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ホンダ『X-ADV』がキャラ濃すぎっ! これってバイク? それともスクーターなの?【ホンダの道は一日にして成らず 第5回/Honda X-ADV 前編】

ホンダは世界最大のバイクメーカーとして、常にチャレンジを続けています。そのラインアップの中で最も先鋭的なのは間違いなく『X-ADV』でしょう。ADVってことはアドベンチャー? でもオートマチックだし、これはそもそもバイクなの?

オートマチックなのに冒険バイク? ホンダ『X-ADV』の謎

ホンダのバイクラインアップの中で、濃い目のキャラクターNo,1はどれか?

そう聞かれたら、わたし(北岡)は『X-ADV』だと答えます。

ご存じでしょうか? X-ADVっていうバイク。

排気量は750ccクラスでトランスミッションはオートマチック機構DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)のみ。

スタイリングとして、一般的なバイクの燃料タンクがある部分には何もありません。

**どちらかといえばスクーターに近いフォルム**だと言っていいと思います。

だけど異質。

スクーターにカテゴライズするには、あまりにも違和感が強すぎです。

X-ADVはクルマでいう『SUV』に近い?

いちばん特徴的なのは、そのデザインと前後に履いたタイヤが匂わせる『オフロードバイク感』です。

実際の話、ホンダ公式ホームページのX-ADV製品ページでもオフロード走行に関して言及されています。

それはつまり、メーカーとしてある程度の範囲でオフロードを想定しているバイクだっていうこと。

ざっくり言えば『オフロードも走れるオートマチックの大型バイク』となるんですが、そんなスタンスのバイクって、ぶっちゃけX-ADVの他には存在しません。

だけどこのX-ADVが相当スゴい。

スタンスとして新しさが満点すぎる感じがありますけど、乗ってみるとさらに新しい。

こんなバイクってアリなの?っていう疑問から180度方向転換して『なんだこの最高バイクは!?』 っていうマインドに切り替わるんです。

ベースになるのは『NC750X』系のエンジン

ところで、このバイクのエンジンですけど、ベースになっているのはNC750Xに搭載されているものと同じ。

でも、走らせてみると『え!?』ってなります。

ホンダゴー!バイクラボでもNC750XのDCT仕様については記事にしていますけれど……

スロットルを大きく開けてみると違いは歴然。すべてが優しかったNC750XのDCTと違って、けっこう『猛然と』加速します。

これはDCT機構がNC750Xとは違うセッティングになっていたり、ローレシオのギアが組まれているからなんですけれど、乗ってみると『これ本当にNCのエンジン?』って思うくらいに速い!

750ccの2気筒エンジンらしく路面を蹴飛ばすように走るんです。

スクーターでしょ?って思っていると、まずこの加速感で、だいたいの人はやられます(笑)

すげぇ!? これオモシロい!

ってなりますからネ。

X-ADVは装備がハンパなく豪華!

ところでこのX-ADVなんですが、価格が写真のマットアーマードグリーンメタリックの場合で1,296,900円となります。

ちなみにNC750XのDCT仕様が968,000円。

え? 同じエンジンなのにデザインがオフロードっぽくなったら30万円にアップって!?

と思うかもしれません。

でも、それには正当な理由があります。

まずフロントフォークが専用設計の倒立フォーク。ラジアルマウントされたブレーキキャリパーはホンダ最高峰のアドベンチャーバイクであるアフリカツインと同じものを装着しています。

NC750Xはシングルディスクですが、X-ADVはダブルディスクです。そしてホイールは前17インチ、後ろ15インチでチューブレス仕様のスポークホイールです。ABSは当然、標準装備。トラクションコントロールも装備してます。

そしてスイングアームには軽量かつ高剛性なアルミ製が奢られています。

このアルミスイングアームですが、

さっき出したこの写真でわかるとおり、かなり長めのスイングアームになっているんです。

荒れた道でも安定感を出せるようにホイールベースを長くとっているんでしょう。

つまり、わかりやすく言うと……

X-ADVのシャシーはフレーム以外、NC750Xとはまるで違うバイクっていうこと。

これはホンダが『けっこうガチでアドベンチャーとしてX-ADVを開発した』っていう証拠です。

ですから、このバイクは走りがヤバい……

本当です。

だって、コーナーまでかなり速い!

そのあたりを続編で、わたし(北岡)が嬉々としてお伝えしますので、よろしければこのまま続きもお読みくださいね!

【文/北岡博樹(外部ライター)】

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