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ADV160発表 前モデルADV150とどこが違うの?疑問を解決する最速簡易解説

気軽に楽しめるミニマムなアドベンチャーモデルとして2020年2月に国内デビューを果たした意欲作「ADV150」がパワーアップ!PCX160で定評ある156cc4バルブエンジン「eSP+」を搭載し、スタイリングも一新された「ADV160」に生まれ変わりました。

発売は2023年1月26日(木)
排気量アップに伴うエンジン出力の向上だけでなく、最新の排出ガス規制にも対応。その他にも様々なアップデートが行われたNEWモデルを早速紹介したいと思います。

※写真は海外仕様車です

ADVシリーズとは?

オートマチック・アドベンチャーバイクとしてADVの名が初登場したのは2017年のX-ADV。ホンダ独自のオートマチック機構であるDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載したオートマチックスポーツ車で、イージーな操作感に加え、オフロード走行を想定した作りとデザインが多くのファンを虜にしています。

2022 X-ADV(パールディープマッドグレー)

 

そして2020年。X-ADVの雰囲気をそのまま小型化したようなスタイリングで現れたのがAT普通二輪免許で乗ることができるADV150でした。

2020 ADV150(マットメテオライトブラウンメタリック)

 

その人気は発売前から大爆発。予約段階で年間予定生産台数を上回る受注があり、瞬時にバックオーダーを抱える状況に至ったのです。”スクーター=通勤・通学・街乗りに便利なコミューター“という図式を大きく覆し、”キャンプ・ツーリングなどレジャーの扉を開くバイク“としての可能性を感じるADV150のパッケージに、全国のライダーが反応した結果でしょう。

そんな訳で「オートマチック・アドベンチャー」という新ジャンル切り開いたADVシリーズ。新登場の「ADV160」はどのような特徴を持っているのでしょうか?

ADV160(マットダリアレッドメタリック)※写真は海外仕様車です

 

デザイン

まずは前モデル(ADV150)と見比べてみましょう。高剛性と軽量化を両立した新型フレームは、軽快なハンドリングと安定感のある乗り心地を実現しています。

左:ADV150(ゲイエティーレッド) 右:ADV160(マットダリアレッドメタリック)

基本的なデザインはADV150を踏襲していますが、フロントカウル、リアカウル共に形状が変更されて全体的にボリュームアップ。より力強いフォルムを手に入れました。さらにフロントスクリーンが大型化され、高速走行時の防風性能が向上しています。

左:ADV150(マットメテオライトブラウンメタリック) 右:ADV160(マットガンパウダーブラックメタリック)※画像はCGを使用して制作したもので、実際の製品の色と異なる場合があります。

続いてリアビュー比較。ライダーが足を置くフットボードあたりの造形が大きく変わっています。また前作では要所に直線を活かしたデザインでしたが、ADV160では曲線を帯びたカウルの組み合わせで造形されており、全体が都会的な雰囲気に仕上がっています。エンジンが変更されているのも良く解りますね。

また、シート高は795mmから780mmへとダウン。スリムなシート形状と相まって、より良好な足つき性を実現しました。

 

エンジン

高出力+環境配慮の156cc単気筒新エンジン「eSP+(イーエス ピープラス)」を搭載するADV160と前モデルADV150の排気量差は7ccと微々たるものに見えますが、4バルブ化やショートストローク化などによって最大出力と最大トルクが向上。今まで以上に力強く快適な走行を楽しむことができます。

ADV150スペック
総排気量 149cm³
内径×行程(ボア×ストローク) 57.3×57.9mm
最高出力 11kW(15PS)/ 8,500rpm
最大トルク 14N・m(1.4kgf・m)/6,500rpm

ADV160スペック
総排気量 156cm³
内径×行程(ボア×ストローク) 60.0×55.5mm
最高出力 12kW(16PS)/ 8,500rpm
最大トルク 15N・m(1.5kgf・m)/6,500rpm

ADV150/160と同型のエンジンを積んだPCX150/160のエンジン比較記事も参考にご覧ください。

 

機能

 

Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)を装備

セレクタブルトルクコ・・って何?と言われそうなので簡単に解説。

濡れた路面などで、後輪が「危ない!滑りそう」という挙動になった際、エンジントルクを最適化して、後輪にかかる駆動力を制御してスリップを抑制する(絶対滑らないわけではない)機構です。このHSTCに加えてABS(フロントブレーキのみ)も備わっており、様々な路面における走行時・制動時の安心感が高められています。

※HSTCはスリップをなくすためのシステムではなく、あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。無理な運転には対応できませんので注意が必要です。

 

スクリーン

前モデル同様2段階に調整が可能です。

左:ハイ・ポジション 右:ロー・ポジション

 

メーター

液晶メーターは大型化+デザイン変更。各種インジケーターは液晶画面の上下に集約し、情報を直感的に把握しやすいようなレイアウトになりました。

左:ADV150 右:ADV160

 

収納・その他

シート下のラゲッジボックス(メットイン)は2L増量して29Lに。

左:ADV150 右:ADV160

 

フロントボックス内の電源取り出しは、従来のシガーソケットタイプからType-A USBポートに変更となり、使い勝手が向上しました。

左:ADV150 右:ADV160

 

 

カラー

今回発表されたモデルは全3色です。

マットダリアレッドメタリック

ADV150やX-ADVでは明るいレッドが用意されていましたが、今回はスモーキーな赤が登場。流行のマット(艶消し)仕上げとなっており、高級感が漂います。

 

パールスモーキーグレー

先に発表されたホンダのクルーザー「Rebel250(レブル250)」に採用されたカラーがこちらにも登場。グレー系は定番カラーとしてADV150でも用意(マットメテオライトブラウンメタリック)されていましたが、今回はやや明るめのグレーが採用されました。

 

マットガンパウダーブラックメタリック

CBR250RRでも人気のマットブラック系カラー。前モデルのADV150にも採用されていました。

 

今回は3色全てがマット(艶消し)タイプでの登場となりました。皆さんはどのカラーがお好みでしょうか?

 

価格

メーカー希望小売価格(消費税 10%込み)
473,000円 (消費税抜本体価格 430,000 円)※前モデルより税抜2万円アップ

価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

 

こちらの動画も是非チェックしてみてください!

発売日・問い合わせ 等

発売日は2023年1月26日(木)とまだ少し先。発売が待ち遠しいですが、それまではWebサイトの情報や純正アクセサリーなどをチェックして待っていてください。ADV160は皆様の期待を裏切らない走りと魅力がたっぷり詰まっていると思いますよ!

購入を検討しようと思った方は、お近くのホンダ二輪販売店にご相談ください。今回も注文が集中する可能性がありますので、お早めの問い合わせがオススメです。

ADV160(マットガンパウダーブラックメタリック)※画像はCGを使用して制作したもので、実際の製品の色と異なる場合があります。

電話によるお問い合わせは、「お客様相談センター 0120-086819」へお願い致します

↓ADV160の車両情報はこちら↓

※車両画像はCGを使用して制作したもので、実際の使用状況や製品の色と異なる場合があります。

「ADV160」シリーズの広報リリースはこちら

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