HondaGO BIKE LAB

ホンダのキャンプ道具レンタルで実戦!テントを綺麗に張るための「ペグ」の役割と打ち方をマスターしよう!【バイクキャンプ GO!GO!/ペグの種類と打ち方】

テントを綺麗に組み立てるのに必要になってくるのが「ペグ打ち」です。

今回はホンダのキャンプレンタルで借りられるモンベル製テント『クロノスキャビン 2型』を使ってペグの種類や役割を解説します!

 

テントが風などで飛ばされないようにするためにペグダウンする

テントの組み立てを完了させるには、風などで飛ばされないように「ペグ打ち」をする必要があります。

ペグ打ちはテント本体をしっかり地面に固定し、フライシートを綺麗に張るために是非マスターしておきたい作業です。

また、風がない日でも夜になると急に風が出てきたりすることもありますので、日中の明るいうちにペグ打ちは済ませておきましょう。

今回はホンダのバイクレンタルで借りられるモンベル製テント『クロノスキャビン 2型』を使って、テントのペグ打ちを解説してみたいと思います。

前回に解説した組み立て方を参考にしながらテントを組み立てたら、いよいよペグダウンの作業に入るのですが、まずはペグにはどんな種類があるのかちょっと見てみましょう。

ペグは大きく分けるとこれらの6種類に分類できます。

『ピンペグ』はアルミやスチール素材でできたもっともポピュラーなペグです。テントを購入するとセットで付属していることも多いスタンダードな種類になります。

『ネイルペグ』はハンマーを当てる部分にプラスチックの補強がされており、力がまっすぐに伝わりやすいペグです。ネイルとは“釘”を意味し、スチール製のものが多くて丈夫で曲がりにくいこともポイントです。

『プラペグ』はその名の通りプラスチックでできたペグで、軽量で安く購入できることがメリット。プラスチック製のハンマーと相性が良く、砂浜などの柔らかい地面に適しています。

『V字・U字ペグ』はペグの形がV字やU字になっていて、打った後に地面から抜けにくい構造になっていることが特徴です。軽量なアルミ素材で作られているものが多いです。

『スクリューペグ』はペグ自体が捻られて作られており、ハンマーで打つとネジのように回転しながらペグダウンできます。地面からの抜けにくさが高い特殊なペグです。

『鍛造ペグ』は金属に圧力を加える鍛造(たんぞう)という金属加工法によって作られたペグです。砂浜などの柔らかい地面にはあまり適していませんが、頑丈で耐久性があるため固い地面でもしっかり固定できます。鉄のハンマーでガンガン地面に打ち込めるのでベテランキャンパーに人気です。

ホンダのキャンプ道具レンタルで借りられるモンベル製の「クロノキャビン 2型」には①のピンペグタイプのものが付属しています。

ペグの本数は予備も含めて計15本付属されています。

15本全て使うわけではありませんが、ペグは「無くしやすいキャンプ道具No.1」とも言えるパーツなので、紛失には十分注意しましょう。

また、ホンダのキャンプ道具レンタルにはペグを打つための『ペグハンマー』も付属しています。ハンマー部分の反対側はミニショベルも付いていて、硬い地面などを少し掘ってからペグ打ちできるなど汎用性の高いものです。

それでは実際にテントにペグ打ちしてみましょう。

 

「9ヶ所+α」ペグダウンすることで強風も受け流せるくらいしっかり張れる

テントを立てたら風などで飛ばされないようにしっかり固定する必要があります。

クロノスキャビン 2型は上の写真のような9ヶ所+αの部分にペグ打ちします。

風が強い日やもっとしっかりテントを固定したい場合は、フライシートにパラコード(張り綱)と呼ばれる紐状のコードを接続し、コード引っ張ってペグを打つ本数を増やします。

基本的にテントを固定するためにペグを打つ場所は、ポールを通した“ハトメ穴”外側にあるもう一つの穴に打ちます。

また、フライシートをペグ打ちするのは、パラコードを引っ張りながら打ちます。

地面の硬さや土の質などによっても変わりますが、ピンペグは強めに打つと曲がりやすいので、軽い力でトントンと小刻みに打っていきます。

ハンマーで叩く強さより、回数で押し込んでいく感じです。

ペグ打ちは地面に対して真っ直ぐ打つのではなく、テントやパラコードの反対側に45°〜60°くらい傾けて「斜めにペグダウン」するのが基本です。

斜めにペグダウンすることで地面から抜けにくくなるだけでなく、パラコードなどを引っ張りながら固定できるので、フライシートをよりしっかり張ることができます。

ペグを打つ長さ(深さ)はペグの先端が少し見えるくらいまで打ち込みます。

浅めに打つとペグが抜けやすくなるだけでなく、夜に暗くなった時に足などを引っ掛けてしまうのを防ぐためです。

同じように9ヶ所+αをペグダウンしたら、これでテントの設営が終了です。

ちなみに、キャンプ道具レンタルでセットになっているペグハンマーには反対側にペグ抜きフックも備わっています。

撤収の際や間違った箇所にペグ打ちしてしまった時は、写真のようにフックを引っ掛けるだけで簡単にペグを抜くことができます。

 

いかがでしたか?

ペグ打ちはテントやタープを立てるのに必要な作業になってきますので、ホンダのキャンプ道具レンタルで是非トライしてみてくださいね。

 

【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】

関連記事もご覧ください!


レンタルバイクでキャンプツーリングにチャレンジ!

HondaGO BIKE RENTALのレンタルラインアップはコチラから!

関連記事

最近チェックした記事