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ホンダのレブル250は長く付き合える『相棒』になるか?【ホンダの道は一日にして成らず 第15回/Honda Rebel 250 後編】

スタイル良し、走りも良し。レブル250はバイクとしてけっこう完璧な存在ですが……愛車として長く付き合うには、もうひとつ、重要なことがあるんです!

長く1台と付き合うために大事なこと

バイクを買う時のいちばんの決め手は、そのバイクのカッコよさに惚れこむこと。性能も大事ですけど、最大の理由は何だかんだでスタイルだと思います。

でも、見た目だけじゃ物足りない。やっぱり走って楽しめないと意味が無い。

レブル250は、そういう『カッコ良さ』と『走りの楽しさ』を併せ持っていると思います。

【中編】からの続きです

だけど、愛車として『長く付き合う』となると、それだけじゃダメなんです。

見た目も大事。走りも大事。

そこに加えて『長く愛せる』ことが重要になってくる。

これはもう、けっこうフィーリングな部分の話にもなってくるんですが、それを端的に言うと『どれくらいそのバイクと濃厚な時間を共にできるか』ということに尽きます。

そしてそれは概ねツーリングの中で、思い出として積み重ねられていくものです。

で、そうなってくると必要なのがバイクの『味わい』なんですよね。

これはスペックの数字からは読み取れない、感覚的な楽しさの話です。

レブル250のエンジンは最高出力26馬力。決して『速いバイク』ではありません。

スムーズに回るエンジンフィーリングはすこしロードスポーツ寄りなキャラクターで、でも乗り心地は純粋なスポーツバイクより断然快適。

そういうキャラクターの中で、わたし(北岡)としてレブル250を褒めたい部分があります。

それは『音と振動』です。

レブル250はスポーツバイク譲りの単気筒エンジンをアレンジして搭載していますが、そのアレンジが絶妙なサジ加減。

スロットルオンの時の力強さもそうですけど、そこに単気筒ならではの端切れの良い排気サウンドとエンジンの鼓動感が連動するんです。

ただスピードが上がるだけじゃない。加速するたびに『楽しさ』がついてきます。

スロットル一定で一般道をゆっくり流す時も同じ。

わずかにハンドルに伝わる振動と排気サウンドに満足できます。

先に言ったとおり、レブル250は速くはありません。

だけど、飽きない。

穏やかな気持ちで走ることそのものを堪能できるエンジンです。

このバイクは単気筒エンジンで本当に正解!

飽きのこないテイスティな走りと、穏やかなハンドリング。

このふたつが合わさると、必然的にライダーの気持ちまでリラックスしてきます。

そうするとレブル250と一緒に、雄大な自然を思いきり味わうことができるんです。

これぞ、バイク旅の醍醐味!

そして、その中で愛車との思い出をすこしづつ積み上げていくと……いつの間にかレブル250は『バイク』から『相棒』へと変わっていくはずです。

レブル250は流行に流されない

250ccクラスはフルカウルのスポーツバイクがメインストリームという今の流れの中で、レブル250は特異な存在。

でも、だからこそ、このバイクを選ぶことは『自分らしさ』につながると思う。

レブル(Rebel)という車名には『反逆』という意味があります。

その選択はマイノリティかもしれません。だけど、それでいいじゃないですか!

いちばん大事なのは自分がレブル250を『愛せるかどうか』です。

そして、これまで言ってきた通り、バイクとしてのレブル250は長く愛せる資質を備えてる。

あとは、乗り手が選ぶのみ。

もちろん選択は自由です。

でもひとつだけ言えるのは『レブル250』を選ぶことで、他とは違うライフスタイルが見えてくるっていうこと。

時代に流されず、周りに迎合しない。

自分で選んだ道をレブル250と一緒にどこまでも突っ走る。

それはきっと、バイク乗りという人生において『楽しい旅』になるはずです!

【文:北岡博樹(外部ライター)】

レブル250ってどんなバイク? 是非【前編/中編】もお楽しみください!
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