11月8日からイタリアのミラノで開催されたEICMA、通称ミラノショー。この世界最大規模の二輪国際見本市の場で、いくつもの新型モデルを発表したホンダですが、なんと早くも国内モデルの登場が決定しました!
今回紹介するのは、大型クルーザーモデル「Rebel 1100 T」で、発売日も決定しており、2023年2月23日(木)。全国のHonda Dreamでの発売となります。
11月15日から、「Hondaウエルカムプラザ青山」で行われている『Motorcycle New Model Show in Aoyama』にて“国内市販予定車”として展示されていた「Rebel 1100 T」。いずれ発売にはなるんだろうな? なんて思ってましたが、ここまで国内向けの発売発表が早いとは思ってませんでした!
「レブル 1100 T」は2023年2月23日発売!
低いシート高とスリムな車体のロー&ロングなフォルムが特徴的なレブルシリーズ。現在250ccクラスと500cc、それからリッターオーバークラスがラインナップしており、今回はこのリッターオーバークラスの「Rebel 1100」にツーリング仕様とも言うべき、「Rebel 1100 T」が登場しました!
従来の「Rebel 1100」との違いは、目を引くのはフロントに取り付けられた大型フロントカウル。また車体後部には、旅の荷物を収納できるサドルバッグを標準装備。このサドルバックの容量は、左が19ℓで右が16ℓを確保しています。
この後部の積載スペースがサドルバッグだけでトップボックスを備えないスタイリングは、通称バガーと呼ばれ、ツーリング色の強いクルーザーモデルに好んで用いられます。大型フロントカウルと左右のサドルバッグを備えた「Rebel 1100 T」は、よりツーリングしやすく進化した「Rebel 1100」というわけです。
なお従来の「Rebel 1100」には、ギヤチェンジ仕様の「Rebel 1100」と、オートマチック変速の「Rebel 1100 Dual Clutch Transmission」がありますが、ツーリング仕様の「Rebel 1100 T」に関しても、MT仕様とAT仕様の2つが国内モデルとして用意されます。
Rebel 1100 Tについてはこちらの記事もチェック!
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「レブル 1100 T」の価格は1,314,500円~
さて気になるお値段はというと、ギヤチェンジ仕様の「Rebel 1100 T」が(税込)1,314,500円。
一方、オートマチック変速でAT限定の大型二輪免許でも運転できるデュアル・クラッチ・トランスミッション仕様の「Rebel 1100 T Dual Clutch Transmission」が、(税込)1,424,500円。
カラーリングは、「Rebel 1100 T」も「Rebel 1100 T Dual Clutch Transmission」も、クールでスポーティーな印象が際立つ「ガンメタルブラックメタリック」1色の設定となっています。
ちなみに今回の発表では、現行モデルのRebel 1100シリーズもカラーチェンジを実施。都会的な印象の「イリジウムグレーメタリック」が新色として加わり、継続色の「ガンメタルブラックメタリック」と合わせて2色展開となります。
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
Rebel 1100 T 1,314,500円(消費税抜き本体価格 1,195,000円)
Rebel 1100 T Dual Clutch Transmission 1,424,500円(消費税抜き本体価格 1,295,000円)
Rebel 1100 1,138,500円(消費税抜き本体価格 1,035,000円)
Rebel 1100 Dual Clutch Transmission 1,248,500円(消費税抜き本体価格 1,135,000円)
* 価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。
「レブル1100 」はアクセサリーも豊富
今回、新色としてイリジウムグレーメタリックが登場した「Rebel 1100 」。新色バージョンでのアクセサリーパーツ装着写真も公開されましたので、こちらもいち早くチェックしちゃいましょう!
ビキニカウル風の「ヘッドライトカウル」が印象的ですが、新色のイリジウムグレーメタリックとのマッチングも良さそうです。このほかこの車両には、「ショートフェンダー」や「タンクパッド」、「スペシャルシート(ブラウン)」、「パッセンジャーシート(ブラウン)」といったパーツが取り付けられています。
こちらの車両は、今回発売された「Rebel 1100 T」のようなフェアリングを備えた「Rebel 1100」のアクセサリー装着車両。特徴的な「スクリーンカウル」は、「Rebel 1100 T」のカウルとは形状が異なり、スクリーンが高めでヘッドライトサイドもスリムな作りになっています。
このほか、「タンクパッド」、「スペシャルシート(ブラック)」、「パッセンジャーシート(ブラック)」、「バックレスト」、「バックレストパッド」、「サドルバッグ(左/右)」「サドルバッグステー(左/右)」といったアクセサリーパーツが取り付けられています。
オフィシャルサイトの「Honda 二輪純正アクセサリー シミュレーター・セルフ見積り」のページでは、これらのアクセサリーパーツの取り付けシュミュレーションも可能ですのでぜひご覧になってみてください!
「Rebel 1100」「Rebel 1100 T」の広報リリースはこちら
「Rebel 1100」「Rebel 1100 T」の詳細はこちら
【文:谷田貝 洋暁(外部ライター)】