ADV160はレジャーでちょっと借りて乗るって言うよりも『本気で欲しいと思っている人』がレンタルすべきだと思う理由がこちらです！

自分の日常に『ADV160』を落とし込んでみて！

このレンタルバイク相性診断は基本的に『こんな人にこそ、このバイクに乗ってほしい！』っておすすめする企画です。

そこでADV160なんですが……このバイクは、なんというか『次の休日に借りてツーリングに行く』みたいな用途でレンタルするタイプじゃないような？ 理由はコスパ的な話ですが、160ccのADV160はレンタル料金が基本的に126cc～250ccクラスとなってしまうんです。

なのでツーリング用途で借りるなら250ccクラスで人気のRebel 250からCBR250RR、がっつり旅がしたいならCRF250 Rallyなど選択肢が『他にもある』ことになります。コスパ重視ならリーズナブルな原付二種クラスっていう手もありますしね。

だけど、このスタイルに惚れて『本気で欲しい！』と思ってる人にはレンタルバイクがかなり有効。可能であれば24時間くらい借りて欲しいと思います。

その理由はいくつかあるんですが、総じて言うと『自分のライフスタイル』にADV160がフィットするかどうかを試してみて欲しいから、となります。

まずひとつには、24時間あれば実際の自分の日常の中に、ADV160を落とし込むことができるのが大きなメリット。通勤、通学、お買い物。街乗りを中心としたデイリーユースの中でADV160の利便性を感じることができます。

160ccという『原付二種スクーター以上』のパワーが生み出す余裕を、実際に乗って感じてみてください。もちろんシート下の容量29Lトランクスペースの広さやUSB給電ソケットを備えたフロントインナーボックス、スマートキーの便利さなども含めて、です。

そして、もうひとつ重要なのが『自分の家の駐車スペースに停めてみる』こと。

実のところ、ADV160はなかなかにボリュームのあるサイズ感なんです。それは所有感にも直結するので嬉しいポイントなんですが、所詮は小排気量のスクーターでしょ？ なんて思っていると、後で駐車スペースに困ったりするかもしれません。ガチで『家に招く準備』としてレンタルで自宅に連れて帰ってみるのは有効です。

できれば、高速道路は走ってみて！

ちなみに、レンタル時間内に是非とも一度、体感しておいて欲しいのが高速道路です。

別に50kmも100kmも走る必要はありません。自宅からいちばん近いインターから乗って1区間だけ走ればOKです。

でもその『高速道路1区間』で得られる収穫はかなり大きいと思われます。

160ccってこんなに走れるの!? とか安定感がスゴい！ みたいな性能面の驚きだけじゃありません。おそらくですが『このバイクが愛車だったら、あんなことやこんなことができるかも！』って夢が広がりまくるキッカケになるはずなんです。

ADV160は250ccクラスのバイクと同じ扱いとなる『軽二輪クラス』です。

ですからセカンドバイクに、っていうよりも本命の愛車として『これ1台で全部楽しむ！』という接しかたをする人も多いはず。

だとしたら、購入前に『自分との相性』を見極めるためにレンタルしてみるのはすごく有意義！ 長年連れ添うことになるかもしれないバイクとして考えれば24時間／11,500円～のレンタル料金も惜しくはないのではないでしょうか？

ただまぁ、レンタルする前からADV160のスタイルに惚れこんでしまっている人は逆にご注意ください。

24時間を共にしたバイクに愛着が湧いて『このバイク、このままください！』なんて言ってしまうかもしれないので。

これ、冗談じゃありませんよ？ だってADV160、それくらいの魅力は備えているバイクなんですからネ！

【文／北岡博樹（外部ライター）】

ホンダ『ADV160』に乗ってみたいなら！

※HondaGO BIKE RENTALではレンタル車両の未舗装路の走行は禁止となります。