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後ろにも横にも積載可能!CL,GB,CT,レブルに取り付けられるサドルバッグは積載力抜群!トップボックスも合わせて積載力を解説

バイクは車と違って荷物を積むスペースがほとんどありません。
使い方から楽しみ方まで全く違った乗り物なので、クルマと比べてバイクの積載力が低いのは仕方ありませんが、ちゃんとした用品を使うことでバイクにも荷物を積載することができます。

今回はスマートに積載ができるホンダのオプションをご紹介します!

定番のトップボックス

トップボックス38L ワン・キー・システムタイプ(アルミパネル)

バイクに積載と聞いて一番にイメージするのはこのトップボックスタイプではないでしょうか。
タンデムもできてしっかり荷物が入るラゲッジはトップボックスが一番シンプルで効果的だと思います。

ここで紹介する純正トップボックスは、車両のキーで開閉、脱着を可能にする「Hondaワン・キー・システム」を採用し、フルフェイスヘルメットも丸々収納できるサイズ感のトップボックスです。
※ヘルメットの形状によっては収納出来ません。

開け締めはボックス後ろにバックル式の開閉ハンドルがついていて、グローブをしたままでもワンタッチで開閉できます。
鍵付きのトップボックスはよくありますが、車両のキー1本のみで車体、ボックスそれぞれ完結できるのはメーカー純正オプションならでは。

実際荷物を詰めてみてもかなりの容量があります。
38Lですが、バックの38Lとボックス38Lでは容量は同じでも使い勝手が違うので、個人的にボックスにこんなに積めるのか!と驚いたほど。

今回はキャンプで使うキャンプチェアー2個、食器類2〜3人分、ガスコンロ(PEAK1)を入れてもまだ余裕がありました。

ボックスの場合、下段が埋まっても蓋分もほぼ同じ高さがあるため蓋が閉まれば積めてしまうというのも魅力的。
事前に積む順番さえ計算すればもっとギリギリまで積むこともできそうな余裕でした。

ボックスごと脱着も簡単に行うことができました。
取り付けには別売のトップボックスロック、ワン・キー・インナーロックシリンダー、キャリアブラケット、リアキャリアが必要となっています。

またトップボックスを取り付ける際にはタンデム時にボックスが背もたれになるバックレストも同時装着をおすすめしたい便利なパーツです。

トップボックス 38L ワン・キー・システムタイプ(CL250)】
価格:35,200円(消費税10%込)
サイズ:約395(長さ)×450(幅)×約320(高さ)mm
許容積載量:3.0kg
▶ トップボックス38L ワン・キー・システムタイプ (CL250)製品情報はこちら

 

サドルバッグでおしゃれに積載

サドルバッグ

バイクに荷物を積むにはトップボックス以外にも車体サイドに取り付けて積載するサドルバッグという選択肢もあります。
特にCLのようなスクランブラータイプはこちらの方が見た目的には似合うかもしれません。

タフで軽量なバリスティックナイロンを採用しており、通勤通学からツーリングまで幅広く扱うことができますが、カジュアルなスタイルが特徴的です。

バッグの両サイドにはモールと呼ばれるベルトが取り付けられており、ミリタリー系のバッグやウェアでよく見られるもの。
カラビナを引っ掛けたり、別途小さなポーチを取り付けたり、使い方次第で様々な活用ができます。

着脱も簡単で、取付面にあるタブを操作することでロック・解除ができます。
サドルバッグサポート側から出ている3点をバッグ側に引っ掛けてロックするだけなので、ツーリングの休憩時などは取り外して持ち運ぶことも可能です。

持ち運び用にショルダーストラップ、バッグ上面にハンドルを標準装備。
街を歩いていてもおかしくないくらいカジュアルなので、使うシチュエーションを限定しません。

2つのバックルを外すと開口部はファスナー式となっていました。
ダブルファスナーなので左右どちらにも閉めることができます。

またハードタイプのボックスと違って布製なので、大きな荷物を入れる際に開口部の形を荷物に合わせられるというのも使いやすいポイント。

実際荷物を詰めてみましたが、想像以上に深さがあって容量も片側のサドルバッグにしては十分すぎるくらい。
MacBookの13インチをカバーに入れて縦に収納できるので、かなり余裕のある印象です。

他にも様々なキャンプ道具を入れてみましたが、感触的に見た目以上の積載力がありました。

最初よりもかなり詰めて積載した結果、Lサイズはパソコン、ショルダーバッグ、2〜3人分の食器入れ、ホワイトガソリン缶を一度に積むことができました。
普通はサドルバッグではなく背負うタイプのバックパックやトップボックスに入れるくらいの量が積めたので、街での移動はサドルバッグに積んで手ぶらでOK。
キャンプツーリング時にも活躍してくれそうなサイズ感でした。

LサイズはCL250/500以外にもGB350、CT125・ハンターカブ、Rebel 250/500/1100にも取り付けることができます。
※取り付けには別売のサドルバッグサポートが必要です。

【サドルバッグ(ラージ)】
価格:22,770円(消費税10%込)
材質:バリスティックナイロン製
サイズ:約325(縦)×320(横)×139(厚み)mm
容量:約14L
許容積載量:3.0kg
▶ サドルバッグ(ラージ)製品情報はこちら

 

少しサイズが小さいSサイズは深さが足りずパソコンは入りませんでしたが、ショルダーバッグと2〜3人分の食器入れを積むことができました。
街乗りなら十分、キャンプツーリング時はメインラゲッジにするにはちょっと頼りないですが、車種によっては両サイドに取り付けることができるため、小物を分けて収納することもできます。

【サドルバッグ(スモール)】
価格:19,470円(消費税10%込)
材質:バリスティックナイロン製
サイズ:約225(縦)×320(横)×139(厚み)mm
容量:約10L
許容積載量:3.0kg
▶ サドルバッグ(スモール)製品情報はこちら

 

CLはツーリングで役立つTOURING STYLEも

CL500はツーリングで役立つ純正オプションパーツを盛り込んだTOURING STYLEというホンダの提案したスタイルがあります。
今回紹介したトップボックスやサドルバッグもTOURING STYLEの中に含まれています。

シート下に本体を設置するETC2.0車載器キットや、充電など電源取り出しができるアクセサリーソケットもツーリングで重宝するアイテム。

他にもタンク傷を防止し、色移りしない上質なラバー素材を採用したタンクパッド、ON/OFFはもちろん5段階の温度調整が可能なスポーツ・グリップヒーターなども。
これ以外にもCLは多数のオプションが用意されているため、様々な方向で使い勝手のいいCLをオプションパーツで作り上げることができます。

バッグ一つでもツーリングの動きやすさ、楽しみやすさは変わってくるので、自分のバイクライフにあったラゲッジを使ってツーリングを楽しみましょう!

各モデルの積載アイテムはHondaGO BIKE GEARでチェックしてください。

▶ CL250 積載アイテム一覧はこちら
▶ CL500 積載アイテム一覧はこちら
▶ GB350 積載アイテム一覧はこちら
▶ CT125・ハンターカブ 積載アイテム一覧はこちら
▶ Rebel 250 積載アイテム一覧はこちら
▶ Rebel 500 積載アイテム一覧はこちら
▶ Rebel 1100 積載アイテム一覧はこちら

 

【文/佐藤快(外部ライター)】

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