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暑い夏でもバイクは『長袖のライディングウェア』を着る理由。安全性だけじゃない『4つのメリット』とは?【バイクライフ・ステップアップ講座/真夏のライダー快適装備 編】

夏はただでさえ暑いのにバイクに乗るライダーが長袖のライディングウェアを着ている理由はなぜなのでしょうか?

実はこれ、安全面だけじゃない、いくつもの理由があるんです!

薄着だから涼しいとは限らない⁉︎ 半袖の服でバイクに乗ると余計に疲れる理由って?

バイクに限らず、外気温や湿度が高くなる真夏の時期は、他の季節に比べてより疲れを感じやすくなる季節です。

じっとしているだけでも汗が滴り落ちるほどに暑い日本の夏は、Tシャツ1枚などの薄着でバイクに乗りたくなってしまう気持ちもわかります。

でも実は、半袖などのラフな服装でバイクに乗ると万が一の時に危ないだけでなく、余計に暑さや疲れを感じやすくなってしまうのをご存知でしょうか?

四季のある日本では、普段着でも「季節に応じた衣替え」をするように、バイクのライディングギアもそのシーズンにあったウェアを選ぶのがベターです。

他の時期に比べて服装もラフになりがちな夏の時期に、長袖のライディングギアを着るのは、見た目からして暑そうに感じるかも知れません。

しかし、バイクライディングにおいて、これはむしろ逆。
夏用のライディングギアは安全性能に加えて、猛暑でも涼しく快適にツーリングができる『性能』が備わっているんです。

そこで今回は、夏用のライディングウェアが疲れを軽減してくれる4つの理由を解説します。

夏用ライディングウェアが疲れを軽減してくれる4つの理由

① 紫外線などから肌を守るUVカット効果

バイクに乗っているライダーはクルマのようにボディに囲まれている訳ではなく、常に生身の身体で走っていることに変わりはありません。

さらにその状況下でTシャツなどの薄着でバイクに乗ると、太陽光の紫外線を地肌に直接受け続けていることになります。

まずこれが、夏に薄着でバイクに乗るとより疲れを感じやすくなる大きな要因です。

例えば(バイクに限らず)真夏の炎天下でTシャツで過ごしていると、汗をかき続けて水分を奪われたりして、特に激しい運動をしていなくても、ひどく疲れた経験はないでしょうか?

半袖Tシャツ1枚など、極端な薄着でバイクに乗っていると、基本的にはこれと同じことが起こります。
更に長時間にわたって紫外線を浴び続けると日焼けによる肌のダメージもより深刻化してしまいます。

暑くても長袖のライディングギアを着る事で、紫外線による身体へのダメージを大幅に軽減させる事ができます。

② 汗をコントロールして体温調節ができる

人間の身体は暑さを感じると、汗をかくことで体温調節を行っています。

しかし、実は汗をかいただけでは身体にこもった熱はあまり下がっておらず、その汗が皮膚から蒸発するときの気化熱が身体の熱を奪って体温を下げています。

Tシャツ1枚のような薄着だと一見涼しそうですが、実はこの状態だと熱を奪ってくれる気化熱が発生しにくく、せっかくかいた汗を上手くコントロールできずに、べっとりと汗をかき続けた状態になってしまって余計に暑さを感じることになります。

夏用のライディングウェアには紫外線をカットしつつ、ジャケット内に身体の熱をためない機能が備わっているので、かいた汗をコントロールしやすく、見た目以上に快適なのです。

③ 走行風による疲れを軽減させる

そしてバイクは風を直接身体に浴びながら走る乗り物ですから、夏の時期はこの走行風がライダーにとって気持ちよさを感じさせてくれます。

しかし、この走行風も長時間のライディングとなると話が少し変わってきます。

例えば、長時間にわたって扇風機の強風を浴び続けていて、なんとなく不快感や疲れを感じてしまった事はありませんか?

強風を受け続けていると身体はその風圧に抵抗するために緊張状態になります。また身体の熱が徐々に奪われ、肌の水分が蒸発して体温が下がり過ぎてしまうことも。強風を浴びている状態というのは、短時間なら涼しさを感じますが、長時間のライディングとなると身体に余計なエネルギーを使わせてしまっている状態になり、疲れを感じやすくなるんです。

夏用のライディングウェアは、直接受ける強い走行風のストレスを軽減させてくれるだけでなく、メッシュ素材やベンチレーションが風の涼しさを上手に取り込んでくれるので、長時間のツーリングでも疲れず快適に走れる機能性が備わっています。

④ 万が一の時の安全性とプロテクション

もちろん夏でも長袖のライディングギアを着る理由のひとつには、万が一の時の安全性を備えたプロテクション性能もあります。

安全性と涼しさを両立させた夏用のライディングギアは、衝撃や擦れなどに強い素材や、走行風を効率的に取り込むベンチレーション機能が備わっているウェアが一般的で、見た目よりも涼しさを感じられる作りになっています。

その性能に加えて、万が一の時に身体や皮膚を守ってくれるプロテクションが肩や肘、背中などに標準で備わっているんです。涼しいメッシュ素材の夏用ライディングウエアでも、プロテクターなどによる安心感は秋冬ウエアと同等になっているので安心です。

メッシュ構造やベンチレーションで走行風を効果的に取り込める夏ウェアのメリット

ここからは最新の夏用ライディングジャケットにはどんな機能が備わっているのかを見ていきましょう。

今回はHonda春夏ライディングギア2024モデルにラインアップされている「プロテクトライディングメッシュパーカー」を使って、これからの時期に最適な機能性をチェックしてみたいと思います。

シンプルなデザインに、取り外しも可能なフーディを備えたカジュアルテイストのメッシュジャケット。どんなカテゴリーのバイクにも似合うので街乗りからアウトドアまで幅広く着られます。

ボティの大半に通気性に優れるメッシュ素材を使用し、強度の必要な肩口から腕部外側にはポリエステル素材のテキスタイルを使用。

内側を広げてみるとメッシュで後ろが透けて見えるほどの通気性を誇りますが、メッシュとテキスタイルのハイブリッド仕様になっているので、万が一の時の生地の強度も高い仕様になっています。

肩や肘、背中にはCE規格をクリアしたプロテクターも備わっています。軽快に見える夏用ジャケットも秋冬用と変わらない安全性が備わっているんです。

また、胸部には別売のチェストプロテクターも装着可能なフラップボタンが装備されています。

さらに、前傾になるライディング姿勢をとっても、袖が突っ張って窮屈にならない立体裁断になっているので動きやすくて快適。

背中の中央部分にあるHondaのウイングマークは後続車のヘッドライトがあたると光るリフレクターになっていて、夜間の被視認性までも考慮されています。

真夏の時期はメッシュジャケットの下にはクールインナーをレイヤードすると、涼しさと快適さを両立できます。

そういった高機能インナーはメッシュ生地を通過した走行風が効果的に身体を冷やしてくれるだけでなく、吸湿速乾も高いので不快な汗も快適にコントロールしてくれます。

▼真夏のライダーの暑さ対策の記事は他にも!

ちなみに真夏の時期だけじゃなく、涼しくなる秋口ぐらいまで使いたいなら、ベンチレーション機能が備わったライディングジャケットがおすすめ。

こちらはHondaとKUSHITANIのコラボレーションアイテムで「CBR1000RR-R FIREBLADE」の30周年記念モデル。上腕部にエアインテークを配した、スポーティなテキスタイルジャケットになっています。

背中には「CBR」ロゴが配置され、ブラックの生地部にはスプレッド柄エンボスを施すなど、立体感のあるデザインを採用。

背中の両側にはファスナーで開閉できる大口のベンチレーション機能が備わっていますので、ジャケット内の熱を走行風でコントロールできます。

いかがでしたか?

夏用のライディングジャケットには、暑さをコントロールしやすいだけではなく、長時間のライディングで疲れを軽減してくれる機能性がたくさん備わっています。

夏用ライディングジャケットの快適さは、見た目だけでは分かりにくいかもしれませんが、一度それを実感すればもう手放せなくなること間違いなし。

みなさんもお気入りのウェアを見つけてサマーシーズンを快適に楽しんでください。HondaGO BIKE GEAR では様々な夏用ジャケットを取り揃えているので、是非チェックしてみてくだいね!

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【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

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