らなくても生きていけるものだと思います。でも大人になっていく中で体全部を使って五感全てを感じれることって普通に生きてたら無いと思うんです。絶対に乗らなければいけないものではないけど、バイクに乗ったことで人生がより豊かになるっていうのはあると思います。私はバイクの楽しさを感じて色んな人に出会ったり、色んな経験をさせてもらって自分に自身が持てるようになりました。自分が自分のことを好きでいられるって人生において大切だと思います」

バイクに乗ったおかげで様々な気づきを得ていたリサさん。
日本中を旅して得た経験はバイクの運転技術や旅の仕方だけではなく、内面的にもリサさんを変えてくれたそうです。

リサさんは現在BS11で放送されている「大人のバイク時間 MOTORISE」やバイク雑誌の記事、HondaGO BIKE LABでも活躍されています。
今後の彼女の活躍にも注目してみてください。

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【文/佐藤快(外部ライター)】

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