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「阿蘇ツーリング」X-ADVで行く九州ツーリングスポットを女性ライダー目線で紹介します

今回は1泊2日で満喫できる、阿蘇ツーリングの立ち寄りスポットを女性目線でご紹介します!
阿蘇でしか見られない絶景スポットだけでなく、グルメやお土産、観光スポットも満喫してきました。ツーリングは時間に余裕のあるスケジュールを組んでいます。気持ちに余裕が持てる事に繋がり大切ですよね。
私がX-ADVと立ち寄った場所は、どこも女性ライダーがソロで行っても楽しめるスポットばかりです。これから九州阿蘇ツーリングにチャレンジしようとしている女性ライダーさんの参考になったら嬉しいです。それでは順番にご紹介して行きますね。

1.下城のオオイチョウ

阿蘇郡小国町にある下城のオオイチョウ。樹齢1000年以上と言われ、国の天然記念物に指定されている巨大な銀杏の木です。見頃は10月から11月上旬とのことでしたが、私が言った時はちょうど銀杏の葉が散ったタイミングでしたが、散った葉が地面を黄色く染めて綺麗。


川の流れる音だけが聞こえる中で見る城下のオオイチョウからは何だか神聖で、パワーを感じました。見上げて思わず、バイク旅の安全を願いました。
バイクと一緒に撮影出来ましたよ。樹齢1000年以上のオオイチョウからパワーを頂き素敵な旅のスタートを切る事ができました。

2.下城滝・鍋釜滝

下城滝と鍋釜滝は下城のオオイチョウのすぐそばにあります。遊歩道を歩くと滝が見えてきます。
バイクを降りて自然に囲まれた遊歩道を歩く時間もいいですね。驚くことに滝とオオイチョウが同時に見えるのです!これがなんとも素敵。九州ツーリングで私が1番癒されたのが、この滝が見える遊歩道でした。


岩の割れ目に入った小石が水流で回転し、長い年月をかけて出来た形状が鍋や釜に見えることから「鍋釜滝」と名前がついたそう。その土地でしか見られない自然の景色は感動します。ここまで来て良かったなと心から思える景色でした。

3.道の駅 「小国」ゆうステーション

道の駅「小国」ゆうステーションは、まずその外観が印象的!木造立体型の建物で、全面がガラス張りでできています。建物とバイクと一緒に写真を撮ってみましたよ。かっこいい!町のシンボル的存在ですね。

この道の駅、町の情報コーナーがあるのでツーリングの行き先に迷ったらまずここに立ち寄って情報収集するのもいいですね。阿蘇ツーリングのおすすめのルートも教えてくれますよ。

4.松石庵・河津酒造

松石庵は、道の駅小国ゆうステーションに隣接している甘味処です。いくつかの飲食店が並ぶ中で比較的早い時間、9時にオープンしています。ジャージー牛乳のソフトクリームやお団子が有名とのことですが、私はお店の方がお勧めしてくれた「いきなり団子」を頂くことに。これがびっくりする美味しさ!もちもちとした生地の中に、蒸したさつまいもと粒あんが入っています。熊本県の郷土菓子だそう。ホットコーヒーといきなり団子がよく合います。道の駅にある椅子で愛車を見ながら頂く熊本県の郷土菓子は最高ですね。


松石庵と同じに並びに、河津酒造さんの販売店があります。熊本県は日本全国でも珍しい、生活水のほとんどに地下水が利用されている天然湧水が綺麗な地域です。河津酒造さんでも天然湧き水を使いお酒作りをしているとのこと。阿蘇の大地から生まれた湧水で作られたお酒は、自分や、大切な人へのお土産にもいいですね。ここでもお店の方にお勧めして頂いた梅酒を購入しました。阿蘇ツーリングの写真を見返しながら、熊本で作られたお酒を頂くのが楽しみです。

5.阿蘇スカイライン展望所

今回のツーリングはミルクロードを走り「阿蘇スカイライン展望所」を目指すことに。標高900mにある展望所で、大観峰、阿蘇五岳を見渡す事ができる阿蘇の展望所の中でも私の好きな場所です。

この日は遠くまで見ることが出来なかったのですが、それでも、雲に包まれた雄大な阿蘇の景色は神秘的で感動するのです。一年中、一日を通して阿蘇の絶景が望める展望所です。バイクで前を通ったら止まらずにはいられないですね。バイクを止めて記念撮影して次に進みます。

6.かぶと岩展望所

阿蘇スカイライン展望所からミルクロードを走り進めると程なく現れる「かぶと岩展望所」。展望所に隣接して休憩所や売店があるので沢山のライダーさんが立ち寄っています。売店の横に24時間利用できるトイレがあります。

かぶと岩展望所は椅子も設置されているので、阿蘇の絶景を見ながらお弁当を食べている方もいて、みなさんそれぞれ楽しいんでいる様子。阿蘇スカイライン展望所とはまた違う絶景が一望できます。阿蘇の田園風景も美しいですね。バイクは売店がある駐車場に停めて歩いて展望所まで行くので、バイクと絶景と一緒に写真を撮るなら阿蘇スカイライン展望所がお勧めです。

7.レストラン北山

レストラン北山で昼食を頂きます。ここはバイク乗りにお勧め、熊本の赤牛丼「倍喰丼(バイクドン)」が頂けるのです。名前がいいですよね。私が訪れた日も、この倍喰丼を求めて沢山のライダーさんが足を運んでいましたよ。阿蘇の大自然を眺めながら食事が頂けるなんて最高です。にんにく醤油だれの赤牛丼も絶品ですが、お豆腐にかかったお醤油が甘くて美味しいですね。

レストラン北山はミルクロードと菊池阿蘇スカイラインが交差する場所にあるので阿蘇ツーリング中に何度か前を通りました。歩いて行ける距離に西湯浦園展望所があり阿蘇の盆地を見下ろす事ができます。バイクを停めた駐車場から展望所を見るとハートの形が見えました。


阿蘇はバイクで走っていると道を譲ってくれたり手を振ってくれたり、停まると「愛知から来たの?」と笑顔で声をかけてくれました。どこを走ってもバイク乗りに優しい人に出逢う事が出来た阿蘇。人の優しさも阿蘇の素敵なところなのだと思います。
だんだん晴れて青空が見えてきました。X-ADVのDCTのシフトアップダウンしていくドコドコ感が心地よくて、いつまでも走っていたくなりますね。

8. カップル

阿蘇郡小国町にあるお店です。ログハウス風な建物が目をひきます。ジャージー牛乳が飼育されている牧場直営のお店とのこと。ライダーのツーリングの立ち寄りスポットとしても人気のお店だと教えて頂きました。
ここは貴重なジャージー牛乳のソフトクリームが頂けるのです。バイクツーリングと言えばソフトクリームは外せない!阿蘇の絶景を満喫した後のソフトクリームは最高ですね。この時期限定の栗がたっぷり乗っているソフトクリームを頂きました。

ここでもX-ADVと記念撮影です。お店の前の紅葉が綺麗でバイクが映えます。

9.鍋ヶ滝

私が今回のツーリングで1番楽しみにしていたスポットが「鍋ヶ滝」です。この鍋ヶ滝の特徴は、滝の裏側から滝を見る事ができるのです。約9年前の巨大噴火でできたとされているそう。水の浸食で出来た鍋ヶ滝の形や岩や流れる水も、目に映る全部が神秘的です。滝の落差は10mでカーテンのように広がり、すぐ近くまで歩いて行くことが出来ます。マイナスイオンを全身で感じることが出来ました。


駐車場も広く整備されていて、バイクも車と同じスペースに案内してもらえるので安心です。遊歩道は地元の方の手で整備されてとても綺麗でした。


宿泊先や立ち寄った場所でお話しさせてもらった現地の方、皆さん「鍋ヶ滝に行ってみな」と教えてくれました。地元の方がお勧めしてくれるスポットは間違いないですね。

女性目線の阿蘇ツーリング、いかがだったでしょうか。阿蘇を走ると目に映る景色がどれも美しく、いつもよりスピードを落として出来るだけ長くこの感動を味わっていたくなります。X-ADVが阿蘇の道をどうやって走って行くのか考え、五感を使いながら大自然の中を走る事が楽しい!
熊本の自然の恵みから生まれるグルメはどれも絶品です。そして何より、人が温かい。町全体が、人が、バイクに乗っているライダーにとてもあたたかいのです。バイクに乗っていてよかったと心から思える2日間でした。まだ阿蘇を走りたい!そんな気持ちが大切で、少しの物足りなさが次のツーリングの楽しみに繋がります。また来年バイクで阿蘇に逢いに行きたいです。みなさんのバイクツーリングも素敵なものになりますように。

 

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