ホンダでは歴代モデルやレーシングマシンが「動態保存」されていて、定期的にマシンを実際に走らせる走行確認テストを実施しているんですが、その映像がホンダのオフィシャルYouTubeで公開されているんです!今回はレジャーバイクの元祖「MONKEY Z50M(1967年)」の貴重な映像を紹介します!
元祖レジャーバイクと言っても過言ではないホンダミニ
モンキーシリーズの歴史は古く、そのルーツは1961年に登場したZ100になりますが、正式に「モンキー」と言う名前が付けられたのは1967年に登場したこちらのZ50Mです。
リジッド式の前後サスペンションと前後5インチホイール&タイヤを採用したミニバイクとして登場しました。
エンジンは49ccの空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒を搭載し、最高出力は2.5PS/6000rpmを発揮しています。
派手なレッドのフレームとチェック柄のシートなど、一度見たら忘れられないデザインは、50年以上たった今見ても新鮮です。
また、ハンドルやシートを折りたたむことができ、クルマなどに積んでアウドドアを楽しむレジャーバイクとしても親しまれました。
キャブレターも横積みしても大丈夫なように排出ドレンが設けられ、燃料タンクも漏れ防止キャップを装備しています。
前後ともリジッドなサスペンションですし、5インチの超小径ホイールということもあり、スポーツランこそ向いていませんでしたが、街乗りやレジャー施設での使い方がもっと楽しくなるファンバイクとして人気でした。
ライダー目線の映像もあり、実際に乗って走っている様な気分が味わえます。
約2分程度の映像ですが、今ではなかなか見ることができなくなった貴重な走行ムービーを是非ご覧下さい!
現行モデルはコレ!『Monkey 125』
遊び心溢れるスタイルに、ひと度走り出せば本格的なバイクに引けを取らないほどの走りでライダーを楽しませてくれる「モンキー」シリーズの原付二種モデル。2017年に125ccクラスへリニューアルされました。
街乗りやツーリング、レジャーバイクとしての使い方はもちろん、自分好みにカスタムして楽しむライダーも多いファンバイクです。
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ホンダ『モンキー 125』の試乗インプレ・レビューはこちら
【文:岩瀬孝昌(外部ライター)】