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レブル250って実はすごくホンダらしいバイク! 走りの中に本質がある!【ホンダの道は一日にして成らず 第15回/Honda Rebel 250 中編】

他にはないスタイルはレブル250(Rebel 250)の最大の魅力。だけどバイクはやっぱり乗って、走って楽しむもの。じゃあ、実際に乗ってみたらレブル250はどう感じるバイクなの?

クルーザーだけど『ホンダのバイク』らしさがある!

オリジナリティ高めで、ひと目惚れしてもおかしくないレブル250(Rebel 250)のスタイリング。

そこに関しては【前編】でお伝えした通りです。

【前編】はこちらです

だけど、走らせてみるとどうなの?っていう部分も気になるところ。

一般的に『クルーザー』っていうジャンルは、伝統的なスタイリングの様式美を踏襲すると、走行のパフォーマンスがある程度犠牲になりがちです

でも、そういう部分でもやっぱりレブル250はちょっと違う。

きちんと『ホンダのバイク』として仕上がっています。

バイク初心者にとっても『運転しやすい』のがレブル250

まず大前提として!

レブル250は今、日本国内で買える250cc以上のバイクの中で、最上級に『安心感がある』バイクです。

その最大の要因はシート高690mmっていう『足つき性』の良さ。

数字で言われてもイメージしにくいかもしれませんけれど、690mmっていうのは平均的な50ccの原付バイクよりも低い数値なんです。

一般的な体格の人であれば、男女を問わずレブル250の足つき性に不安を感じることはまず無いでしょう。

しかも、レブル250はエンジンのキャラクターが低速~中速域で力強い特性なので、ストップ&ゴーが続く街中でも運転がイージーなんです。

バイクっていうのは2輪っていう性質上、どうしても低速走行時が不安定になりますが、レブル250はその力強さもあって安心感を感じやすい。

それに排気量250ccながら、単気筒エンジンなのでスロットルを大きく開ければ、路面を蹴り出すような加速感を楽しむことができるんです!

そして、レブル250がいちばん『クルーザー』らしくないのがコーナリング!

ファットで幅広の前後タイヤなので、バイクを寝かせていく動きそのものは穏やかなんですが、バンク角を深くしていっても安心感が消えません。

ちなみに、なのですが『レブル250』には同じ車体で約2倍の排気量を持つ『レブル500』もラインアップされていることをご存じでしょうか?

Rebel 500

 

レブル500は250に比べて、パワーとしては20馬力もアップしていて、重量は約20kg重くなります。

それで何が言いたいかって言うと、レブル250の車体は『500ccエンジンのパワー』も『車両重量』も受け止められるように強く設計されているっていうこと。

つまり、レブル250の走りにはものすごく余裕があるんです。

だから『レブル250』はコーナーも楽しい!

もちろん、純粋なロードスポーツに比べればハンドリングの切れ味やバンク角の深さは一歩譲ります。

だけどレブル250での走りは、ちゃんとバイクとして『操ることを楽しむ』ことができる。

絶対的なスピードじゃない部分で、きちんとスポーティに仕上げられているんです。

このあたりはクルーザーのスタイルだけど、やっぱりホンダ!

バイク初心者の人には安心感を。乗り慣れた人には操る楽しみを。

レブル250っていうバイクはクルーザーだけど、クルーザーじゃない。

その走りの中には『ホンダらしさ』がいっぱい詰まっているんです!

【文:北岡博樹(外部ライター)】

NEXTGO! レブル250は街乗り限定? ツーリングは楽しめるのか?

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