Rebel 1100で夏のツーリング
最近ツーリング行ってないな、ということで行ってきました房総へ。
Rebel(レブル)シリーズは250も500もツーリングで何度か乗ったことがあるのですが、親分(1100)は乗ったことなかったな・・・ということで、純正アクセサリーを装着した車両(MT車)で日帰りツーリングへ。
このオプションが付いたRebel 1100、予想以上に快適なツーリングマシンでした。
ツーリングといえばサドルバッグ
クルーザータイプのバイクに似合うのは左右振り分けタイプのサドルバッグが定番です。
タンデムツーリングを楽しむライダーにとって、サドルバッグは必須級のアイテム。サドルバッグは革製のものが多く、車体にベルトなどを使いガッチリ固定(つけっぱなし)するイメージ。車で言うトランクのような使い方が一般的ではないでしょうか。
でも、もしこのバッグが簡単に脱着できたら・・・便利だと思いませんか?
あります!取り付け・取り外しが簡単なサドルバッグ
ホンダ純正アクセサリーに用意されているRebel 1100用サドルバッグは専用ステーと組み合わせることで簡単に脱着ができる優れもの。
外し方はロックレバーを解除して引っ張るだけ。
バッグ本体の装着面には樹脂製のプレートが埋め込まれており、車両側の専用ステーと3ヶ所のフックでしっかり固定されます。グラつきも無く走行中に落ちる心配はありません。
この「簡単脱着機構」を持ったサドルバッグ、使ってみると手放せなくなりそうな利便性を感じました!
バリスティックナイロン+防水ライナー
バッグの表地は防弾チョッキにも使われていた実績を持つ高強度素材のバリスティックナイロン。摩擦や引き裂きに強いだけでなく、耐熱性や防水性も兼ね備えている高機能な生地です。ハードな使われ方をするバイク用バッグとしてこれ以上無い安心感を備えている素材といえるでしょう。
バッグ自体は完全防水では無いのですが、脱着式の防水インナーバッグが標準で付いてますから、雨天使用時でも安心です。
日帰りツーリング+αにちょうど良いサイズ感
北海道を一週間かけてツーリング、のようなハードな使用にはちょっと容量が足りませんが、日常使いやショートツーリングなどにピッタリ。
右はサイレンサーがある関係でどうしても容量が小さくなりますが、10Lといえばちょっと大きめの肩がけトートバッグ程度のサイズで思いのほか使いやすい大きさでした。
今回のツーリングでは右側(10L)に使用頻度が高い財布、タオル、ウェットティッシュ、飲料などを入れ、左側(14L)にレインウエア、カメラ、工具、着替え、ツーリングネットなどの使用頻度が低いものを入れました。
左右合計で24Lあれば、日帰りツーリングには十分な大きさ。お土産だって持って帰る余裕があります。
ランチを楽しむときにも便利
ツーリング先で買い物したり食事をしたり、そんな時こそこのサドルバッグが実力を発揮します。昼時を過ぎてお腹が減ったところで、バイク乗りのオーナーが作るハンバーガーが絶品の「ショップ&カフェダイナー ダブルロクサー」さんへ。
駐車場にてスマートかつスピーディーにバッグを脱着、貴重品などが入った右側のバッグをワンタッチ(数秒)で取り外したら、そのまま店内へ持ち込んでゆったりランチタイム。
ここの食事は本当に美味しい。どのメニューでもライダーの胃袋をガッチリ掴みますが、やっぱり看板メニューのハンバーガーがオススメ。そして水分を欲していた身体に染み込む辛口のジンジャーエールが旅の疲れを癒してくれました。
店内に持ち込んだバッグは程よいサイズ感で店内でも邪魔になりにくく、何より盗難に対する安心感と必要なものだけ持ってこられる利便性がストレスフリー。
ツーリング先で飲食店などを利用するときは取り外し可能なバッグ、最適です。
SHOP:「SHOP&CAFEDINER Double Roxer」
場所:千葉県木更津市金田東3丁目6−23
ショルダーバッグにもなる
旅の途中でちょっと買い物をするとき、両手をフリーにした方が商品を手に取りやすいよね・・・と、そんな時はショルダーストラップで肩掛け仕様に変身!
バッグの裏側に付属のベルトを掛けるだけであっという間にショルダーバッグ化。
アドベンチャータイプで多く採用されている樹脂製のリアハードケースも取り外して持ち運びはできますが、肩掛けは流石に厳しい。サドルバッグならではな使い方で、楽しく買い物することができました。
総評
タンデム時だけでなく、ソロツーリングや日常での使い勝手を2ランクほどアップさせてくれるこのサドルバッグ。
Rebel 1100でのツーリングがとにかく快適に感じました。丸一日付き合って実感した嘘偽りない感想です。Rebel 1100オーナーでバッグ未実装のライダーさんは一度検討してみる価値があると思いますよ。
商品スペック
サドルバッグ左側(14L)
価格:19,800円税込 ※別売のサドルバッグステー(左側)が必要
外形サイズ:約325(高さ)×約320(幅)×139(奥行き)mm
許容積載量:3.0㎏
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サドルバッグ右側(10L)
価格:17,600円税込 ※別売のサドルバッグステー(右側)が必要
外形サイズ:約225(高さ)×約320(幅)×139(奥行き)mm
許容積載量:3.0㎏
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今回紹介したRebel 1100に装着されていたその他のパーツもご紹介
せっかくですから、その他にもツーリングに便利なアイテムをいくつか紹介。
もうちょっと荷物が積みたい時は リアキャリア
積載量がグンとアップし、タンデムツーリング時の積載場所確保には必須となるのがリアキャリア。Φ20の鉄パイプを使用した車両デザインにマッチするリアキャリアです。ロープフックを4ヶ所に装備し、安定した積載が可能。別売のバックレストと同時装備可能です。
価格:33,000円税込
積載面サイズ:約260(長さ)×約210(幅)mm
許容積載量:3.0㎏
表面処理:マットブラック塗装
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バックレスト&バックレストパッド
タンデムツーリングをするならパッセンジャーが安心できるようにバックレストを付けたいですね。リアキャリア装着車なら、荷物をキャリアに積む際のサポートとしても役立ちます。
Rebelのロー&ロングスタイルを崩さないようにデザインされているのも嬉しいポイント。
バックレスト
価格:16,500円税込
ステー部表面処理:マットブラック塗装
リアキャリアと同時装着可能
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バックレストパッド
価格:6,600円税込
パッドサイズ:約98(高さ)×約180(幅)×約38(厚さ)mm
材質:パッド部表皮/PVCレザー クッション/ウレタンフォーム
カラー:ブラック
取り付けには別売のバックレストパッドが必要です
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ヘッドライトカウル
メーターやヘッドライト周りに当たる走行風を制御して身体への風当たりを和らげる効果にも期待できるパーツ。車体のイメージと調和するマットブラック塗装仕上げで、レブルのクラシカルなスタイルに少しスポーティなエッセンスを加えてくれる逸品です。
価格:11,000円税込
材質:カウル部/ABS樹脂 スクリーン/ポリカーボネイト
カラー:カウル部/マットブラック スクリーン/スモーク
別売りのヘッドライトカウルステーが必要です
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一日に数百キロを走ったり、高速道路を長時間利用したりするロングツーリングでは、走行風による疲労はチリも積もればなんとやらで徐々に蓄積していきます。もっと走行風が当たらないようにしたい!というライダーには、本格的なフェアリングパーツが用意されていますのでそちらもご検討ください。
腕、肩まわりの風当たりを和らげ、ツーリングシーンでの快適性を向上させてくれます。 スクリーン裏の負圧を軽減するベンチレーションをカウルに装備し、傷がつきにくいプレハードコート仕様のポリカーボネート樹脂を採用。
価格24,200円税込
材質:カウル部/ABS樹脂、スクリーン/ポリカーボネイト
カラー:カウル部/マットブラック塗装 スクリーン/クリアー
取り付けには別売のスクリーンカウルステー、スクリーンカウル取付アタッチメント他が必要です
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最後にRebel 1100の感想など
250cc、500cc、1100ccと各クラスにモデルが存在するRebelシリーズ。排気量が最も大きなレブル1100は、Rebelが持つ「軽快感」「カジュアル感」「扱いやすさ」などを持っており、リッターバイクだと身構える必要性はほとんどありませんでした。車両重量は大型クルーザーとしては軽量な223kg(MT車)で、低い重心と相まって扱いにくさを感じる場面はほとんどありません。
大型クルーザーは苦手だ、と思っているライダーさんにこそ乗って欲しいRebel 1100。
嘘みたいに扱いやすくて楽しいクルーザーバイクだと思いますよ。
リッターバイクが苦手で今現在250ccクラスを愛車にしている筆者が言うのだから間違いない!です。