スーパーカブシリーズが大きな区切りを迎えることになりました。
スーパーカブ50がその長い歴史に幕をおろすことになったのです。
この記事では有終の美を飾るモデル「スーパーカブ50・Final Edition」の詳細について説明させていただきます。
ちなみにファイナルとなるのはスーパーカブ50だけ。
原付二種のスーパーカブ110は引き続き生産されますので、これからもスーパーカブの素晴らしさを多くの方々に伝えていくことでしょう。
66年間愛され続けてきたスーパーカブ50
スーパーカブ50の初代モデル、スーパーカブC100が登場したのは1958年でした。
低燃費や信頼性、耐久性が高く、静粛性に優れた4ストロークエンジンを搭載し、乗り降りしやすいフレームのデザインや使い勝手の良さで大ヒット。
1966年に現在のエンジンのルーツとなる、新型OHCエンジンを採用したスーパーカブC50が誕生。
その後も時代にあわせて進化を続け、世界中のお客様に愛されてきました。
今回発表されたスーパーカブ50・Final Editionは、その長い歴史を漂わせる仕上がりになっています。
各部に質感の高い部品を採用
カラーリングは「ボニーブルー」
往年の時代を感じさせる色合いです。
フロントとサイドエンブレムは、スーパーカブ50・Final Edition専用にデザインされたもの。
前後スポークホイールです。
リアキャリアとスイングアーム、チェーンケースは車体と同じ「ボニーブルー」に塗装され、マフラーカバーとメーターリムはメッキ仕様になっています。
シートは前後にグレーをあしらったツートンのデザイン。
親しみやすいスーパーカブ50らしさを大事にしつつ、シックで高級感のあるイメージに仕上げられています。
イグニションキーもスーパーカブ50・Final Edition専用にデザインされたもの。
1966年のスーパーカブC50をイメージしつつ、現代のHondaロゴも融合されたデザイン。
Final Editionならではの特別な仕上がりになっています。
*スペアキーは通常タイプのキーです。
受注期間限定での販売
「スーパーカブ50・Final Edition」は受注期間限定での販売となります。
受注できる期間は、2024年11月8日(金)から2024年11月24日(日)まで。
2024年12月12日(木)に発売となっています。
「スーパーカブ50・Final Edition」が気になる方は、お近くのHonda二輪車正規取扱店へ。
【スーパーカブ50・Final Edition】
メーカー希望小売価格:(消費税10%込み) 297,000円(消費税抜き本体価格270,000円)
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【文/後藤武(外部ライター)】