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プロテクター・ドラレコ・運転の注意点。夫婦が実践するバイクの安全対策とは

バイクを長く楽しむために、安全が最も大事な要素であることは間違いありません。
今回は、日頃から安全装備や安全運転に気をつけているという松丸雅史さんと亜希さん夫婦が、具体的にどのような点に注意してバイクライフを送っているのか、お話をうかがうことにしました。

夫婦で考える“安全なバイクライフ”


松丸さん夫婦はツーリングはもちろん、日常のライディングでもプロテクターといった安全装備を欠かすことはありません。

 

プロテクターやウエアを選ぶ際、最も重視しているのは“安全性”です。価格が高いものでも、身を守るための保険だと考えています。

 
 

自分が気をつけていても、もらい事故など想定外のことが起こる可能性がありますよね。そのためには備えておくことが大事だと思います。

 

安全装備への向き合い方


お二人は、走る場所に応じてプロテクターやウエアを変える工夫をしています。

 

オンロードはスピードが出るので滑走によるダメージも想定します。オフロードは石や岩での転倒が多いため、衝撃吸収性が重要になります。ですから、同じウエアでも中に入れるプロテクターは状況に合わせて変えています。

 


プロテクター購入時は、安全基準も必ず確認。

 

基本的にはCE規格(ヨーロッパの安全基準)をクリアしているものを選びます。

 
 

柔らかいタイプや厚みのあるタイプなど色々なプロテクターを用意しておいて、走る状況などを考えて選ぶようにしています。

 


出発前は、お互いにプロテクターの装着を確認し合うのが習慣だそうです。

プロテクターの活用


亜希さんは最近、インナープロテクターも活用しています。

 

レディースのバイクウエアは、デザインは良くてもパッドが簡易的なこともあります。そういう場合はインナープロテクターを使うようにしています。

 



プロテクターはタイプの違うものを用意しておいて、暑い季節には通気性の良いパッドに交換するなど、快適性と安全性の両立も図っています。


バイク用バックパックもパッドを入れられるスペースがある場合は独自に追加するなど、少しでも安全性を高くするために工夫しているのです。
安全装備には常に気を配っているお二人なので、今後はエアバッグの導入も視野に入れています。

 

エアバッグが作動している動画を見ると、いざというときの安心感はあるのですが、まだ購入には至っていません。

 
 

車体にコードを接続するタイプは降車時に外すのを忘れて、うっかりエアバッグを作動させてしまいそうな気がします。GPS作動タイプならそういう心配はありませんが、価格面で悩んでいるところです。

 

少しずつエアバッグの選択肢も増えてきたので、ロングツーリングに出かけるタイミングなどで導入を考えたいということでした。

運転で心がけていること


万が一を考えてライディングウエアやプロテクターを装着することはもちろんですが、その前に事故や転倒などをしないようにライディングすることが重要であることは間違いありません。

 

当たり前のことなんですが、まずは交通ルールを守ることが大前提です。

 

 

すり抜けはしません。車間距離も十分に取りますし、スピードも控えめにしています。

 

予測運転と“かもしれない運転”


ストリートを走るうえでは予測運転が基本になります。

 

無理をして交差点に侵入してくるクルマがいるかもしれないので、信号が青に変わってもすぐに発進するのではなく、安全を確認してから動き出すようにしています。

 
 

“かもしれない運転”を意識しています。路肩の車から人が出てくるかもしれないとか、曲がり角の先に何かあるかもしれない、と常に想定しています。

 
 

こちらが安全運転していても、クルマが近づいてきたり急に車線変更されたりすることもあります。そんなときでも余裕を持って走いれば落ち着いて対処することができます。

 

スピードではなく景色を楽しむ


お二人が安全運転に配慮しているのは、バイクに求めるのがスピードではなく”景色を楽しむこと”だからでしょう。

 

ゆっくり景色を見ながら走るのが好きです

 

 

“私は山道が好きで、主人はオンロードをのんびり走るのが好き。ただ、ゆっくり走ればよいというものでもありません。交通の流れに乗り、周囲の迷惑にならないよう気をつけて走っています。

 

こうした積み重ねがあって、免許取得以来ずっとゴールド免許だそうです。

また亜希さんは、ライディング技術向上のためホンダのトライアルバイクを購入し、ライディングの技術を磨いています。

ドライブレコーダーの役割


ドライブレコーダーも欠かせない装備として活用しています。

 

万が一の際、ドライブレコーダーの有無で保険の対応が変わる可能性もあります。だから公道を走るバイクには必ず取り付けています。

 
 

バイクを知らないドライバーは、バイクにドライブレコーダーが付いていると思っていないことも多いようです。後方から車間距離を詰めて近づいてきても、ドライブレコーダーに気づくと距離を取るドライバーもいます。

 


記録装置としてだけでなく、走行中の安心感にもつながっているようです。
当初は取り付けが簡単な充電式を使用していましたが、ドライブレコーダーの有用性に気が付いてからは車体から給電するタイプに切り替え、常時録画を可能にしています。

日常の会話から高まる安全意識


松丸さん夫婦は、自宅にいるときでも安全運転について話をすることが多いのだと言います。

 

安全啓発動画や事故の検証動画を参考にしています。“やっぱりプロテクターは必要だね”と再確認しています。

 
 

動画や記事で事故のパターンを知ると、日々の運転に活かせることが多いですね。

 

お話を聞いて感じたのは、安全運転そのものが、お二人にとって“バイクを楽しむ要素の一つ”になっているということ。
楽しみながら安全に乗る姿勢は、ある意味で理想的なバイクライフなのかもしれません。
【文/後藤武(外部ライター)】

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